
いよいよ泣いても笑ってもインベント当日!!
これまでの準備から“なるようになれ”状態ではありますが、一つだけ準備できないこと。それが天気!!
平年並みに冷え込んだこの日、海抜約1400mの高地である清泉寮の最低気温は−5度C!! これだけ寒いのもひっさびさのことで、芝生に駐車していたクルマも凍っておりました。せっかく洗ってきたのに私の3rdも氷が溶けたら汚れてしまいました(泣)。
その寒さも手伝ってか? 空気がとても澄んでおり、
画像をご覧のように、もうこの上ないほどの好天!!
彼方には終日、富士山がふもとまでバッチリ見えたほどで、
こんな日はそうそうありません。
というより、23年と長年開催しているイベントではありますが、
おそらく過去一番天候に恵まれたのではないか? と。
参加された方はラッキーだったと思います。
さて、今年の私の役割は…というと、ホールイベント全体の
企画・構成・ディレクターと、完全に裏方に徹しておりました。

午前中は手始めに「J58Gへの想い」を放映。
これは1987〜1988年頃にユーノスロードスターの名称が決まる前の
開発コードで呼ばれている時代に作られた映像になります。
前日の夜に当時のデザイン本部長だった福田さんとチェックしたけれど、
意外なことにこの映像の存在は知らず、初めてご覧になったのだとか!?
それもそのハズで当時の開発主査と広告屋が主体となって製作されたものらしく、
当時のマツダの役員に見せることを目的にしていたイメージビデオのようです。
まぁ、時代が時代でしたから、内容はやたらイメージに振ったもので、
延々に長くまとまりの無い映像が続き少々退屈。。。
往年の名車が延々映し出され、坦々とナレーションがつき、
バックミュージックには洋楽が数曲流れ…。これが延々約16分に渡って続きます…。
寝られない時に見たら便利なのかもしれませんが…(^^;
まぁ、そんなもんですから一言で言うなら「くどい!!」。
役員に見せるならもっと完結にできんもんかね…ってのが正直なところです。
それはさておき、、、ではその長くまとまりのない映像をナゼ見せたのかというと、
この名車の中にはアルファロメオ・スパイダーが含まれているところ。
期せずして次期ロードスターはアルファとのシャシー共用がウワサされてますから、
当時ベンチマークとしていたメーカーがマツダにシャシーを使わせてくれ!!
と言ってきたのはそれだけ認められ、因縁を感じるよね? と話を続けるためでした。
まぁ、この点については、前振り長過ぎて眠くなったかと思われます。
すみませんでした!!
さて、お次。この日の本題は参加者全員に配ったスケッチブックを使い
質問大会の親睦会!? にありました。
ここ数年じゃんけんでの軽妙なやりとりが評判!? のERFC事務局のT氏をメインに、
たまには仕事してもらおう!? ってワケで、ひでまろ会長の二人に進行を任せました。
ロードスターを通した一問一答をスケッチブックでやりとりし、
面白そうな方に話を聞いていくというスタイルです。
詳細はもうすでに参加者の皆さまが書かれている通りですが、
手前味噌ながら狙い通り盛り上がって良かったかと(笑)。
ストレートに答える方、捻った答えをする方、
面白くないと思って書いたのに、実は人から見れば、すっごく面白い話とか、
話を振ってみないと分からないもんなんだな〜と。
ロードスターの数だけそれぞれの思いや出来事がある…と改めて思うことでした。
ただ、準備不足で質問項目が少なかったり、後方からでは質問項目が見えなかったり、
改善点は山ほどあったけれど、おおむね好評のようですから、
今後また機会があったら改めてやってみたいと思います。
今年は主立ったゲストは迎えなかったり、
(とはいえ、そこは清里MTGです。
プライベートで来られた凄い方も居たんですけどね。それはナイショで)
新たな試みをやってみたり、いつもとは違った趣向の清里ミーティングではありましたが、
やはり天気に勝るものは無いってことでしょう。
この好天が今年一番印象を良くしたことに尽きます。
来年の開催は現時点ではまだどうなるかすら分からないけれど
やるなら同じ頃ではないかな…と思われます。
今年来られた方、都合で来られなかった方、
はたまたイベントの存在すら知らなかった!? という方も
機会がありましたら、来年お会いしましょう。