
いつものMメカのお店にユーノス500を入庫させたのが11月下旬のこと。
本当は即日仕上げを狙って段取りしたけれど、思わぬパーツのアクシデントや、その後の工場の都合など、モロモロの条件が重なってしまい、やっと作業が終わり今日引き取ってきました。
結局、半月ほど時間がかかったのは、ほとんどメカ指定の作業待ちみたいなものでした。
話しは少し脱線しますが、ユーノス500乗りとして知られる
某小説家のK先生の作品の中で同じような光景があります。
ディーラーのメカだけれど、作業は指名で任せるという件。
実はこのやりとり、私とMメカあるいはYメカの様子がベースであり、
そこに登場するFD乗りの女性も実在する人物です。
ディーラーメカというのも今や千差万別ですし、中には自分のクルマすら所有せず、
クルマ趣味すらない“職業だけメカ”!? なんてのもイマドキのメカ事情でもあります。
そんな中でMメカなどのやりとりが、もしかしたら良い意味で!? 奇異に見え、
それがネタとなったのは今でもちょっと嬉しく思います(笑)。
それはさておき、本当は当初の作業予定としてはパワステラックと
フロントロアアームの交換のみ行うつもりでした。
が、作業を見学していると、ついでに他もやると良いかも…
ということに気付き、追加発注をしていました。
それがフロントクロスメンバーの交換です。
消耗品でもあるまいし、本来であれば交換する場所ではありません。
ただ、我が家のユーノス500の場合、購入からずっと
フロントのキャスター角が基準値内に収まらない持病を抱えたままでした。
フロントサスペンションの土台ともなるクロスメンバーを交換すれば、
おそらく問題は解決するハズ? てなワケで思い切って決行してみたというワケです。
まぁ、思い切ったというのは値段のことでして…(^^;
保存版の冊子の古いパーツカタログでは約3万円ほどだった値段が、
現在ではほぼ倍にも高騰していたのです。
補修部品として在庫があるだけでも有り難いことは確かだけれど、
値段が倍にもなる前に早く手をつけておくんだった…と今さら後悔でした(^^;
とまぁ、そんなこんなで半月振りに握るステアリング、
今までと違ってかなりドッシリ手応えが良くなっておりました。
というか、これが本来のユーノス500のハンドリングだったのか!?
と、改めて再発見しているところです。
今回も結果的には重整備と重い出費には泣いたけれども、
これからの10年、安心してキチンと乗る投資!? と思えば
むしろ安い出費と考えることにしています。
このところ何もなく軽めのメニューだけで平穏に過ごしていたので、
久々に重めの整備をいくつかこなしていこうと思っているところです。
Posted at 2013/12/18 20:01:45 | |
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