
約1ヶ月に渡る色変え全塗装に加え、同時にちょっとだけ前倒しの車検を終えたユーノス500がついに仕上がったとの連絡が来たので、引き取りに行ってきました。
作業の初期段階からほぼ全ての行程を見学させてもらっていたし、おおまかな塗装の雰囲気もその都度その都度確認してはいたけれど、すべて組み付いた状態で対面するのは今日が初めてのこと。どんな仕上がりかドキドキです。
で、改めて対面して思ったことは手前味噌ながら、この色を選んで良かったぁ!!
Mメカの言葉を借りるなら「すげ〜こえぇ〜!!」(もちろん褒め言葉です 笑)。
色の深みやツヤなどユーノス500に
とても似合っていると思うのですが、いかがでしょうか?(^^
以前のブログにも書きましたが、このラディアントエボニーマイカという色、
その時々の明るさや光の当たり方によって見え方がコロコロ変化するので、
色の表現がとても難しい色でもあります。
この画像では一見するとユーノス500の後期型にも純正採用していた
アールバンレッドマイカにも見えてしまうし、
はたまた、HD型センティアにあったボルドーマイカにも近いように感じます。
いわゆる小豆色系というか、赤茶系の色であることは確かです。
画像ではまったく表現できていないのは残念ですが、
マイカと謳っている通りソリッドカラーではなく、
実際にはメタリックがかなり立っていて、肉眼でよ〜く見ると
思ったよりもキラキラと綺麗に光っています。
濃く深い色なのでとても傷がつきやすく、また目立つ…と聞いていたので、
通常よりも仕上げのクリアを厚めに塗ってもらうようオーダーしていました。
そのせいか? 本来の意味とは違うけれども!? 某先生の言葉をお借りすれば
ちょっと卑猥な表現ながら「ヌラヌラと光る…」と言った方がピッタリかも(笑)。
今までの平坦かつ地味なシルバーに比べてこの色はユーノス500のボディラインを
よく表現してくれているので、色気が増したように感じます。
で、せっかく付けた欧州仕様のリアフィニッシャーはというと…
その深い色ゆえに言わなければよく分からないくらい
地味な存在になってしまいました(^^;
日本のナンバープレートの下にドイツのナンバープレートでも付ければ
分かりやすかったのかもしれませんが、そういったベタな事は好まないので、
まぁ、分かる人が分かれば良いかと割り切っています。
私としては、さりげなく変える事をコンセプトとしているので、
これはこれで良かったかと思っています。
さて、仕上がったとは言ったけれども、本当の意味では完成していません。
まだバッジの類いが一切付いてないのはガラスコーティング作業が残っているためで、
これは塗装が完全に乾く目安である約1ヶ月くらいまでの間は、
ひたすらガマンガマンの期間になります。
せっかくここまで手間ヒマ金!? をかけておきながら、
ガラスコーティングまでしなかったら今までの作業が台無し、
いやいや、金をドブに捨てるくらい残念な事をするのと同じです。
もうひと手間とお金はかかるけれども、
長い目で見るなら安い投資として、もう少し頑張るとします。
約1ヶ月ぶりにステアリングを握るユーノス500。
乗り込んでしまえば、室内からの眺めは何も変わったようには思えないけれど、
ふとドアミラーを見ると、その周りが見慣れたシルバーではない事で
改めて色が違うんだなぁ〜と実感させられています。
その帰りの道中、オドメーターの距離はちょうど16万kmを迎えました。
心機一転、再スタートといったところでしょうか。