
去年のシルバーウィークは広島・三次で行われた「三次試験場50周年記念イベント」へ単身参加してきたけれど、今年は自宅から近場の富士スピードウェイで大規模なマツダイベントが開催されるというので、一家で参加してきました。
このイベントの目玉の一つでは三次50周年に続き、1991年のル・マンで総合優勝遂げたご存知、787B 55号車が実際に走るということで、クルマ大好きになった息子くんにゼヒあのサウンドを聞かせてあげたいというお題目の元、行ってきたワケですが、、、。
結果的には私の趣味や都合に始終してしまい、嫁の機嫌はすっかり↓↓↓ではありましたが…(^^;
道中、すでに会場へ向かうであろうたくさんのマツダ車が走っていたけれど、会場へ到着したら当たり前ながらどこを見てもマツダ車、マツダ車、マツダ車、マツダ車(^^;
勝手に想像するに関東圏で一度にこれだけマツダ車が並んでいるのを見たのは初めてかもしれません。
さて、事前申し込みで特別駐車場をゲットしていたので指定通りの場所へと入ると、すでにたくさんのマツダ車が勢揃い。
三次50周年記念イベントはどちらかというと、どの参加者のクルマもレジェンド的な集まりだったけれど、この富士のイベントはタイトル通り現行車のオーナーが主役といった印象。
ご覧のようにここは広島のモータープールか? というくらいデミオ、アテンザ、アクセラ、CX−3、CX−5など現役車がズラ〜リ。
特別駐車場の車両はサーキットパレードランに参加でき、車種によって1〜6までのグループ分けがされています。
ユーノス500は走行グループ4の「その他」の車両に分類されており、他にはCX−7、Sワゴン、コスモAPほかなんとタイタンまで!!(^^; 異種混合のかなりバラエティに富んだ構成となっていて、けっこう見応えあるクラスだったと思われます(笑)。
同じ走行グループ4では軽自動車も含まれるのですが、軽とはいってもやっぱりAZ-1は特別な存在ですね。かなりの台数が参加されておりました。そして熱い方が多いとつくづく思います。
参加者のクルマはひとまず置いといて目玉のひとつ、787Bをさっそく見に行くことに。ご存知787Bの55号車の他にマツダのイベントでは初お目見えする18号車も同時に展示されておりました。
三次でもこんな姿を見る事は出来なかったから、これだけでも来た甲斐があるってもんです。
この日のために息子くんのお勉強用に787Bのトミカをプレゼントしていたけれど、分かってくれたかしら(^^;
さて、787Bも去ることながら、とある方を探して人をかき分け、かき分け歩いていると「Tさん!」(私の名前)と声をかけられ振り向くと…。MSのNさん!
787Bの55号車が来ているなら、きっとNさんも来られているだろうと思い探していたところ先に声をかけられて、なんだか嬉しかった(^^
なかなかない機会です。ここぞとばかりに息子くんと記念撮影をお願いしても気さくに応えていただきました。ありがとうございました! かなりいい記念になりました。
久々にNさんとお会いできて雑談していたところこの富士のイベント、マツダの社員だけでも150人体制で観光バス3台で移動、これだけの大所帯だからホテルも貸し切り状態だったそうで…。
ほんと、お疲れさまです!
ちなみに出走前の55号車の前で黒山の人だかりの中、お仕事中のNさん。かっこいいですね(^^
めちゃめちゃ端折って言えば、彼が居なかったら787B 55号車は走りません!!(^^
とだけは言っておきます。
また、プライベートで清里MTG、遊びに来てくださいね。
サーキットパレードランが始まり、見に行くとすでに走行グループ1のCX−5やプレマシー、ビアンテなどのミニバン/SUVが終わり、RX-7/RX-8のグループ2が走行開始していました。
当たり前だけど富士のストレートがマツダ車で埋め尽くされております(^^ こんな光景はそうそうないもんです。
そして、走行を終えたRX-7をお出迎えに行ってきました。息子くんのお気に入りのトミカの1台はRX-7だけれど、FDもSAも買い与えてるのになぜか朱色のFCが一番なんです(^^;
なので、動いている実車を見せてあげたかったってわけです。分かってくれたかしら?(^^;
さて、定刻から少々遅れてユーノス500が走る走行グループ4がコースイン…。やっと動き出したと思ったら、事もあろうに息子くんは寝てしまい…(^^; せっかく富士スピードウェイを走っているんだぞ! と言っても仕方がなく…。残念ながらしばらくお昼寝タイムとなっていまいました。
しっかし、富士のコースをコースオフィシャルでもないのにタイタンが走ったのは、これが初めてだったんじゃないでしょうか(^^;
イベント途中で会場に遊びに来ていた清里MTG実行委員長と合流し、いろいろとマツダ関係者の方と清里の「打ち合わせ」とかご挨拶をしてみたり、一日を通して喉が枯れるほど喋り倒すくらいでした。
で、この日一番お会いしたかったけれど結局お会い出来なかったのが、みん友のゆきイルカさん!
この日スピリティッドグリーンのブラックチューンドのロードスターは1台だけでしたから、速攻でクルマは分かったんですけどねぇ。。。 せっかくなので記念に息子くん入れて証拠写真をパチり(^^ かなりキレイに乗られていますね〜。お車だけは拝見させてもらいました。よかったら今度、清里、来てくださいね。
マツダイベントですからメーカーが所有するロードスターの車台番号チェックは欠かせません。このNC、プレス4耐車上がりの車両で今はマツダが力を入れている「WOMEN IN MOTORSPORT」の練習車のようです。
自宅へ帰って車体番号を照合したところ、この車両はかつて「J-SPORTチーム」の車両だったことが判明。他にも数台、元プレ耐のNCが居ましたが、新型車へ切り替わった後の4耐車は廃棄されていたし、こうして初期の量産試作車が残ってくれているのは良いことだと思います。
さぁ、いよいよマツダ レジェンドマシンが走行する番となりました。
787Bを筆頭にRX-3やファミリア、コスモスポーツなどのレジェンドマシンから、現役のS耐マシン、デミオ、NDロードスターなどなど、新旧織り交ぜた2度とない組み合わせの車両が同時に走行しておりました。
コンデジの連写モードでは787Bを撮るのはこれが限界(^^;
他の車両は比較的撮れても787Bだけはもうフレームに入れるのが精一杯なくらい、当たり前だけど断トツで早かった!! 三次と比べてもストレートが長い分かなり速度が乗っていたようです。ほんと目の前を間近で走った迫力とはまた違った787Bが見られて良かったです。
NDロードスターはグローバルカップ車両なので、左ハンドルの当然2LのMX−5が走っておりました。すでに右リアフェンダーには練習の痕が入っています。。。
25周年記念車と同じソウルレッドに塗られ、2014年のニュル24時間レースに参戦したNCロードスターの実車も走行していました。レース中はクラッシュしてリタイアしてしまったけれども、修復されて復活していたのが嬉しかったです。
悔やむところは車体番号チェックするの忘れたこと!!(^^;
やっとここへ来てイベントの展示物などを見る余裕が出来たのは、もうすでに大半のタイムテーブルが終わりつつある頃になってからでした…。
レゴで作られたマツダ宇品工場の模型が素晴らしいのなんのって。
一度でも工場見学をしたことがあるならば、これがとっても精巧に出来てるのはよく分かります。それもそのはず。製作には3ヶ月!!もかかったそうです。生産している車両もキャロルやR360など昭和30年代の車両ってのが良いですね(^^
マツダ車の歴史を振り返るコーナーもとても充実していました。
このマツダ車の系譜もそのうちの一つで、全車が年代毎にていねいに解説してありました。こうして全体を見ると“これっきりカー”が多いなぁ〜と改めて思います。
「とーちゃんのユーノス(500)があった! あとなに?」と頭を悩ます息子くん…かどうかは分かりませんが、マツダ5チャンネル時代の車種がかなりマニアックに解説されてました(^^; 確かに象徴していることは確かなんですが、なにも“よく分からないブラザーズ”を上げてこなくても(^^; アンフィニにいたってはMS-6ですよ…(^^;
ブランド解説で分かりやすさを選ぶなら、アンフィニならRX-7でもよかっただろうし、ユーノスだったら当然ロードスターだろうし、マツダだったらファミリアだろうし、オートザムだったらキャロルでいいし、オートラマだったら…う〜ん。フェスティバ? 本当にマツダが好きというか、よく熟知した方が製作したであろう…という想いはとても伝わりました(^^;
マツダファンでもキチッと分かるというか覚えてる人の方がマレですから(^^; なんせ、急激に増えすぎたので“よく分からないブラザーズ”は当時の広報マンですら混乱していたくらいだったんですから(^^;
間もなく発売と噂されるNDロードスターのRF、きっと展示車があるだろうと思っていたら実車ではなく、あったのはデザイン検討用のモックアップでした!
う〜ん、ちょっと期待してたのに残念! 何が残念って、車体番号チェックが一番してみたかったもので!?(^^
それはさておきモックアップとはいえ、初めて原寸大を見たら思いのほかカッコいいと思ってしまいました(^^; 写真だけでは伝わらない面の躍動感というか構成のバランスは、もしかしたら幌よりいいかも…と思ったりして。NDは完全にRFありきでデザインしてると感じます。
RFの前でNDのトミカで遊ぶ息子くんはどう思っているのかしら(^^ ただ、私は買うか? と言われれば買わないかなぁ…(^^; ごめんなさいマツダさん!
というわけでイロイロな方と喋り通した1日だったので結局、“モノづくり体験”とか“人馬一体講座”とか、テストドライバーによる”サーキット走行同乗体験”は一切参加できずに終わりました(泣)。
とにかく、もっと時間が欲しい!
2日間に渡って開催して欲しい…とは言いませんが、10時から始まる体験コンテンツの時刻をもうちょっと早めて欲しいなって思いました。それでも喋り通してれば結果は同じなんですが…(^^;
また来年もゼヒやって欲しいなって思える良いイベントでした。