
BS朝日では
昭和のクルマといつまでもという自動車番組が毎週木曜日に放送されていて、旧車ファンならご存知の方が多いかと思います。
番組のコンセプトは昭和のクルマを30年以上乗り続けている人を取材するものですが、ところがどっこい、そんな方々はそう簡単に居るもんじゃないので、いろんなイベントやショップに突撃して行って、見つけるというのがこの番組の肝でもあります。
余談ですが我が家にあるユーノス500は間もなく30年の車両ではあるけれど、残念ながらそこまでの年数の所有ではないので、番組の規定にはちょっとだけハマらないんですけどね。そもそも世間的にも平成のクルマはまだ新しい部類になってしまうんですけれど。。。
それはさておき、
今週の放送を見ていてオイっ! と突っ込むところがありまして。。。。
大阪で新車から58年間、父親から受け継いだ2代目クラウンに乗られている方の紹介があったのですが、これが物凄く残念な事になってまして。。。
スペックとナレーションで“V8エンジン”と言い出しまして、クラウン エイトとごっちゃになってる。。。
番組で取材した車両は極々ベーシックな4気筒のスタンダードですが、確かにパッと見デザインが同じように見えたのでしょう。ただ一桁ナンバーは5ナンバーですし、ご丁寧にエンジンも映してあってプラグコードは4本ですから分かりそうなもんなんですが…。そもそもクラウンエイトは後のセンチュリーへと続く先祖みたいな車両ですから、全幅も全長も全然デカイんですけどねぇ。。。
4気筒と6気筒の間違いなら多少は可愛いもんだけど、いくらなんでもV8エンジンのエイトは間違え過ぎかと。多少なりともクルマがわかってる人ならどこかで違和感を感じるだろうから、こんな初歩的なミスはしないもんなんですけどねぇ。
取材に協力されたオーナーさんもこだわって乗っているだけに、きっと残念に感じている事でしょう。
ただまぁ、番組の取材中のやりとりなどの様子を見る限り制作スタッフ自体、旧車はおろかクルマそのものを知らんのだろうなぁ…という節が散見されてはいます。ただこれはこれでさほどクルマを知らない人が先入観ナシに貪欲に見つけるってのが却って番組の面白さに繋がるのかもしれないし、オーナーの人間味を引き出せるから良い面もあるかもね? と、暖かい目で見るようにはしているんですけどね。
とはいえデーター監修をしている工藤ちゃん! もうちょっとちゃんと番組を見たほうがいいぞ!(COTY選考委員になられたセンセーだけど、もともとさほど旧車に明るい人ではないのは知ってはいるんだけどねぇ…)
Posted at 2022/02/09 08:56:14 | |
トラックバック(0) |
旧車 | 日記