
ロードスターのクラブ“ERFC(ユーノス・マツダロードスター・ファンクラブ)で、 もう30年以上リアルな友人である24gontaさん。その息子さんが大学生になって、初めてロードスターに乗って学校に行った
ブログを書かれておりました。
いやぁ、なんかいい話だなぁ〜と。
と言うのも、ほんの一部ながらその成長をまるで親戚のおじさんのように見てきたので、勝手に感慨もひとしおです。
画像は今から20年前に清里ミーティングの下見と称してスタッフで事前に清里へ行った時のものです(当時はそんなこともしていたんです)。当時24gontaさんは一旦ロードスターから離れている時期だったので、せっかくならと、私が乗っていたNBのNRリミテッドにその息子さんを運転席に座らせた事がありました。
その時は教えてもいないのに大喜びでハンドルを握って、シフトノブをカチャカチャさせて立派に“運転”の素振りをした事に周りで見ていた清里スタッフも驚いた記憶があります。すでにこの時からその片鱗があったのかもしれませんね。
あれから20年。その後24gontaさんは再びNAロードスターを手に入れ、息子さんは普通運転免許証を取得できる年齢になったらきちんとMT免許を取得し、本物のロードスターに乗るようになりました。いやぁ〜素晴らしい。
これにはやっぱり環境が大事だなって思ってます。
若者世代のクルマ離れが叫ばれて久しい昨今。維持費が高いだ、魅力的なクルマが少ないだ、なんだかんだ色々言われています。まるで若者だけがいけないみたいな…。
しかし、私自身ずっと思っていることは、それ以外にも運転免許を取得できる年齢の子供がいる親の世代が、あまりにもクルマに興味なり関心がない人が多いことがクルマ離れの一つの原因になっていると考えています。
親がクルマの楽しさ、面白さを知らなければ、子供だって単なる道具として見てしまうのは当然のことです。その点24gontaさんの生活の中には常にクルマは楽しいという姿を見て育ったからこそクルマ好きに成長されたのではないかと思います。
その後私も曲がりなりに人の親になり、20年前の24gontaさんのような状況になりました。同じお子さんがいる諸先輩方々を差し置いて言うのもナンですが、人の親になるということは、現実には“形”とかそんなおままごとレベルの生易しい話ではなく、日々いろいろなことが起きます。
見えないところで様々な困難がありながらも、楽しいこと、嬉しいこと、時として悲しい事つらい事など経験して子は育っていくものです。私はその中の一つのキーとしてクルマを入れるようにしています。
今のところ我が家の息子くんも順調に? クルマ好きで成長してきているから、将来同じようになってくれたら嬉しいんだけどな…と、クルマバカの私は勝手に思っているところです。
この記事は、
息子が「ロードスターで、はじめての通学」について書いています。
Posted at 2022/09/30 11:15:36 | |
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