
息子くんのクルマ道教育という名の下に!? トミカ熱が再燃され続けていて、最近ではすっかりトミカ以外の1/64サイズのミニカーにも触手が動きまくっています(^^;
とは言っても自分が好きだったり興味があったりする車種だけをチョイスして購入してはコレクションケースに飾ってニタニタしているのですが、今日新たに1台追加したのがコチラのミニカー。
ランチアテーマ8•32です。通称テーマ フェラーリです。
トミカリミテッドビンテージ ネオでモデル化されたもので、大人向けのコレクション用ミニカーなので価格はかなり高価! けど、大好きなクルマだったのでついつい買ってしまったというわけです。
このクルマがイタリア本国で発表された時は私はまだ中学生の頃で、当時CG-TVの年末スペシャル番組でイタリア取材の時に登場したこのテーマ フェラーリを見ていたく感銘を受けました。
ご存じの方も多いかと思われますが、フェラーリ製3L V8 32バルブのエンジンを、ジウジアーロデザインのランチアテーマのボンネットに無理やり?押し込んでしまった、文字通り羊の皮を被った狼ですから、そのインパクトたるや相当なクルマでした。
で、CG-TVを見てから数年後、横浜の高校に通学していた頃に道端を歩いていると、聞いたことがないような快音を轟かせながら向かって来たのは一見地味!? なセダン。それが初めて実車を見たテーマ フェラーリでした。おそらく日本に輸入された初期の1台だったのでしょう。生で聞いたテーマ フェラーリのサウンドたるや映像を通して聞いた音とはまるで違いこれまた相当な衝撃で、高校生ながらあまりにも圧倒されてしまい、姿が見えなくなった後でも快音を“聞き届けた”ほどでした。
当時、ヤッシーこと田中康夫さんは複数台乗られていたことでも知られたテーマフェラーリ。無理くり押し込んだフェラーリエンジンは相当に手がかかったという話も散見された訳で、後々かなり安く売られていたけれど、決して手を出そうなどという無謀なことはしませんでした。ただまぁ、気になるクルマではありますからフェラーリサウンドこそ聴けないながらも、ミニカーで再現してくれてこうして手元に置いておける良さは有難いものです。
今日届いたテーマ フェラーリは前期型、いわゆるフェーズ1の赤。リアは特徴的な電動格納式のリアスポイラーがセリ出た状態でモデル化されています。
これが見えなかったら始まらないでしょう! というフェラーリ製3L V8エンジンも再現されていて満足度はかなりのものです。
ちなみに先月は後期型であるシリーズ2(左)が先に発売されていて、とりあえず購入済みでした。個人的には今日届いた前期型の方がスタイリング的には好きです。って、パッと見、違いが分かりにくいですよね?(^^;
並べてみて初めて気づいたのはナンバープレートの大きさが違うんですね。前期型は横長タイプだったとは。ちなみに後期型は電動格納式のリアスポは収納された状態で再現されています。芸が細かい。コレクションケース内に飾っておいたら息子くんもすぐさま気づいたようで、ナカナカ鋭いじゃないかとほくそ笑んでるところです。こんなところも車道教育が生きてきます!?(笑)。
トミカリミテッドビンテージ ネオのシリーズは値段は少々お高めですが、クルマ好きの心をくすぐるラインアップなのが泣かせてくれます。いつかはユーノス500も“納得がいく仕上がり”になったら登場してくれるのでしょうか?
Posted at 2023/02/01 16:38:52 | |
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