ターボうんちく3日目です。
私の知りえる中での事ですので、間違いや足りない点が多数あると思いますので、『これはこーだろう』や『これは覚えていたほうが良い』ことなどありましたらコメントください。
1980年中期頃までには国産メーカもターボ技術を飛躍的に向上させたと記憶しています。
そのため1980後期から1990年前期にかけては各社怒涛の勢いでターボ車を登場させました。
日産は4バルブDOHCのSR型/RB型ターボエンジンを開発、3代目スカイラインGT-Rを復活させ、更にはWRC参戦カーとして峠ではGT-RをカモれるパルサーGTi-Rもだしました。
おっと忘れていけないのがVG型エンジン。シーマ/レパード/セド・グロ/フェアレディZに積まれました。(確かZ32フェアレディは280PS国産第1号だったような?!)
トヨタもM型を7Mターボまで改良しソアラやスープラ(セリカXX)に載せたほか、1G型の改良と新型エンジン1J/2Jを開発しました。4気筒版では4AGを5バルブ化したり、3SGを改良して高出力だしていました。またスーパーチャージャーエンジンも手掛けていましたね。
三菱はギャランVR4発売、ランサーevoⅨまで4G63エンジンは第一線で活躍しました。V6のターボエンジンも出しましたが高評価を得たという記憶はありません。
いすゞは今はトラックのイメージが強いメーカーですが、かつては玄人好みの乗用車製作していました。特に117クーペ/ベレットGTRはいまでも旧車人気が高いです。ピアッツァもありましたね。
そして最後まで残ったジェミニ、このジェミニには1600ccのDOHCターボ&4WDをおごられ、「イルムーシャR」や「ハンドリングバイロータス」のグレードが好評でした。加えてインパクトのあるTVCMが流れてたのを記憶しています。
スバルも80年代後期に全くの新型車レガシィを突如発売し、2000ccで三菱VR-4の205psを超える220psのEJには驚いたものです。三菱とスバルのターボはこの後ギャランvsレガシィからランサーEVOvsインプレッサとして互いにしのぎを削り、2000年代国産新車からターボが消えかけた時でも身近なスポーツカーとして話題を提供してくれたと思います。
マツダに至ってはファミリアターボと言うのもありましたが、FC/FD型RX-7に搭載された13Bロータリーターボが有名ですね。当時はR32GT-Rが最高のターボ車であったとは思いますが、ドライビングを楽しむ車の一番はRX-7だったような気もします(自分も2.3回運転した事はありますが、へぼテクではどうにもなりませんでした) マツダは極めつけのロータリーもだしましたねユーノスコスモに載せた20B3ローターのターボです、短命でした伝説の車になるかも!
以上が国産ターボ車が隆盛を極めた1990年前期あたりの私の記憶です。
外車とくに欧州車のターボについてはあまり詳しくないんですよ。
でもターボと言って一番に思いつくのがBMWの2002ターボとポルシェの930ターボですね。

どちらも本物なんて買えるはずもなく、プラモデルを作って楽しんでました。
それと次の4車にも憧れました。

ランチアデルタHF・フォードRS200・ルノー5ターボ・そして悲運のランチアデルタS4 どれもラリーカーです。
現在はEVやハイブリットそしてディーゼルターボに加えダウンサイジングターボの燃費および環境対策の車が発売されています。
特に1200~2000ccのターボ車はどこのメーカーの新車カタログにも載っているよう気がします。
そして欧州車ではTSIなるターボ&スーパーチャージャーの技術力を謳ったエンジンを商戦としているようですが・・・・・・ちょっと待ったです!
日本では25年以上も前に小排気量にターボ&スーパーチャージャーのダブルチャージャーを搭載した車が市販されていたんですから。

マーチスーパーターボ! とにかく手の付けられないじゃじゃ馬だったようです。
いずれ一時消えかけたターボ車がまた再興してくるのは、ターボ車に乗る者としてうれしいですね。
これからもEV車に負けないようメーカーさんターボ車の技術開発お願いします。
※ホンダの事書いていませんでしたね。でもホンダの市販車のターボはシティターボと同じシティターボブルドックあたりしか記憶にないのです。あとレジェンドの初期型にV6ターボがあったような気もしますが? 不思議です1980年代F1においてターボエンジンで世界を席巻したホンダが市販車ターボをほとんど作っていなかったのは。
Posted at 2016/02/05 17:25:19 | |
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