
フォレスタ―スポーツ(SK5)の新車登録をしたのが2021年で、2024年には
初回車検を終えました。
今後の車検費用やメンテナンスの予定などをまとめておきたいと思っています。2023年から部品や整備費の値上げがありましたので、それも反映しています。
以下は、2025年1月時点でのフォレスタ―のSK5グレードの車検費用などをまとめたものです。
(SKE, SK9は排気量や減税等の差があり法定費用は多少異なります)
●法定費用(A)
まず、どこに車検を出すかにかかわらずフォレスタ―SK5の車検に必須となる法定費用はこちらです。
合計約52,050円になります。これが2年毎にかかります。
内訳:
自動車重量税24か月 32,800円
自賠責保険料24か月 17,650円
印紙代等 約1,600円(工場により多少上下あり)
●車検基本料金(B)
車検基本料金 = 法定24か月定期点検料+保安確認検査料+検査代行手数料
となります。この条件での金額を計算してみました。
[条件]
・スバルディーラーで車検付き点検パックを買って+2年間の点検費用まで含めた形で車検を受ける
・消耗品交換は点検パックに含まれるエンジンオイル交換・ブレーキフルードの交換のみとする
・追加整備は一切なし(追加の消耗品交換や悪いところなし)
この場合、車検基本料金はフォレスタ―は
84,245円です。
この84,245円のうち純粋に車検代として使われるのは60,860円で、残りは車検後の2年分の点検費用の前払いになります。
このスバルの車検付き点検パックの中身について詳しくは整備手帳にアップしています。
↓
スバルの車検付き点検パックの「車検」の中身をチェックしてみた
●ディーラー車検の総額
車検の総費用(A+B)は、
136,295円になります。
これに、もし追加整備があれば足していく形になります。
また、この金額は次の車検までの2年分の点検整備費用23,385円が含まれているので、それを除いた純粋な車検費用は
112,910円になります。
ちなみにBの車検基本料金はピンキリでして、民間の安い車検業者であれば1万円程度で受けられるところもあります。
仮に油脂類交換含めてそれが2万円とした場合、それ以外の交換部品・不具合がなければフォレスタ―は税金5万円を含めて総額7万円程度で車検を通せることになります。
ディーラーなら最低でも11万円、民間なら7万円、その差は4万円近くありますね。
これを高いとみるか安いとみるかは人それぞれかと。
私はディーラーの金額は、民間ではできないアイサイトの診断もしてもらえますし十分妥当な金額と思います。
さて、ここからは実例を見ていきたいと思います。
これが先ほど説明した
136,295円のパターンになります。
新車購入時は点検パックを買わないか、
車検を含まない点検パックを選び、車検の時に初めて車検付き点検パックを買う場合です。
3,5,7年目共に、車検にかかる最低費用は一律136,295円になります。
ちなみに私の場合はワイパーゴム交換も含んだアイサイト専用の点検パック(一番高いもの)を選んでいるのでこうなっています。
購入時に初回車検の費用を含んだ点検パックを買っているので、実際に
初回の車検でかかった費用は税金関係の52,050円でした。
2回目(5年目)の車検時にかかる最低の予想金額は「保証延長プラン(Fタイプ)」の48,400円を含めると約19万円となり初回車検とは大きく変わりますね。
ここからはスバルの保証延長について書いてみたいと思います。
スバルの保証は2つあり、通常は一般保証(3年6万km)・特別保証(5年10万km)となっています。
一般保証は車を構成する全部品(消耗品除く)を対象に直してもらえます。代表部品はエアコン、ナビ、パワーウインドウなどですね。
特別保証はエンジン、ブレーキ、ハンドル等の直接クルマの走行に関わる部品になります。代表部品はエンジン、ステアリング、ブレーキなどですね。
一般保証については3年6万キロ、延長すると5年10万kmですが、部品ごとに保証可能な距離や年数が定められているので、モノによってはこれより短い期間で保証が切れます。
あくまで最大の期間がそれで、最短では3年3万kmと思っておくと良いです。
詳しくは
メーカーサイトの保証・アフターサービスまで。
ここに書かれていないものは販売店へ相談となります。
そしてスバルの一般・特別保証は最大7年まで延長することができます。
スバルの保証延長のタイプは4種あり、若干ややこしいので説明します。
保証加入および継続の条件もあり、スバル特約店で定期点検および車検整備をすることが前提となっています。
新車時:Mタイプ(5年)または Qタイプ(7年)
初回車検時:Aタイプ(5年)…新車時に保証加入していない場合のみ
2回目車検時:Fタイプ(5年を7年に延長)
まとめると、7年保証に入るパターンとしてはこの3つとなります。
1. Qタイプ = 69,300円
2. Mタイプ+Fタイプ=27,500+48,400 = 75,900円
3. Aタイプ+Fタイプ=29,700+48,400 = 78,100円
予算があり7年保証して欲しいというのであれば、新車時にQタイプ(69,300円)へ加入した方がトータルではお得です。
QタイプまたはFタイプへ加入した場合、新車から
7年間は距離無制限で一般・特別保証されるので、過走行やシビアなコンディションで使われる方は良いかもしれません。
フォレスタ―SK5は初物の水平対向CB18エンジンですので、まぁそのうちオイルは漏れたりなんだりするだろうなと思っています。
元を取れるかはわかりませんが、余裕があれば2回目の車検時に保証延長プラン(Fタイプ 48,400円)へ加入しようと思っています。
最後に、点検パック車検に含まれない追加整備がどんなものがあるか、どの程度の費用をみておけばよいかは、こちらの整備手帳でまとめましたので参考にしてみてください。
「点検パック車検での消耗品交換、車検までの事前準備について」
追加整備は、修理交換が必要(必須)なものと、予防整備(任意)に2種に分かれますが、後者を勧められるがまま行うと費用がガッツリ増えていきます。
私はディーラー以外のショップも頼りにしつつ費用を抑えるつもりです。そして浮いたお金で保証延長プランを選べば良いかなと。