ラゲッジルームのデッドニング
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ラゲッジフロア部のデッドニングを行いました。これは効果絶大で、とても静かになりました!
リヤバンパーは作業時に傷つかないように養生テープで保護しておきましょう。
使った道具や工具は、普通のハサミ、クリップはがし、養生テープ、ガムテープ、圧着用にローラー、脱脂用にシリコンオフです。
材料はこちらで、パーツレビューに全部アップしています。かかった費用は全部で1万円未満です。
●材料
ノイサス制振シートが3個
オーディオテクニカのダンピングアブソーバーAT-AQ460が2個
3M シンサレート吸音シート特大が1個
※材料にもこだわりがあります。ノイサス制振シートは、類似品のレジェトレックスより比重があり高性能です。また他の類似品としてレアルシルトもありますが、レアルシルトは経年で剥離する不具合を多く聞くので使いませんでした。
2
スペアタイヤを外して、ラゲッジ下に付いている部品を全部外してラゲッジフロアだけの状態にします。
工具を使ったのは左右のここだけ、それ以外は手だけで外せますので、簡単です。
ここはクリップはがしがないと外しにくいので気をつけて外してください。
3
こんな感じになったら、掃除してゴミやほこりを取り、シリコンオフなどで脱脂して材料を貼る準備をします。
参考にしたのはAQUAのフォレスターの動画(ラゲッジフロアのロードノイズ対策)でして、内装の外し方や、材料を貼る場所などはこちらを見てイメージしておくと良いと思います。
https://youtu.be/FtBKdsS6OMY 4
後でシンサレートを敷く箇所以外は、制振と吸音が両方できる素材(黒色のダンピングアブソーバー)を貼りました。
シンサレートを敷くところは制振素材(銀色のノイサス制振シート)を使いました。
それぞれ、ローラーで圧着します。ローラーがなければヘラでも圧着可ですが時間がかかります。
5
ノイサス制振シートと、オーディオテクニカのダンピングアブソーバーを組み合わせて使いました。
手でコツコツ叩きながら、音が響く箇所に貼りました。真ん中が特に響いていて、純正でも何か灰色の制振材で対策されていましたが、その上にもさらに貼りました。
6
後部座席側から見るとこんな感じです。
制振材(銀色)はこんなに多く貼らなくても効果がありすが、余ったので貼っただけです。
制振材を2つに分けた理由は費用です。オーディオテクニカのもの(黒色)は価格が高いので、全部で1万円を超えないように要所要所で使い分けました。費用をかけなくても十分な効果があります。
7
後部座席の後ろについていた部品です。クリップ3箇所だけなので、外す時は上に引っ張るだけで外せます。
この部品に脚が何箇所かあるので、そこに干渉しないように制振材を貼ります。
脚が付く場所に貼ってしまうと戻した時に少し浮いてしまうので、制振材をその部分だけカットして調整すると良いです。
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シンサレートの吸音断熱材を敷き詰めて、位置ずれ防止程度にテープで少しだけ固定したらスペアタイヤを戻して完了です。
シンサレートを選んだ理由は断熱や吸音目的もありますが、簡単に外せるからです。
スペアタイヤ下には雨漏りや水入りがあった場合の排水ゴム穴が2ヶ所あるので、シンサレートならそれらを塞がずに置くだけで済みます。
施工の結果、ビックリするぐらい静かになり、走行したら笑ってしまいました。
ここから音がかなり入っていたことがわかりました。
運転席からでもハッキリわかるほど、後ろから音が聞こえてこなくなりました。
ロードノイズだけでなく、マフラーからの排気音も聞こえなくなり、これは後部座席に座る人はだいぶ快適です。
そして!車内の会話が楽になりました、特に前後席間で、声が小さくても普通に会話できます。
時間は5時間ぐらいかかりましたが、材料費は1万円もせず、自分で簡単にできたので、これはコスパが高いデッドニングだと思います。
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