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2014年02月16日

F20-116iを523iや320iと比べてみる

F20-116iを523iや320iと比べてみる ◆ BMWばかり買っている

もともと車の運転は好きだった。けれども車は快適な道具であって、趣味というほどでもなかった。ところがBMWに乗ってからは、車は趣味以上の生き甲斐になった。運転がとても楽しかったからだ。それも並の楽しさではなく、自分の中に眠っていた「車好き」の血を覚醒させた。もっと早く目覚めていたら、自分の人生は間違いなく変っていただろう。
それが自分にとっての「BMW」だ。
長い間国産車に乗っていたし、目覚めてからも、それなりに他のメーカの車にも乗ってみている。けれども、BMWほどの魅力を感じることはできなかった。妻も同じようなことを言っている。だから二台目もBMWになってしまった。

◆ 新しい仲間と古い仲間

来月には、新しい仲間のF20-116iが我が家にやってくる。最新の2014年モデルではあるものの、BMWのエントリー車と言われる1シリーズの中でも、最も小さなパワーの車だ。それでも、この116iは不思議に魅力的な車なのだ。その不思議を少しでも解き明かしたくて、かつて乗っていたE91-320iツーリング、そして今乗っているF10-523iセダンなどの古い仲間と比べてみた。自分の体感での比較なら、わかりやすくなると思ったからだ。 最初は、この三台の車の主要諸元を表に書いた。

車 名 F20-116i E91-320i(前期型) F10-523i(前期型)
サイズ 4,340×1,765×1,430mm 4,525×1,815×1,450mm 4,920×1,860×1,470mm
ホイールベース 2,690mm 2,760mm 2,970mm
トレッド F: 1,520 / R: 1,555mm F: 1,500 / R: 1,515mm F: 1,600 / R: 1,625mm
トレッド比 1.7496 1.8308 1.8419
タンク容量 52L 60L 70L
車両車重 1,430kg 1,540kg 1,790kg
エンジン 直4ターボ [N13B16A] 直4NA [N46B20B] 直6NA [N52B25A]
総排気量 1,598cc 1,995cc 2,496cc
内径/行程 77.0 / 85.8mm 84.0 / 90.0mm 82.0 / 78.8mm
圧縮比 10.5 : 1 10.5 : 1 11.0 : 1
最大出力 100kW〔136ps〕
/4,400-6,450rpm
110kW〔150ps〕/6,200rpm 150kW〔204ps〕/6,300rpm
最大トルク 220Nm〔22.4kgm〕
/1,350-4,300rpm
200Nm〔20.4kgm〕/3,600rpm 250Nm〔25.5kgm〕
/2,750-3,000rpm
P/Wレシオ 14.30kg/kW 14.00kg/kW 11.93kg/kW
T/Wレシオ 6.50kg/Nm 7.70kg/Nm 7.16kg/Nm
ギ ア 8速AT 6速AT 8速スポーツAT
変速比
[1速~後退]
116i : 4.714/3.143/2.106/1.667/1.285/1.000/0.839/0.667/3.295
320i : 4.171/2.340/1.521/1.143/0.867/0.691/―― / ――/3.403
523i : 4.714/3.143/2.106/1.667/1.285/1.000/0.839/0.667/3.295
ファイナルギア 3.077 3.909 3.385
トータル比
[1速~後退]
116i : 14.505/ 9.671/ 6.480/5.129/3.954/3.077/2.582/2.052/10.139
320i : 16.304/9.147/5.946/4.468/3.389/2.701/ ―― / ―― /13.302
523i : 15.957/10.639/7.129/5.643/4.350/3.385/2.840/2.258/11.154
加 速 8.7sec (0-100km/h) 9.4sec (同左) 8.7sec (同左)
燃 費 16.6km/l 11.4km/l 11.2km/l
価 格 308万円
[+40万円、M-Sport]
437万円 610万円
[+49万円、M-Sport]



◆ 116iの旋回性と安定性

まず、三台のディメンション(車の寸法)に注目すると、最も小さい116iの数値の中で、唯一トレッド(左右タイヤ間の距離)の値だけが320iよりも大きい。車幅は320iよりも狭いのに、トレッドがそれより広いということは、タイヤが外側に張り出している(いわゆるツライチ)という意味だ。その効果は、見た目の向上よりも、ローリング(左右の揺れ)を抑えて旋回安定性を向上させることの方が重要だ。

そうは言っても、大きな車ならトレッドも広くなる。だから、ホイールベース(前後タイヤ間の距離)とトレッドの関係(比率)を見れば、その車の動きの特徴がわかる。ホイールベースが長い車は、ピッチング(前後の揺れ)やヨーイング(蛇行)が抑えられて直進安定性が優れるのだ。

車 種ホイールベーストレッド平均比率面積順 
F20・1er2,690mm1,537.5mm1.74966
E88・1er2,660mm1,497.5mm1.77639
E87・1er2,660mm1,490mm1.785210
F30・3er2,810mm1,551.5mm1.81123
E30・3er2,570mm1,410mm1.822712
E90・3er2,760mm1,507.5mm1.83085
E60・5er2,890mm1,570mm1.84082
F10・5er2,970mm1,612.5mm1.84191
E46・3er2,725mm1,475mm1.84758
E39・5er2,830mm1,515mm1.86804
E34・5er2,765mm1,477.5mm1.87147
E36・3er2,700mm1,415mm1.908111
この表は2年余り前に書いたが、歴代1・3・5シリーズ各車種のホイールベースとトレッドを調べ、トレッドを 1 とした場合のホイールベースの比率を小さい順で並べたものだ。

F20・1erがトップとなっているが、おおむね 1・3・5シリーズの順で、しかも新しい車種ほど、ホイールベース比が小さいこと、つまり直進安定性よりも旋回安定性が重視されていることがわかる。ちなみに、2シータのE89-Z4は「1.6254」で、これはいわゆる「スポーツ・カー」の比率となる。

なお、「ホイールベース×トレッド」の値を「面積」として、その順位も記した。F10・5erが最大なのは予想通りとしても、7位のE34・5erを抜いた、6位のF20・1erの大きさは、それが旋回性のみならず、かつての5シリーズ並の安定性をも備えたことを示している。




◆ エンジンの力と出方のいろいろ

次は三台のエンジンを見てみると、最大出力(パワー/馬力)は、523iが150kW〔204ps〕、320iが110kW〔150ps〕、116iは100kW〔136ps〕と、車名の数字通りの順番となっている。それに対して最大トルクの方は、523iが250Nm〔25.5kgm〕、その次が220Nm〔22.4kgm〕の116i、そして200Nm〔20.4kgm〕の320iの順となって、最下位が逆転している。さらに、その発生回転数の低さでは、わずか1,350回転から最大トルクを生み出す116iがトップとなる。

これらがわかりやすく見られるように、dyno(出力特性)グラフを描いた。なお、参考のために
F20-120i(125kW〔170ps〕/4,800-6,450rpm、250Nm〔22.4kgm〕/1,500-4,500rpm)と
E87-116i(85kW〔115ps〕/6,000rpm、150Nm〔15.3kgm〕/4,300rpm、前期型)のデータも加えた。

グラフの色には、インペリアル・ブルーの523iに青、スパークリング・グラファイトの320iには灰、バレンシア・オレンジの116iには橙を使った。参考のF20-120iは黄緑、E87-116iは赤を使って見やすくした。

上に書いたように、三台の最大パワーは青、灰、橙の順だが、最大トルクは青、橙、灰と順位が変っている。

そもそもこの橙のラインには、同じエンジン仲間の黄緑(120i)とともに、パワーにもトルクにも、それぞれ平らな頂点があるという、他のラインとは異なった点がある。

これがターボ・エンジンの特徴で、それによって、1.6Lという小排気量にも関わらず、黄緑は青に迫り、橙は赤(E87-116i)を大きく上回り、さらに灰をもしのぐような力を持つことになった。




◆ 車の重さとトルク、パワー

ところで、今までにも色々なエンジンのdynoグラフを描いてきたが、今回のように異なる車種のエンジンを、一つのグラフに重ねて見ながら加速感を想像するような場合には、無視できない問題がある。それは車種それぞれの重さだ。

この問題に対しては、上の主要諸元表の「P/Wレシオ」(重量を最大出力で割った値)や「T/Wレシオ」(同じく最大トルクで割った値)を参考にすることによって、それぞれの車の加速感のイメージを補正することができる。ともに、小さい方が有利となる。

この「P/Wレシオ」の順で見ると、523i(11.93kg/kW)、320i(14.00kg/kW)、116i(14.30kg/kW)となり、それぞれの重さを考慮しても、パワーそのものの順位と変りはなかった。ただし、その差はだいぶ縮まっている。
しかし「T/Wレシオ」の順位では、116i(6.50kg/Nm)、523i(7.16kg/Nm)、320i(7.70kg/Nm)と、ついに116iがトップに躍り出ることとなった。

そこで、これらもわかりやすく見られるように、重量比によって補正したdyno(出力特性)グラフを描いた。116iを基準としたため、320iと523iのパワーやトルクの値が下がっている。これらを[DACOR](data corrected)と記した。

このグラフは「自分の計算はどこか間違えていたのではないか」と何度か考え直したほど、意外なものだった。トルクばかりでなく、5,000回転もの高回転域に至るまで、116iのパワーは、320iはむろん523iをさえも上回っていたのである。

116iの重量1,430kgに対して、1,540kgの320iは110kgも、さらに1,790kgの523iは360kgも重いのだが、その重量差は、このような形となって現れるのだ。道理で、116iを試乗して「これはいいなぁ、ラクで楽しいなぁと感じ続けていた」わけだ。

もちろん、これはあくまでも机上の計算に過ぎない。車という物理的な実体が本当に走ることには、エンジンの力と重さ以外の、多くのいろいろな要因が関わるものだ。だが私は、ことBMWというメーカの車は、こうした数値的なデータを、ハッキリ体感して確認しやすいと思っている。だからこそ、BMWが好きなのだ。




◆ 116iのフラット・パワーとギア

ここではちょっと比較を離れて、116iのターボ・エンジン特有のパワーの出方とギアの関係を見てみたい。下のグラフは、F20-116iや120iに共通する、8速ATのギアの、各速ごとの回転数と速度を示したものだ。

グラフ中の薄い赤色の部分は、dynoグラフで言えば、フラットな最大トルクのラインが続く回転数の範囲だ。パワーは「トルク×回転数」なので、フラットなトルクが維持されている間は、回転数に比例してパワーも上がっていく。要するに、エンジンを回すことでパワフルな加速感が楽しめる部分だ。

1速なら40km/hまで、2速なら60km/h弱まで、3速なら80km/h強まで、4速なら100km/h強までがそれにあたる。もちろん、同じ速度でも高いギアを使えば、低回転域でも豊かなトルクを生かした、緩やかで安定的な加速が楽しめるし、燃費にも良い。常用域で扱いやすいターボ・エンジンの長所だ。

その上の薄い黄色の部分は、dynoグラフで言えば、フラットな最大パワーのラインが続く回転数の範囲だ。トルクはだら下がりになっているので、エンジンの回転数をいくら上げても、それ以上のパワーは得られない。要するに、いくらペダルを踏み込んでも加速感は小さく、頭打ちが感じられる部分だ。

1速なら40~60km/hまで、2速なら60~85km/hまで、3速なら85~120km/h強まで、4速なら100~150km/hほどまでがそれにあたる。けれども、特に3速と4速の100~120km/hのように、速度域が重なっているなら、100km/hを超えたらさっさとシフト・アップして4速で走った方が、パワーの上でも燃費の上でも効率的のように思える(と言うよりも、100km/hを超えたらアクセルを緩めましょうw)。

しかし、もしも最大加速を続けたいのなら、フラット・パワー帯の間でも、やはり可能な限り低いギアを選んでアクセルを踏み込み、エンジンを目一杯回し続けた方が良い。なぜなら、より速く、より高い回転数で次のギアにバトン・タッチ(シフト・アップ)すれば、最大パワーを生かしたままで、さらにその次のギアにバトンを渡すことができるからだ。その事を、次に他の二台と比べながら見てみたい。




◆ スムーズなギアのバトン・タッチ

下のグラフは、116iと320iと523i各車のエンジンに組み合わされたギアの違いによる、1速~8速(320iは6速)の各速それぞれのパワーと速度の関係を表したものだ。先の場合と同じように、320iと523iのパワーには、車重を考慮した補正を加えてある。

ラインの色は、前と同じように116iが橙、320iが灰、523iが青(水色)だ。ここで注目したいのは、他の二つと違って頂点がフラットな橙ラインは、各速のギアが重なり合っているところだ。しかも、1速と2速は、ちょうど100kWのパワー・ピーク帯が終わる頃に、次のギアがピークを迎えるようにつながっている。つまり、ギアのバトン・タッチがとてもスムーズで無駄がないのだ。

また、橙ラインの傾きの大きさ(パワーの立ち上がり方の早さ=加速の強さ)も注目に値する。523iと同じ8速ATとはいえ、116iのファイナル・ギアは3.077と、523iの3.385よりもワイド寄りだが、それでも大きなトルクの助けによって、フラット・パワーに至るまでの間は523iよりも加速が強い。

左のグラフは、上のグラフから各速ギアの重なりを消して、スタートからアクセルをベタ踏みして150km/hに達するまでのギアとパワーの関係を示したものだ。

これまで触れなかったが、上の諸元表のように、116iの0-100km/h加速は8.7秒と、523iと同じで、320iの9.4秒を抜く(ただし条件にバラツキがあるので厳密なタイムではない)。

その理由は、常に100kWの最大パワーを維持し続ける116iの、この直線的なギアのつながり方以外には考えられない。※打ち消し線については追記参照




◆ F20-116iの不思議な走りの魅力

こうしてF20-116iには、第一にスポーティなディメンションによる旋回性と安定性、第二に軽量ボディによって320iを抜き、523iに匹敵するターボ・パワー、第三にフラット・パワーをスムーズにつなぐギアが生み出す加速という長所を持っていることがわかった。

けれども、その不思議な走りの魅力には、まだまだ他にも色々な要因があると思うし、ここで調べたことにしても、それが本当に正しいのか、実際に走らせて検証する必要がある。そんなことを考えながら、納車までの日々を待ちたいと思う…が、これは自分のではなくて、妻の車だった。





※ 2/17追記 … 116iは「オーバーブースト機能」を備えていることがわかった。
'BMW Mediainformation 7/2011'(←クリックするとPDFのダウンロードが始まります)のp.19~p.20には以下のように記されている。

"The four-cylinder engine of the new BMW 116i too provides significantly improved driving dynamics compared to the predecessor model. It has an output of 100 kW/136 hp at 4,400 rpm and a maximum torque of 220 Nm between 1,350 and 4,300 rpm. What is more, the overboost function temporarily increases this torque figure to 240 Nm between 1,500 and 3,500 rpm, for an extra surge of acceleration. The car takes 8.5 seconds to reach 100 km/h from a standing start, and has a maximum speed of 210 km/h."

[訳]
「ニューBMWの116iの4気筒エンジンもまた、先代モデルと比較して大きく改善されたドライビング・ダイナミクスを実現しました。このエンジンは100kW/136馬力の出力(4,400回転)と220Nmの最大トルク(1,350回転から4,300回転まで)を持ちますが、それに加えて、急加速が必要な時には、オーバーブースト機能が一時的に240Nm(1,500回転から3,500回転まで)にトルクを増やします。その結果、116iは8.5秒の0-100km/h加速と210km/hの最高速度を得ました。」
(「8.5秒」はおそらくMT車の数値。筆者注)

つまり、116iが0-100km/h加速で523iと並ぶ理由には、このオーバーブーストによる20Nmものトルク増大もあずかっていたのだ。これは120iのデチューン版としか思われていなかった116iの「隠された爪」と言えるだろう。この場合のdynoグラフは下のようになる。







※ 2/18追記 … 知床のオジロワシさんのリクエストで、F30-320d(380Nm、135kW)の車重1,550kgを基準とした、BMW各車種のdynoグラフを描いてみた。320dの比較対象には、F20-116i(ブーストアップ時)とF10-523iのほかに、オジロワシさんがお乗りのE90-323i(230Nm、130kW)、および320dのライバル車となるF30-320i(270Nm、135kW)を加え、E91-320iは省いた。また、320dのトルクが大きいので、グラフの左軸のスケールは大きく取ってある。

本来、320dと320iはともに同じ135kWのパワーを持つが、320dの車重1,550kgに対して320iは1,510kgと40kg軽いために、見かけ上のパワーは大きくなる(グラフ全体を覆うような、とても良い形に見える)。同じように、さらに軽量な116iのパワーも大きくなっている。逆に重い523iのパワーは小さくなっている。

トルク・カーブでは、さすがにディーゼルらしく大きな320dの緑ラインが目立つ。けれども、2.813というワイドなファイナル比の8速ATを備えていることもあって、実際の運転感覚としては、このグラフのような突出感はなく、ナチュラルで扱いやすい。

また、323iとほぼ同じパワーが、それよりもはるかに大きなトルクによって引き出されるので、完成度の高いF30のボディとともに、新しい「駆け抜ける歓び」が感じられそうだ。


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Posted at 2014/02/16 03:35:20

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この記事へのコメント

2014年2月16日 3:52
おはようございます。お疲れ様です。
すごい記事ですね、驚いております!

しかし、F20小さなクルマとは云い難いくらいですね。
0.7シリーズが必要か(笑)
BMW2台体制楽しみですね。
はてさて、F10がどうなることやら!?(笑)
コメントへの返答
2014年2月16日 15:16
鬼瓦権平さん、こんにちは!早速のコメントありがとうございます。

F20は「BMWの中では」最も小さな車です(笑。特に、二台態勢になると、方やF10、方やF20ってわけで中がなしの大と小の組み合わせになりますからね~。

F10は…育て続けますよ!直6のエンジンが欲しくて買ったボディなので。
2014年2月16日 5:34
BMが8速4気筒ターボに揃えた時、費用対効果など色々な角度から考えたら、116はかなり優れているなぁ!と私も思いました(*^^*)

納車後も期待を裏切らないでしょうね☆

ちなみにBMW本社、4気筒生産ラインへの設備投資分はまだまだ回収出来てないとの事でした^Д^
コメントへの返答
2014年2月16日 15:22
ブヨヨンさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

4気筒生産ラインへの設備投資分がまだ回収できてないって、ホントですか。ちょっとビックリ。コスパの良すぎる116iじゃ、あまり赤字を埋められないでしょうね(笑

私が最近聞いたのは、i3とかi8の工場が、他とは別の所にあって、人が動く音しか聞えてこない(工場としての環境対策)とか、もちろん回収には至らないので、かなり莫大な資金が投入されている、ということです。世界のBMWじゃなきゃ、到底できない投資ですね。
2014年2月16日 5:37
スパグラさん、おはようございます。

ライブ放送で連日のオリンピックを楽しみ、朝夕が逆転しております。
葛西選手の銀メダルを見て、これから心地良い眠れそうです。

ところで、スパグラさんの分析にはいつも頭が下がる思いです。
感性を図表に表すような試みであり、色々な数値を読み解いていかないとならないので、かなり難しい作業だと思います。
私なんかでは頭で整理しきれません・・・

もっぱら感性だけの立場でいうと、音というのも車の運転にとって重要な要素です。
同じ加速性能でも排気音が違えば、実感として別のものになりますし、アクセルを踏む楽しさも変わってきます。
BMW社はこういう部分にもしっかりこだわっていると思います。

また、機会があれば、ぜひBMW社以外のメーカーとの比較にもチャレンジして頂きたいと思っています。
コメントへの返答
2014年2月16日 15:41
ラガーあきさん、こんにちは!遅い(というか早い)時間に読んでコメントまでいただいて、どうもありがとうございます。

うちではオリンピックはほとんど録画して後から見ているので、何とか日常生活を維持しています。

お褒めのお言葉ありがとうございます。でも私の分析は、ネットなどで手元に集められるデータだけを元にして、まったくの素人の発想で、車に対する乏しい知識を駆使しながら(笑、わかったようなことを書いているだけです。プロから見たらひどいもんだろうなぁ(笑。

感性を図表に表す、というのは、確かに私の目指すやり方の一つで、それはそれで面白くて、嵌まります。ただ、数値の読み取り方は、確かに色々難しいです。特に、最後のグラフで、116iだけが150km/hで5速まで使っている理由がきちと説明できていません(汗。他にも、シフト・チェンジ時のトルコンのパワー伝達の要素が、上のグラフにはまったく反映されていないとか。これは補足して書こうと思ったんですが、さらにわかりにくくなるので今回はやめました。

音ですか。それで最初に思いつくのは、4気筒ターボの回転と音の特徴ですね。フラット・パワー域でも、回転数の上昇につれて音も上がっていきますが、NAの音の上がり方とはちょっと違う感じがします。それに直噴特有の音もありますね。この辺は320iや523iとはだいぶ違います。

それでもBMWにはエンジン音のチューナがいるそうですから、色々工夫はあるはずですね。これは自然なエンジン音のことですが、最近知ったのですが、M5/M6などで採用されているサウンド・ジェネレータは、4気筒ターボのZ4にも使われているとか。チューナにはくやしいでしょうね。

BMW以外のメーカの車は、サイズくらいならともかく、性能の数値の計り方や評価の基準が異なると思いますので、比較は難しいですね。特に国産車となるとお手上げですね。
2014年2月16日 6:32
スパグラさんおはようございます♪
ご無沙汰しております。
F20いいですよ(゚∇^d)

納車オフやりましょう♪
コメントへの返答
2014年2月16日 15:45
ひろぼん-F20さん、こんにちは!コメントありがとうございます。
こちらこそご無沙汰です。やっぱりF20良いですか。私も前から良いなぁと思っていましたが、本当に買うことになって、改めて色々調べてみて、驚くことばかりです。すべての面で、E87からの進化はものすごいですね。私も前の車が先代の1シリーズだったので、その意味でも今回の116iはとっても楽しみです(^^)
4月に入ったらオフ会しましょうね!
2014年2月16日 7:27
いつものように、スゴイ解析ですね。
オーナーならではで非常にわかりやすいです。
今日、雪も解けてきたので、M135に乗ってパワーだけでない1シリの旋回性や安定性を体感してみます。
コメントへの返答
2014年2月16日 15:47
CORTEX [コルテックス]さん、こんにちは!コメントありがとうございます。
長くて面倒な記事を読んでいただいて、どうもありがとうございます。オーナーの熱意がなければなかなか書けません(汗。
おお、M135i乗れるようになりましたか。良かったですね!インプレ楽しみにしています(^^)
2014年2月16日 8:09
おはようございます。
スパグラさんの解析を読んでいると、BMWというメーカーの考えもわかってくるような気がします。

納車が待ち遠しいですね。

コメントへの返答
2014年2月16日 15:49
エグさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

BMWが好きで、その特徴や魅力の秘密を知りたくて、ずっとそんなことばかりにこだわっています。本当はBMWに行って直接聞きたいです(笑。

納車はやっぱり来月末で、まだしばらく先です。こんな妄想をする時間が多すぎで、嬉しいというか辛いというかw
2014年2月16日 8:56
単純にパワーウェイトレシオで言えば、116が楽しそうですね。
でも、BMWって数値だけで語れない、おいしい魔物がすんでいますので、それぞれのおいしさが居る筈ですよね。

数値化の師、スパグラさんにお願いがあります。 この曲線に320dを入れて頂けると幸いです。
無精者の私、自分で入れる能力が・・・
コメントへの返答
2014年2月16日 15:55
知床のオジロワシさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

数値だけで語れないおいしい魔物って、まさにその通りなんです。523iの直6のことは、この記事ではまったく触れていませんし。320iと523iのパワー感の違いも、単なる量の問題ではないものがあります。この辺も、直4ターボには特有のものがあるので、納車後にもあれこれ考えてみたいです。

それはそうと、オジロワシさんは320dでしたね。前の記事に頂いたコメントへのレスでは、N20B20のことなんて書いて、あとでしまった!と思いました(汗。

で、上のグラフに320dのN47を、しかも重量補正まで加えて入れると、どうも大変なことになる予感です(汗。後ほど、追記しますね。
2014年2月16日 9:45
スパグラさん、おはようございます!
素晴らしい分析ですね。これはブログではなく記事ですね。
一般の雑誌よりも興味深いです。
一番最後のくだり・・これは自分のではなくて、妻の車だった。
という部分が最高です(^_^)
コメントへの返答
2014年2月16日 15:58
菊谷 勝利(川口のかつ♪)さん、こんにちは!コメントありがとうございます。

お褒めのお言葉、どうもありがとうございます。私のアプローチの仕方は、いかにも素人の発想と解釈なので、あまり雑誌にはないと思います。というか、使い物にならないかと(汗。

そうなんですよ、ついつい夢中になって女房の車だって事を忘れがちです(汗。ヤバイです。
2014年2月16日 9:49
素晴らしい~♪
F20-116iの購入にあったってここまで分析されたんですか?それともあえて購入後に分析?

またまた、読み入ってしまいましたww
スパグラさんの記事は、私みたいな、クルマ用語を知らない人でも明確に理解できる説明がすばらしいです。よって、拝読させて頂く事で、いろいろと知識が付いてしまう、自分にとってはあり難い内容でもありますww

他車と比較したデーターから見える、F20-116iの優位性も机上で確認し、改めて体感するといったプロセスを踏むとそのデーターが確かである喜びはひとしおかも~♪

BMWのモノ作りへの拘りを感じさせてくれる内容でもあります!
コメントへの返答
2014年2月16日 16:06
かれんこパパさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

はいもちろん、綿密な分析の結果、その良さが十二分にわかってからの購入…なら格好イイですが、全然そんなことはないです。買うと決まって、気持ちが強く向くようになって、ようやく着手です。格好ワルイです。

いえいえご謙遜を。ただ、私の発想で出来上がっている論理なので、変なところが多いと思います。後でちゃんとした本を読んで、頭を清めてください(汗。

そうなんですよ、検証がしたいです。523iの方は、去年の今頃、速度とギアの関係をビデオに撮って分析しました。もっときちんとやりたくて、新しいカメラを買おうかと思って価格コムを見ているうちに、オーディオ趣味が発生して、うやむやになりました。でも今は納車を控えてますから、かなり本気で進めそうです!飽きる頃までは(汗。

私もBMWのモノ作りへの拘りを、もっともっと知りたいです。誰かわかりやすく教えてくれないかなぁ。


2014年2月16日 9:59
スパグラさんのデーターに基づいたグラフ化による解析には驚かされ、頭をフル回転させて取り込んでおります。私が116iを峠で試して最初に感じたのが、登り坂でこれまでの車なら踏み足すところを大排気量車のように登ってしまうことでした。このトルク感はかなり頼もしいですね。
コメントへの返答
2014年2月16日 20:14
ディークさん、こんばんは!コメントありがとうございます。
実際に116iにお乗りの方からのコメントはありがたいです。何しろ机上の空論の段階ですので(汗。
峠の登り坂にも強いんですね。やっぱり軽量なボディと大きなトルクが良い働きをしているんでしょうかね!
2014年2月16日 10:03
相変わらずの素晴らしい記事に感動です!BMWを科学する!スパグラさんの記事って製本したら売れそうですよね!w BMWの、特に1,3,5を買おうと思ってる人にはバイブルになると思います

ところでF20のファイナルって523よりハイギアードなんですね。意外でした。それと共に4発の523より6発の523の方がローギアードとか。これもまた意外。ちょっと読んでて思ったのは、F20に3.385のファイナル入れたら、それだけでかなり鋭い加速をするようになっちゃったりするんじゃないかなって思いました。523より車重が軽い分、それだけで、例えば0-100km/h加速が良くなるような気がしますが、これって気のせいですかね?
コメントへの返答
2014年2月16日 20:41
Nlogさん、こんばんは!コメントありがとうございます。

本にしたら売れますかね?!もし儲かったらあの車を買ってこの車を買って…(妄想…皮算用で終わりですねw

F20がハイギアードだったの、意外だったでしょ。普通、小さいエンジンほど回しますもんね。これはF20がハイのデメリットを上回るターボ・トルクを持っているからなんですね。そして逆にハイの長所を生かして、良い燃費を稼いでます。
523iの方も同じ理屈で、ターボの方がハイですね。逆に言えば、直6NAは回すエンジンであることが宿命づけられているわけで、燃えますw
で、もちろんF20をローギアードにすれば、より加速力が上がります。気のせいじゃありませんよ!
同じ8速ATの中で、ファイナルの種類は6種類です。前に書いたことですが、ここにもコピペしておきますね。
グループA(2.813)=320d、ActiveHybrid3、550i、650i、750i
グループB(2.929)=523d、ActiveHybrid5、ActiveHybrid7
グループC(3.077)=116i/120i、535i、740i、X3-20d、Z4-20i(N20版)
グループD(3.154)=320i/328i、X1-20/28i、X5-35i/50i/35d、X6-35i/50i
グループE(3.231)=523i/528i(N20版)、640i
グループF(3.385)=523i/528i(N52版)、X3-20i/28i/35i
2014年2月16日 10:55
こんにちは(*^^*)

いつもながらのご考察、感服申し上げます。

私もE87の118iに乗っていた時に感じていましたが、ある意味、車の持っているポテンシャルをフルに楽しめるのは116iのような車なのかもしれませんね(^^)

しかし、代車に116iを貸し出したDラーさんはしてやったりでしたね(笑)
コメントへの返答
2014年2月16日 20:49
コバッチさん、こんばんは!コメントありがとうございます。

お褒めのお言葉ありがとうございます。こういうことを考えるのが、もう趣味化してしまいました。もっと成長させたいなぁ。

そうです、要するに116iも320iも523iも、すべてベース・グレードなんですね。それでも結構なパワーも速度も持っていますから、フルに楽しむにはうってつけですよね。でも頭の反対側では、一度はトップ・グレードも欲しいなぁと考えますね(汗。

コバッチさんと走り回った116iがきっかけでしたからね~(笑。こんどはもっといろいろ面白い代車を要求してみます(爆
2014年2月16日 11:30
やっぱり・・・116は最強ですよ(笑)
320dから乗り換えても、しっかりその良さを感じられるし、あの1台があればそれで良いと思わせてしまう完成度は他の車には無い説得力ですね。
それでいて、300万そこらしかしないのですから(^^)

乗るたびに、これで良いと思ってしまうんですよね~不思議と。
コメントへの返答
2014年2月16日 20:59
まなびー!さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
そうなんですよ、116iって、この1台にBMWのかなりのものが集約されていると感じさせてくれる車です。増車の形であれ、手に入れることになってとても嬉しいです。
しかも、BMWの中では最も安いですしね。上の表でも、523iの約半額、3シリーズの2/3くらいですから、素晴らしくお得な車だと思います。良い車を安く売り過ぎなので、BMWは後悔しても良いほどだと、半ば本気で思っています。
2014年2月16日 13:21
はじめまして!

F20 116iスポーツを2年ほど乗っています。

ブログ読まして頂き、自分が感覚的に『なんか凄くイイなぁ』って思ってた理由を紐解いてもらい、感謝ですm(_ _)m

今までずっと国産で、輸入車で家族も乗れるとなると、予算的にCセグメントでしたが、この車にして大正解^_^
実用性も十分にあります。
何より唯一のFRですし!

ボルボやゴルフ7のようなアイサイトみたいな機能があれば120点満点ですが、コレばっかりは後から出た車種が有利なんで仕方なしですねσ^_^;
コメントへの返答
2014年2月16日 21:23
パリンコさん、初めまして&こんばんは!コメントありがとうございます。

Mスポーツですね!私もです。先輩、よろしくお願いします。実はMスポは試乗ではまだ経験がないので、どんな感じかなぁと楽しみです。実際に乗ってらっしゃる方から、共感のお言葉をいただけると、とても嬉しいです。ありがとうございます。

私自身の車歴では、ハッチバックは免許取って最初に買った軽自動車以来です。あの時はそれがすべてだったし、颯爽と肩で風を切るような思いで走っていました。そんな初々しい気持ちを、この116iにも感じます。

5ドア、ラゲッジ、5人乗り、小型軽量、ターボ、FR、そして何よりもBMW!言う事ないですね!

アイサイトみたいな機能っていうと、BMWで言えば、ドライビング・アシスト・パッケージ ですね。9万円くらいのオプションなので、是非付けたいところなんですが、私が買った在庫車に設定がなかったので、残念ながら私もなしです。自分でサポートしましょうかね(笑
2014年2月16日 21:45
まさに、直噴ターボエンジン+8速ATの真骨頂ですね。こうしてグラフにして頂くと、ダウンサイジング化に抵抗を持っておられる方を、少しは納得させられるのではないかと思います(笑。
それと、今回は触れられていませんが、最近のBMW車に搭載されている、ドライビング・パフォーマンス・コントロール(DPC)も面白いですよ。エコプロモードでは、じれったい程に加速を絞る燃費優先モードで、サクサクとシフトアップ。スポーツモードでは、高回転をキープする事でアクセルレスポンスが敏感になり、刺激的な加速に。この落差?を楽むことが出来るのが最高です。その他に、コンフォート、スポーツプラスモードがあります。一粒で四度おいしい、みたいな(笑。
コメントへの返答
2014年2月16日 23:14
パタ♂さん、こんばんは!コメントありがとうございます。

そうですね、私自身も、今度の116iが初めてのダウンサイジング・ターボ・エンジンとなるので、改めてその魅力や実力に触れることができるのが、とても楽しみです。1.6Lの4気筒ターボ。8速ATとの相性も、とても良いですね(^^)

DPCのことは、触れていませんでしたね!ご指摘ありがとうございます。

523iの方は、「ノーマル」と「スポーツ」と「スポーツ+」の三構成という古いタイプなので、こちらの新しいタイプも楽しみです。
2014年2月17日 20:39
相変わらずですねぇ~♪
以前のスパグラさんのE87-116iM-spo試乗ブログと合わせて拝見致しました。
車(BMW)に対する愛、(技術的)興味が有るのがアリアリとよくわかります(笑。

前も同じようにコメントしましたが、乗って(体で体験)、資料集めて比較検討(頭で構築)、そしてまた乗って、あ~やはり、という部分と、数値には現れない「あれ?」と思う部分の再確認。
尽きることはない楽しみ方か。。。♪
116対決(比較資料)は
http://greeco-channel.com/car/brd/bmw/1_series-10/
http://greeco-channel.com/car/brd/bmw/1_series-15/
が元ネタで、機械的に数値比較とコメント(これまた機械的に)が記載されています。
その中で、
「ホイールベーストレッド比:走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。」
「この車の場合、最も高いギヤ(0.667)を選択して時速100kmにて走行すると1720回転まで回ります。
これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。」
とありました。

F20は完全無欠のロケンロール♪(笑
高級車なんですよねぇ~本当に。価格を考えると、超ウルトラお買い得、、、なんですね♪
コメントへの返答
2014年2月17日 22:29
1087さん、こんばんは!コメントありがとうございます。

E87-116iの記事、改めて読み直しました。その時の感じを思い出しました。F20-116iもMspoなので、この時みたいに固かったらちょっと嫌だな、などと思ってしまいました(汗。でも、4気筒ならではの鼻先の軽さを、再び手に入れることができるなぁと思うと嬉しいですね。

BMW、やっぱり好きです。今までも、今も、これからも興味を持ち続けると思います。車に関しては私は素人なので、技術的なことはもっともっと知りたいですね。それも、おっしゃるように、自分で体験して、そのデータや感覚を持ち帰って、集めた資料と比べて分析。中学校の理科の実験みたいですけど(笑。みな手元でやれるのは楽しいですね。自分でやれないことはしないし(笑。

比較資料のリンク拝見しました。検索で時々引っかかるので、見たことはありましたが、こうやって新旧二台を並べてみると、おっしゃるとおりで、ロボット翻訳みたいに変数を入れ替えて、それに応じた文を付け加えていたんですね。なかなかうまいやり方だなぁと思いました。

トレッド比は、1.7を基準値にしていますね。だから1.6台のZ4みたいなのはスポーツ・カーだし、それに近ければ旋回性重視ということになりますね。

ギアは8速ならではのメリットを生かして、100km/h巡航を低回転でおこなえますね。私の計算では1,737回転ですが、これはMspo専用の245/45R17の外径627mmを基準にしています。

「エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう」なんて嬉しい言葉ですね。

ただ気になったのは、「これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば」って所ですね。たまにBMWでもドア・バイザーを付けている車がありますが、風切り音の源だし、この人、本当に試乗して書いてるのかな?と思ってしまいました。

F20良いですね。しかも308万円からですね。お教え頂いたとおり、3月末まではデザイン・ラインも無料ですね。めちゃくちゃお得なオススメ車だと思います。
2014年2月17日 21:40
こんばんは〜♪

フラット・パワー帯の間でも、低いギアで走ったほうが良いとのお話は、先日お聞きしたことですね。

スパグラさんに限らず、どの車の性能比較評論も、前へいかに速くスムーズに走るかという事が関心事のようなのですが、道路をスムーズに駆け抜けるためには減速も必要です。
最近の車は、減速は燃費向上のためか、ブレーキを踏む事以外はあまり考えていませんよね。(^^ゞ
加速減速を繰り返す実際の走行場面では、ATはアクセルオフで速度が落ちってきたら、とっととギアが落ちてくれたほうが素早い加速ができて楽しいと思うんですけどね(´・ω・`)
高速走行時に感じますが、(8速もあると、)8速でスピードが落ちてきても、まだ8速に入っていたりすると、(゚Д゚)ハァ?って思います。
ということで、私は8速のATのままで運転すると苛つきますので、頻回にパドル使う派です。
もちろん、マニュアルだけだと疲れるので、併用です。
C63が気持ちいいのは、ATのギアの変速具合(主に減速時)が私のフィーリングに合ってるのだと思います。

いつもいつも、車をいかに減速させるか?ばかりに興味があってすみません(汗)

コメントへの返答
2014年2月17日 22:47
clevelar@さん、こんばんは!コメントありがとうございます。

そうです、あの時Michaelさんにお伝えしたかったことを思い出しながら書いてました(笑。

ただ、実はその辺はもうちょっと詰めなければならない問題が残っています。私のグラフには、フライホイールやトルコンAT自体が貯め込んだパワーとギアの滑り=シフト・アップ時の挙動を省いてあります。

去年の今頃、速度計と回転計の記録映像をもとに、シフト・アップ時の回転数をグラフと付き合わせた記事を書きましたが、そこでは、上のギアにつながるまでの間の空走時間が記録されています。今回の記事でついでに補足訂正しようとも思ったのですが、複雑化する上にわかりにくくなるので辞めました。いずれやらないとっ。

減速問題のご提案、ありがとうございます。このお話になると、私にはclevelar@さんのご持論、「右足一本で操ることの出来る操作性」を思い出します。おっしゃること、よくわかりました。特に先日のD5を運転させて頂いたときに。

さらに、その後、clevelar@さんのうしろを走ったときの、あのエンブレが効きにくいD5にも関わらず、ほとんどフット・ブレーキを使わない走りっぷりには本当に驚きました。パドルでエンジンを自在に駆使することに、素晴らしく習熟されていますね!

私の経験では、E90の6速ATは、もっとエンブレが効いたと思います。それ以前のBMWは、たぶん、さらに効いたのではないかと思います。今のBMWは、さすがに燃費最優先の国産車ほどじゃないですが、アクセル・ペダルを離したときの減速感はだいぶ薄れましたね。

それで私も、clevelar@さんほどではないかもしれませんが、パドルを駆使してギアをエンジンに合わせて、減速感とその直後の再加速感などを楽しんではいます。燃費悪いですけどね(笑。
2014年2月18日 6:01
私の軽々しいコメントに早速、320dの対応を戴き、ありがとうございました。
現在の車の比較迄、ご丁寧な対応に対応戴いた事で、新旧のイメージが出来ました。
新320dに3Dのブースターチップを搭載する事によって、PowerもE90-325相当か、それ以上になりエンジン音を無視出来れば、ランニングコストも安く美味しいものとなりそうな事が良く判りました。

スパグラさんの素早い対応に深謝です。


コメントへの返答
2014年2月18日 14:08
知床のオジロワシさん、こんにちは!たびたびありがとうございます。
車全体から見ればまだまだ限られたものですが、イメージ作りのお役に立てたなら幸いです。
改造についてですが、ご存知かと思いますが、ケレナーズなど3Dの他にも色々な選択肢がありますね。特に気になるのは「BMW Performance Power Kit」ですね。検索してみたところ、まだ日本では発売になっていないようですが、お友達のRANちゃんさんの↓の記事に詳しいです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/382708/blog/28307597/
ガソリン・ディーゼル問わず、ターボ車はチューニングがやりやすくて良いですね。
先日、改めて320dに乗ってみる機会があったのですが、悪く言われがちな音ですが、私にはそれこそBMWのアイデンティティに感じられて素晴らしいと思いました。
2014年2月18日 17:37
こんにちは。

自動車雑誌でBMWのシリーズ毎のベストバイを選ぶ企画において、エントリーモデルが選ばれることが多いのも、スパグラさんのブログを見るとうなずけます。

自分もE36、E46では、エントリーモデルに乗っていて大変満足度の高い車たちでした。
コメントへの返答
2014年2月19日 0:00
こまっちゃん@さん、こんばんは!コメントありがとうございます。

シリーズごとに、エントリ・モデルが良いってことですね。こまっちゃんも、そんな車歴だったのですね。でも今は凄いですが(汗。

私も、はからずも(というかよく考えているつもりだけど結局は)エントリ・モデルばっかりです。エントリ通と呼んでもらいたいくらい(笑。

最近ALPINAがますます魅力的に思えてきて、中でもこまっちゃんのB3GT3の思い出が私の中で煌々と輝いています。マジで。それで、いつかは私もB3のエントリ・モデルにしようかなぁとか(笑。
2014年2月19日 8:23
こんにちは(^^)
力作お疲れ様です。
納車は今月末でしたっけ?、でも、コメント回答によると来月なのですかね?
全くどーでも良いことですが、白いやつだったら、ベーダー卿と帝国軍兵士のコンビ完成だったので、そこは残念(^_^;)
F20-116については昨年10月にアクセラ20Sとの比較試乗並びに最近のF30-320iの試乗を通じて若干思うところはありますが、例により「フィーリング」に属する事柄であり、今回のような「データ分析」とはやや趣が異なるで、また別の機会にでもと思っています。
コメントへの返答
2014年2月19日 19:51
赤カブ望さん、こんばんは!コメントありがとうございます。
ねぎらいのお言葉、ありがとうございます。契約してから、こういうことを、ずっと調べたかったのですが、ようやくまとめることができました。
登録は今月末なんですが、納車は来月末です。急に買うことになったので、給料日じゃないとおろせない貯金待ちです(汗。それでももちろん頭金の一部ですけど。
そうそう、白のF20と私のF10で、帝国軍の写真作ってくれてましたね(笑。あれは良かったなぁ。
F30は良い車ですよ。値段も良いですけどね。先代E90の頃から価格の推移を見ていると、いつの間にか、F20でも120iは、E90の320iと同じような値段になり代わっています。F30の320iでしかもMspoにすると500万超えてますからね。
その点、116iはMspoでもだいぶお得です。それでもアクセラ20Sよりも100万高いけど。赤カブ望さんが許せないのは、そういう価格もあるんでしょうね。まあ、輸入車の上、CセグでレアなFRってことで勘弁してやってください。
2014年2月23日 23:00
遅コメ失礼します。他のやりとりにかまけてしまって書き込みが遅れてしまいました(激爆)。

いつもながらの素晴らしいグラフに加えて、車重も加味した考察が興味深いですね。確かにパワーウェイトレシオやトルクウェイトレシオも考慮しないと、パワーカーブそのものはエンジンダイナモで計測したものにすぎないので実際の車の加速感は分かりにくいかもしれませんね。

新世代のダウンサイジングターボは台形パワーカーブになるので、改めて車重も補正したパワーカーブにすると、トルクの立ち上がりが早い分116iが上回る部分が出てくるのですね。速度域が速くなってくると絶対パワーが効いてきそうですが、日常での速度では充分速さを感じさせそうな気がします。

更に、車重が軽い事自体慣性重量も小さいので、パワーウェイトレシオやトルクウェイトレシオが同等でも実際の加速レスポンスは3シリーズや5シリーズに対して鋭いのでは、と思います。もちろんコーナリングに関してもローリングやピッチング、ヨー慣性も少ないので操作にかんしてダイレクト感が出てくるでしょうから、それが実際に乗った時の気持ち良さに通じているのだと思います。

BMWのベーシックグレードが高評価なのは、車としての資質は変わらないまま、エンジンが小さくなる事により慣性重量やフロントの重量が小さくなるため、動的なレスポンスの良さが加速性能の低下を補っているためかもしれませんね。

そして、F20になって車体剛性やサスペンションの作動性なども向上しているので重量の軽さがネガにならない快適性も獲得しているのでしょうね。納車されてからの慣らしが楽しみですね。
コメントへの返答
2014年2月24日 0:51
RANちゃんさん、こんばんは!他のやり取りに関わらず(爆)、ご丁寧なコメントありがとうございます。

重量比の要素を加えた、今回のエンジン性能曲線の試みは、あまり見たことがないので、いくらか不安でしたが、ご賛同いただけて嬉しいです。ありがとうございます。

こうやって修正グラフを比較してみて、0-100km/hの値が、絶対的/相対的パワーの高い523iと変わらないとすれば、曲線で囲まれた部分の面積によって、使えるエネルギー量がわかるのかな?なんて思いましたが、さすがに実走行データとの比較となると、エンジン以外の多様な要因が関わってくるので、面積だけ計算してもしかたないでしょうね。

0-100km/h加速みたいな直線番長勝負だと、方向転換がない分、慣性力はあまり問題にならないかもしれませんが、空気抵抗の差は出そうですね。同じ風速で同じcd値なら、軽い車の方がパワーを食われちゃいますかね。

峠を走る時には、慣性力の差がものを言いそうですね。ロール、ヨー、ピッチは、ボディも足回りも同じ設計なら、やはり軽い車が有利でしょうね。F20とF30はわりと比較しやすそうですが、F10は色々な仕組みが違うので、なかなか難しそうです(が、いずれ両車を筑波山に持ち込んで、比較試走してみますw)。

ダイレクト感という意味では、サーボ・トロニック、バリアブル・スポーツ・ステアリング、それらを統合したインテグレーテッド・アクティブ・ステアリングを装備したF10と、そういうのが一切ないF20(今度注文した車がそれです)とを比較すれば、まさにF20によってこそ、素のBMWのステアリングの特徴が確認できると思います。

購入を決意させてくれた代車の116iが、ベーシックな足と205/55R16タイヤだったんですが、注文したのはMspoなので、専用サスや245/40R17もあるタイヤの影響/効果がどんな風に感じられるか、楽しみです。

エンジンが小さいBMWは、いわゆるシャシーが速い車、ということになりますね。私はいつもそんなのばかりですが(汗。でも、それだけに、パワーに誤魔化されない車の素性がわかりやすくて、その味わいも結構好きです。前の軽快な重厚感の記事の感じです。

E87からF20のサスペンションの違いを調べているんですが、たとえばフロントだと「ダブル・ジョイント・スプリング・ストラット式」という名称だけでは、両車ともに同じようなので、まだよくわかりません。ただ、F20のトレッド拡大は相当なものなので、パーツ設計や部品の自由度はだいぶ上がったんじゃないかと思っています。この調子だと、2シリーズもE82/88とはだいぶ違う乗り味に変わっていそうで、楽しみですね。4シリーズと峠を走り比べてみたいですね。

そうですね、慣らしというとエンジンばかりじゃなくて、足回りも落ち着いてくると、ずいぶん良い味に変わるので、楽しみです。いやー車って、本当に面白いですね(笑!
2014年3月20日 9:59
こんにちは、ちょっとぶりです(^^
よく理解出来ませんでしたが、JUKEの次は116にします(笑
コメントへの返答
2014年3月20日 15:21
ねこパパさん、こんにちは!こちらこそご無沙汰で済みません。コメントありがとうございます。
面倒くさい記事にお付き合いいただいてありがとうございます(汗。
116i良いですよ~。でも最近JUKEと共通点を見つけました!それは(近い)長さと(同じ)幅です。
116i=4,340×1,765×1,430mm
JUKE=4,135×1,765×1,565mm
でも、こうやってサイズだけ比べてみると、大きく見えるJUKEって案外短くて旋回性が良さそうだし、高さがあるだけに見通しが良さそうですね~。逆に116iは低くて平べったいですね。
2014年3月28日 15:06
遅コメで申し訳ありません。
いつも分かりやすく説明されていますね。
BMWジャパンから、オファー来そうな内容ですよね。
え、もう連絡ありましたか!
失礼しました。
コメントへの返答
2014年3月29日 1:29
saneyukiさん、こんばんは!コメントありがとうございます。いつでも大歓迎です(^^)
ご丁寧に読んでいただいてありがとうございます。
BMW Japanから「もうやめろ」と言われないか心配しながら書いている程度ですから、オファーとか「は?」な感じです(笑。ってか、BMWは良いけど、Japanの売り方はどうかと疑問に思うことが多いです。
2014年4月12日 17:36
はじめまして。

116iは名車ですね!私は1シリーズは120、116、135、更には120と116はグレード違いにも総て試乗して、2012年の暮れに116の一番安いグレード=一番細いタイヤにコンベンショナルなパワーステアリング+細いステアリングホイールの仕様を購入直前まで行きました。あれこれ乗り比べてそのベーシックグレードが自分にとってもっともBMWらしく感じられたからです。私がBMWに求めるもの=素直なダイレクト感です。

ところが販売店とのちょっとした行き違いで購入意欲が失せてしまい、シトロエンC5を購入しました。

C5には大満足しておりますが、116iは今も心が残っております。C5と2台持ちしたいくらいです。
コメントへの返答
2014年4月12日 20:48
カモネギさん、初めまして&こんばんは!コメントありがとうございます。
それだけ色々試乗した結果、116iのベース・グレードを選ばれたというのは、素晴らしい慧眼というか、とても興味深く感じます。その理由が、「私がBMWに求めるもの=素直なダイレクト感」というのも、ご自身の事も車の事もよくおわかりの上での言葉だと思うと、感心いたします。なかなかそのレベルまで詰めていけるのは難しいことが多いですからね。320iや325iにも乗られていたんですね。
その点、私は世界が狭いです。C5のことも、今改めて調べてみて、噂の油圧サスの車とわかったくらいです。わかったところで、そもそも試乗してみたこともないです。というか、シトロエンに限らず、プジョーもアルファも、他の外車もほとんど乗ってみたことがないです(汗。
F20って、「FRのハッチバックが欲しい」なんて決めてしまうと、もう他に選択肢がないんですよね。そして、手に入れたらやはり、そのFRらしい挙動やBMWらしいダイレクト感をひたすら追求してしまいます。納車後、もう3,000kmを超えてしまいましたが、エンジン、ギア、ハンドリング、ボディ、それらからの総合的な挙動、そして取り回しの楽なサイズなどを目いっぱい楽しんでいます(^^)
2014年4月12日 21:27
私のC5は116とエンジンの基本は共通なんです(笑)
コメントへの返答
2014年4月12日 21:32
カモネギさん、たびたびありがとうございます。
そうでした!BMWはPSAとエンジン技術を共有しているのでしたね。N13B16の実力はすごいです。驚きました。

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「992型911カレラとケイマンGT4 http://cvw.jp/b/224462/43044418/
何シテル?   07/12 14:48
Porsche Cayman GT4に乗っています。他にBMW320dツーリング(G21)が妻の車です。 ハンドルネームの「スパグラ」は、初めてのBMW車...
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