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先月のことですが，いろいろな偶然が重なって，最新のポルシェ９１１カブリオレ（９９２）に試乗する機会がありました。

ケイマンを降りてから６年強，ポルシェとは距離を取っており，試乗もしなかったので久しぶり。ディーラーから近距離で乗り回しただけですけど…。

気づけばケイマンやボクスターは４気筒に，９１１からはMTが消え，右ハンドルばかりとだいぶ変わったな…という印象です。それにしてもポルシェは増えました！

MT派の知人は６気筒のボクスターを手放さずに楽しんでいるようです。たまには左MTで運転してあの快感を楽しみたいと思いつつ，コロナもあってそういう機会も遠のいてしまいました。ちょっと残念。

ところで最新の９１１は右・６気筒ターボ・385ps。私が文句をつけるところなどない完璧なクルマで，「人生最後に乗りたい」と言える素晴らしいクルマでした。軽く流しても気分がいいし，思いのままに動く感覚も洗練されています。安楽感出しすぎでは，と一瞬思いましたが，さすが！

低速のうちから，どんどんギアを上げてしまうのが拍子抜けでしたけど，GT-Rもそんな感じですので，全体的にこういう傾向なんでしょう。それでも快感といえる音を立てていました。やはり人生最後の目標にしようと心に誓った試乗でした。（その頃にはエンジンじゃなくなってしまうかな…）

2009年11月にハイランダーさんに組み立ててもらったＰＣ，幾度かの不調を克服しつつアップデートしながら使ってきましたが，昨年末，ついにBIOSが立ち上がらない状態になってしまいました。

さすがに限界と考えて，新しいPCを注文しました。壊れてしまった後だったので，納期とコストパフォーマンス優先で，ドスパラの本体になりました。

CPU Ryzen 5 3500 (6-core 6-thread 3.6GHz)
RAM 32GB（16GB×2）
SSD 1TB (M.2 2280 NVMe）＋250GB (Samsung 840EVO：移植）
HDD 2TB（Western Digital 移植）
VGA GeForce GTX 1660

といったスペックになります。１１年のブランクはあって，さすがに速い！という感じがしますが，体感的には，軽い作業主体の私には以前のものでも十分で不満がなかったこともあり，劇的というほどではありません。

とはいえ，2013年・2017年と不安定だったデスクトップが安定したので，しばらくは頑張ってくれそうです。

多少前のことですが，新型ノートe-powerに試乗いたしました。以前のノートe-powerはレンタカーで乗り回したことがありました（だいぶ前のことですが…）。

e-powerだけになった新型ノート，価格は上がって心配でしたが，イマドキな外装でよい印象でした。エクステリアは５ナンバーギリギリの事情を感じますが，うねうねせず幅いっぱいまで使っていてよいと思いました。やっぱり５ナンバーで収まってほしい。

インテリアは黒一色が残念ですが，クオリティは安物感はなくなって，200万円台にふさわしくなりました。超個人的なことをいえば，マイナスポイントはメーター速度表示のフォントで，プラスポイントはウインカーの音です。

（ウインカーがついに，2004年フーガ以来のインフィニティ用の音になりました。あの音は好みだったので，ほかの日産車に採用すればいいのに，と前から思っていたので，ついにここまで来たかと（１６年もかかってますけど）うれしくなりました）

走り・加速感は以前ほど主張がなく，普通な感じだと思いました。乗り心地や静粛性は好印象。乗り味も落ち着きを感じたし，エンジンをかけるタイミングをロードノイズに合わせる機構は洗練を感じました。以前のe-powerは「なぜいまここで？」と思われるタイミングで2000回転以上回る音がして，特徴的ではあっても，気分のよいものではなかったので・・・。

総じてe-power2代目として，前作で気になったところをきちんと煮詰めてデビューさせた印象を受けました。絶対的な価格は低くないですが，いいクルマだなと思う説得力は十分あったと思います。