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カクシカおじさん(プレミオおじさん)のブログ一覧

2020年10月30日 イイね!

30万kmにて初エンジンオーバーホール その③ 腰下組立編(後日詳細に追記予定)

30万kmにて初エンジンオーバーホール その③ 腰下組立編(後日詳細に追記予定)
こちらのタイトル写真は
ピストン挿入中のもの。

腰下の組み立ては
案外スムーズにいったのですが。








詳しくブログを作る時間が取れないので、
とりあえずごく簡単に経過報告です。

詳細はまた後日に追記いたしますが、思わぬトラブル続出? 当たり前かな。
で、大変時間がかかり、予定より1日遅れでやっと腰下を車体に装着しました。




今日の思わぬトラブルの中で最大だったのがこれ、トルコンのカバー側に残ったさび付いたノックピン1本の固着でした。奥側のノックピンは問題なく外れたので、やはり冬期に浸入していた融雪剤がノックピンの中に染み込み、さらに熱も加わり腐食していったのだと思われます。


これ腐食し固着したノックピンの抜き方を調べては試しても、抜き取
れず悩んだ末にドリルで破壊。この処置に2時間も食らいました。
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なお一緒に写っております左手の新品ボルトは、ここCVTケースの頂点部分で使う物ではなくて、本来ここはシールボルト2本を使いますが (~2010年 8月車まで)、シールボルトは当然手で簡単に回せないので、

下部のO2センサーのブラケットとともに留めるボルトを、ここで重いシリンダーを片手で支えながら、すばやくシリンダーを仮止めするのに使うつもりでネジ穴に挿しています。





またドライブプレートとトルコンの装着にも苦労しました。
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最初はトルコンをCVT側へ挿入しすぎてドライブプレートとの結合に使う短足なボルトの締結が出来ず、重い25kgほどもある腰下をもう一度取り外して、トルコンを少し引き出してからシリンダーの装着をやり直すことに。



この超扁平なボルトのせいでやり直しとなったが、今度はドライブプレート側からボルトを挿すと、何とかトルコンのボルト穴にかかりました。
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やっとトルコンに
ドライブプレートのボルトが仮装着できました。




で、これで腰下(ショートブロック) をCVT側に結合することができ、
4本の極太なボルトを締め、次に背面のスフティナプレートも装着して合体は完了。
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ただシリンダーのミッションへの装着自体は完了しても、ドライブプレートとその奥に位置しているトルコンとの結合ボルトの本締めは、クランクシャフト自体がグルグルと回ってしまうので、はてどうしたものかと思案すること10分。


サービスタップが設けられていないダイハツのクランクプーリーに、汎用のプーリーホルダーを幾度も使うのに疲れ果ててしまい、クランクプーリーの回り止めに買い増した2万円ほどもするダイハツ純正のSST、クランクプーリーホルダーをすでに持っていたことを思い出し、
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クランクプーリーとプーリーボルトをいったん固定し、純正のプーリーホルダーを再びプーリーにかませて回り止めとすることで、やっとドライブブプレートのボルト3本を規定トルクで締め付けることが出来ました。
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今回は特にやったことない作業ばかりで要領を得ず、かなり時間を要してしまいました。




次は腰上整備に移りますが休暇ももう残り1日なので、今回はシリンダーヘッドの分解整備はせずに燃焼室のカーボンだけおおまかに落として、とりあえずシリンダーに装着し組み立てていくことになろうかと思います。

またどこかで3~4連休ほど取れればバルブのすり合わせやらやりたいとは思いますが、当面はお預けとなりそうです。

 
                                      つづく

2020年10月29日 イイね!

30万kmにて初エンジンオーバーホール その② 分解編(後日詳細に追記予定)

30万kmにて初エンジンオーバーホール その② 分解編(後日詳細に追記予定) 仕事を終えて帰宅後、
車をスロープに載せて燃圧を抜いてから眠りにつき、
翌日のお昼頃から作業を開始しました。

301990kmにて初エンジンオーバーホール。
前項のブログから分解編はこちらへと移動しました。




ただし半年前の今年の4月初め頃に、オイル漏れ修理のためタイミングチェーンカバーを開けて液体ガスケットを塗り直してはいましたが。


エンジンオイルを全量抜くとこんな感じです。オイルパンにほぼ一杯に入っています。
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分解で最も難題だと聞いていたヘッドボルトの取り外し。トルクを掛けることから車上での取り外しのため、念のためカムシャフトやタイミングチェーンを抜き取ったあと、タイミングチェーンカバーを仮止めし、右マウントも仮止めしエンジンがぐらつかないようにしてから、
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以前マウント交換に使った12.7sqの超ロングスピンナーに、エクステンションバーと専用のヘッドボルトレンチKTC製HBD35-8を取り付けて、しっかりとボルト山に工具を押し込み、写真のようにして浮かないように押さえながら回すと「バキッ」という音と共にボルトが緩みました。

修理書の順番どおりに、3回ぐらいに分けてヘッドボルトを緩めていき、めでたく8本とも折ることもなめることも無く無事に緩めることが出来ました。





そしていよいよシリンダーとピストン & ヘッドとのご対面とあいなりました。こちらです。
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危惧されたカーボンはほとんどありませんでした。



 シリンダー内壁を撮影。30万km走っているが、
 まだまだ十分にクロスハッチが残っていました。
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     もっとトリミングして拡大。クロスハッチが良く見えていますね。
     ただしピストンリングが当たらない最上部のサビ・カーボンはすごいです。

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では対となるシリンダーヘッドのほうはといいますと、これです。メタルガスケット、簡単に剥がれました。

しかもヘッド側にも残骸はほぼ残らず綺麗な状態でした。もっとひどい状態だと予測していたので拍子抜けしましたが、これで面倒な作業からかなり開放されそうです。これならばサンエスKにジャブ漬して簡単に砥石で砥ぐだけで済みそうですね。
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燃焼室はターボ車の30万km走行なりのカーボンとテポジットが付着していて、排気バルブの傘部分が白くなっていたのは以前から排気ポートを見て予測していましたが、これらをきれいに落とすにはかなり手間暇がかかりそうです。


途中でプラグの熱価が一番手下げられたのが効いているのかもしれません。ターボ車なので本当は冷え型の元の番手に戻したいのですが、もう純正プラグ(NGK一択)としては売っていなくてそのままです。



                           
  







時間が取れないのでごく簡単に




 回り留めのSSTを使って、ドライブプレートの取り外し
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     巨大なスピンナーハンドルと専用の回り止めSSTまで使って、
      やっと取り外されたドライブプレートと関連部品。

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シリンダーブロックの分解終了
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30万km使った各メタル類
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2番のコンロットメタル、俗に言う子メタルはすでに張りが失われていて、コンロットキャップを外したとたん外れました。この写真では撮影のため単に上に載せているだけなのでオイル噴出口の穴の位置がずれています。撮影時にもう少し気を利かせれけばよかったですが。





   キャップ側のメタルたちです。 
   30万kmの走行でそれなりにやつれているようです。
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30万km走行したクランクシャフト本体。
パーツクリーナーで洗っただけです。
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クランクシャフトは良好なエンジンオイル管理で一切スラッジや異物など無くて(発見されなくて)、パーツクリーナーで洗浄して終了。30万kmに渡って使ってきたが、ジャーナル部に傷も無く、調べるとベアリング部の摩耗も無かったので、再利用することに。


   
          【追  記】
大雑把なプラスチゲージでの測定結果によると、実際は30万kmの走行で15μほどメインジャーナル部が摩耗していたようです。対になっている親メタルがどれくらい摩耗していたかは当時測定せず不明。

新品のクランクシャフトと親メタルでの組み合わせでは20μ前後のメタルクリアランスらしいのだが、我が車では新品の親メタルとの組み合わせでは35μほどにも。まあ限度値が60μなので大丈夫だと、5万円をケチってクランクシャフトは再利用したのだか、ブレは測定しなかったしリヤーオイルシールとの接合面はきれいに磨いたもののわずかに段差が見受けられていました。


他のエンジン部品は全て新品部品にて緻密に組み上げたのに、一番交換がやりにくいここを新品部品にしなかったために、アイドリング音が新車のような静かで滑らかな音にならなかったのが心残りでした。

後日トヨタのプレミオも買い増しコンテ1台ではなくなったので、どこかでリフトとエンジンスタンドでも借りられるならクランクシャフトを新品交換しても良いのだが、自宅の青空駐車場でしかも仕事休みの日を使ってもう二度とこんな作業はしたくないので、もう廃車までこのままでいくことに。

                                     つづく
  
2020年10月28日 イイね!

300000km達成と、初エンジンオーバーホール その① 準備編(後日詳細に追記予定)

300000km達成と、初エンジンオーバーホール その① 準備編(後日詳細に追記予定) 
 
2020(令和2)年 9月 6日
我が車コンテ号は30万kmを達成。

新車購入から10年2ヶ月での30万km達成で、
達成場所は岡山県倉敷市内でした。





いつもならこれまで行ったところの風光明媚な写真をまとめて掲載するのですが、これは全く準備できていないので後日ということで、現在取り組んでいる我が人生初となるエンジンオーバーホールを取り上げたいと思います。

ただ現在作業進行中のため時間が取れず詳しくは書き込めないので、今は簡単に写真を掲載するだけにとどめ、後日になりますが撮影写真はRAW現像をし直し、文面も詳細に書き直したいと思います。



       ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



オーバーホールに先立ち、日中の半日を使って先に交換したものがこれ、吸排気カムシャフト2本。
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赤矢印で示しているところ、緩和曲線が描かれているところが、見て分かるか分からないほどなのだが山折れ状態に摩耗していましたので、これは直しようが無く新品交換。まあ30万kmも走り、しかもカムシャフトにとって最も厳しいアイドリング状態が多かったのだから仕方ないところでしょうか。




  我が車に適合したKFシリンダーブロック、
      代替新11401-B2260

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10年も経てば当時のブロックは無く、当然品番変更されていました。またKFのアルミブロック(ライナー部分は鉄メッキ?)は意外と軽くて、12kgも無かったです。

ディーラーでの修理なら工賃が安く済む、組み立ての必要が無いショートブロックでの交換が多いようです。





   KF-DETの我が車に適合したピストンキット、
      04005-091B2 3本のセット品です。
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ピストンリングは今は無きリケンのリングが使われていました。3年ほど前の製造だったようで倉庫に眠っていたようです。





  そのほかに用意した主な純正部品類たち。
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このドライブプレートは、30万kmもの走行で歯が摩耗気味なのと、雪国へ行った際の融雪剤でかなり腐食しており、破損したり割れたりすると交換するにはCVTかエンジンを脱着しなければならず大変面倒なので、腰下更新に合わせてボルトも含めて丸ごと交換しておきます。

ドライブプレート部の融雪剤侵入防止の雪国対策は後日にて。





あとは大切なメタル類。
ヘッドもバラすのでスプリングシートやらスプリング。フルガスケットキットも。

ただしこのフルガスケットキットですが、不親切にも水温センサーの銅ワッシャーだけはなぜか挿入されてませんので、別途用意しなければなりませんでした。
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次にオーバーホールに必要な主な工具類たち。
ヘッドボルトの脱着に必要なダイハツ車専用のヘッドボルトレンチ、KTC製HBD35-8

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ピストン挿入に使う樹脂製のピストンスライダー。
TRY・BOXさんで造ってもらいました。こちらは表側。
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こちらは裏側になります。
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         これは演技撮影ですが、このように挿入します。
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プラケースとかは撮影してませんが、用意したものを寄せ集めればこんな感じです。コンプレッサーの代わりにスプレー式エアゾールを6本ほど、ビンに入っているのは灯油です。すり合わせ後の圧縮漏れがないかを確認するのに使います。
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初めてのエンジンオーバーホールなので、ほぼ何も揃っていなくて一からそろえなければならずけっこう手間暇を食いました。すでに何度も述べてますが普通ならリビルトではなく、純正のエンジンを丸ごと交換したほうが費用も手間暇もかからず、組み付けミスも起こらずこちらのほうが良かったです。でももう後の祭りですが。

まあ私の勉強と、知力と気力の向上にはなるでしょうけれども。


                                     つづく
  






2020年06月22日 イイね!

カクカクシカジカ車

カクカクシカジカ車 
現在ほぼ30万kmも走りまして、最近わずかながらにエンジンオイル漏れが生じたものの、これまでタービンとエンジン内とCVTは消耗品と油脂類の交換をしただけでノンオーバーホールで乗ってきました。
  

さすがにオルタネータや燃料ポンプ類の補機部品類は、長距離旅行中にトラブルことを恐れて25万km前後で新品交換しましたが、軽自動車でノンオーバーホールで30万kmも乗れたのはありがたいと思います。

4気筒の普通車に換算すれば、すでに40万km走行以上のレベルではないでしょうか。
  
  
Posted at 2020/06/22 20:49:39 | コメント(0) | 車/コンテ/メカ その他 | クルマレビュー
2018年05月07日 イイね!

花王 リライズ - Rerise - (リ・ブラック ふんわり仕上げ)

花王 リライズ - Rerise - (リ・ブラック ふんわり仕上げ)

本能寺の変であえなく果ててしまった織田信長は、
   

  “ 人間五十年、下天のうちを比ぶれば、
       夢幻の如くなり。 …(後略)… 。”


で有名な、謡曲 「敦盛」 をよく謡ったと言われておりますが、わたくし人間50年も生きていれば肉体も劣化していき、だいぶん白髪が目立ってきていました。



でも白髪染めは基本的に酸化剤を用いて染料で髪の毛を着色するので、皮膚が弱めの私はこれまでちょっと使うのをためらっておりまして、この年で白髪が目立つのはチョット恥ずかしかったのだが、ずっとそのままにしていました。

最近はとんと更新もしていない当ブログで、グルメやファッション関係を取り上げるのは非常に珍しいのですが、つい先日ちょっとしたところから、花王が天然由来の染毛剤を出しているのを知り試してみることに。




   とりあえず他の白髪染めと比べるとかなり高いものの、お試しとしてこれを購入。




さっそく試してみたところ、3~4回繰り返すと釣り糸のようだった真っ白な白髪がほぼ黒色に。

ただ本製品はヘアカラーではないため何度か繰り返さないと黒色にはならず、多少の手間はかかるものの頭皮がかぶれたり、かゆくなったり、腫れたりすることもなく白髪はほぼ目立たなくなり、気分的に若返りましたです、ハイ。


またこの製品の使用方法ですが、製品説明では風呂場内でシャンプー前にできるということですが、私は前頭部が釣り糸のように光った白色の頭髪だったので、風呂に入る前にしっかりとたっぷりと白髪部分に塗り込み、30分ほど放置してからシャンプーする方法で試しましたが、このやり方のほうが早くかつ良く染まるようです。



なお製品開発の原点は、普通酒かすは白色ですが、酒かすがメラニン色素によって黒くなる時があり、その時の現象を応用したようです。

そしてあえて欠点と言えば、原料らしき臭いがわずかにすることで、この製品は香料は入れていないそうですが、原料らしきこの製品の臭いはいい匂いとはお世辞にも言えず、使用後はリンスをして臭いをごまかしています。原料らしき変な臭いを消すためにわずかでも香料を入れたほうがいいのでは、と思われました。
 
Posted at 2018/05/07 22:40:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 暮らし/家族

プロフィール

「我がコンテ号、325327kmにて初めてCVTオイルパンを開封(写真)。

CVTは3~4万kmでのフルード交換ぐらいしかメンテはしてませんでしたが、左端の円形のマグネットにヘドロがこびりついている以外はきれいでした。

当然、新品のストレーナ・マグネット・ガスケットへと交換。」
何シテル?   10/26 21:55
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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