[Cyber R] 経年劣化で退色したビッグバルジをDIY塗装で復元

Cyber R さんのエクシーガ・ターボ用ビッグバルジが、経年劣化により塗装が「まだら模様」状に退色し、みすぼらしい状況となりました。

これまでは、対処療法としてカーボン調シートを貼り付けてしのいでいましたが（※）、今回はさすがに塗装することにしました。

（※）ご参考：関連ブログ
◎後編・ビッグバルジ（Cyber Rさん）へのカーボン調シート貼り付け
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/blog/44146218/

まずは当該部分を洗浄したのち、周辺を新聞広告を用いてマスキングします。

今回の作業で用いるパーツは、こちら。
◎99工房 「プラサフ、ペイント（WRブルーマイカ02C）、ボカシ剤、クリア」
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/11918718/parts.aspx
◎サンノート株式会社・ナカトシ産業株式会社 マスキングテープ（幅18mm×長さ18m、幅50mm×長さ8m）
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/12060431/parts.aspx

プラサフを吹いたところ。

DIYでの塗装は今回で2回目（1回目は樹脂バンパーのガリ傷の修理 → https://minkara.carview.co.jp/userid/132018/car/1195387/7122895/note.aspx ）ですが、コツがつかめてきたので、どんどん作業を進めていきます。

こちらはWRブルーマイカ（#02C）をスプレーしたときの様子。

作業時は7月末という季節柄、スプレー缶の湯煎は不要でしたが、缶を適時（攪拌のために）振ること、最初のショットは捨て打ちすること（いわゆる「ダマ」を防ぐため）、欲張って塗り過ぎしないこと、に注意しました。

次に（一部、ボカシ剤を併用した後に）クリアを吹いたところ。

本来ならば、乾燥時間を十分に取ったり、適度に番手の高いペーパー（#1200～#2400程度）で磨いだりするのでしょうけど、今回はスプレー後の仕上がりに違和感が無かったため、短時間で作業を進行させています。

同様に、今度はビッグバルジ右側面の塗装に移ります。

作業内容自体は左側面での工程と変わりませんので、ここではまとめて画像で紹介しています。塗装時の注意点も同様です。

次はバルジ先端部分の塗装です。カーボン調シートで覆われていない範囲が、退色によりまだら模様と化しています。

ちなみにビッグバルジの装着は2014年10月でしたので、新品状態から約7年9ヶ月が経過して この状態に至ったことになります。

バルジ先端の塗装に際しても、画像に示すようなマスキングを行います。

なおカーボン調シートは活かしたままとするため剥がさずに、ビッグバルジのオリジナル塗装が退色した部分のみ、今回のDIY塗装の対象部位としています。

バルジ先端部分を洗浄し、マスキング→プラサフ→（必要に応じて）ぼかし剤→WRブルー→（必要に応じて再度）ぼかし剤→クリア塗布。

…という工程も変わりありません。

最終的な仕上がり具合。WRブルーの色調と光沢が復元した状態になります。

バルジの内側は もともとインナーカーボン仕様となっており、バルジトップに後付け（貼り付け）した「カーボン調シート」とデザイン上の連続性を持たせたものとしています。

なお塗装作業の詳細については、下記の「関連情報」にブログのURLを載せましたので、こちらもご参考まで。