先々月の事なのでかなり時間が経ってしまったが、MTBを手に入れた話。
今までみん友さん達のブログで、MTBで遊んだ話を読む度に面白そうだのうと実は思っていた。
雪原でも乗れるところに惹かれていた。こちらでは冬の田んぼに持って行けば走るフィールドは無限にあるし。
しかし惹かれる以上に自分がMTBに手を出す事は無いだろうとも考えていた。
なんせMTBはロード以上の機材沼とよく耳にする。
我が趣味活動資金にそんな余裕はありませんて。
なのでMTB欲しいなぁとは考えない様にしていたのだが、この度、小僧の頃からの友人であるY君から、乗らなくなったMTBがあるけど乗らないかい?と声をかけてもらった。
うほっ!乗りたい!!
という事で、トレックのエクスキャリバー7というMTBの2018年モデルが我が自転車部屋にやってきた。アルミフレーム。コンポはシマノACERA 2×9速。
カッケ―!タイヤ太い!ハンドル幅広い!そして重い(笑)
自転車遊びはロードしか知らないので、初のMTBにかなりドキドキした。
我ながら最新刊の坂道君のようだった。
ちなみにMTBを譲ってくれたY君は結構特殊な人だ。
なんというか、自分では全くメンテナンスをしない。
そしてメンテを怠り性能が低下してくるとバイクを新しく買い替えるという豪気な人。
その時、それまで乗っていたバイクを周りの仲間に譲ってくれるのだ。
私はY君から過去にロードを安価で譲ってもらった事もある。
その時の話はこちら。
熱を上げていたキャバ譲にMTBをプレゼントした逸話もある位。
色んな部分で自分とは違う人種と感じるが付き合いは長い。そしてありがたい。
そんな性格の友人を持つと、うん、得ですな(笑)
今回は定価10万円ちょいのエントリーモデルを3万円で譲ってもらった。
購入して10回も乗っていないが、前後フルサスのMTBに乗り換えたから要らなくなったとの事である。
バイクの程度としてはチェーンリングやスプロケット等の駆動関係が砂と埃で汚れている位。
バイク全体には全くキズがなく、細部を見ても錆びが発生しているスモールパーツはない。
ちょっとメンテすれば新車の様に輝くだろう。
これでわずか3万円では申し訳ないので、焼肉をご馳走したのちに遠慮なく自分のバイクとした。
んで、早速乗ってみたところ。
一番驚いたのはディスクブレーキの効きの良さとレバーを握った時の作動感の良さ。
カッチリしてすごく精度の良い物を触っている感じがする。
MTBのコンポは良く知らないが、バイクのお値段的に使われているACERAというコンポは入門用だろう。
それでもディスクブレーキってだけでこんなにも使い心地が良い物だったのかと驚いた。
一握りしただけでこれからはもうブレーキはディスクだな!って思ってしまう位良さを感じた。
こんなにイイんだったらそりゃロードでもディスクが主流になって当然だわ。
次にロードを買う時は断然ディスクですわ。
ディスクブレーキは自分でメンテしにくい気がするのでちょっと敬遠したいと今までは思っていたのだが、メンテの仕方を覚えればいいじゃない。と考え方が180°変わる位良かった。
それからMTB自体はアップライトなポジションで快適に乗れた。
フロントサスがボヨンボヨンするのが新鮮。
お気楽な気持ちでのんびり乗っても気持ちよく感じられるので、もっぱら娘との登坂練習に使っている。
自分のロードはポジションの関係でゆっくり走ることが少々苦痛なので、今まで娘の登坂練習に付き合うのが少し大変であった。
娘と一緒に走る用としてミニベロでも買ってみようかなとも思っていたので、今回手に入れたMTBがノンビリ走行を許容してくれる乗り物で非常に良い。
よい物を譲ってもらった。
冬になったら雪原を走り回るのも楽しみである。
それから決戦バイクのフレームにクラックを発見したその後の話。
色々と考えたがフレームを新調する事にした。
クラックが入ってしまったウィリエール号はお金に余裕が出来た時に修理に出そうと思う。
優先順位は低いので何年先になるのやらとは思うが、でも手放す気にはならないので自分の心に従いましょう。
んで来シーズンのフレーム、何を買おうか。
上にも書いたが、MTBに乗ってディスクブレーキの良さに感動してから、次に買うロードは断然ディスクだなと思う。
でもそれは普段トレーニングで乗るバイクの話。
今回購入するのはHCレース専用機なので最軽量に出来るリムブレーキで。
所有するホイールをそのまま使えるし。
んで、軽くてリムブレーキ仕様なフレームについて色々悩みつつ候補を幾つか。
フレームの軽さで言えばまずこれだろう。
ファクター O2 VAM
自分の一個上のフレームサイズでも630gだってさ。すごい軽さですなぁ。
ディスクブレーキモデルもあって、ディスクだと700g。これだったらディスクでもいいかも。
見た目もシンプルでいいですなぁ。軽量化の為に塗装はしてないみたい。
しかしお値段が優しくない。
ファクターってハイエンドモデルしか作ってないみたいでどのモデルもお値段50万円以上。
欲しいが、、、むぐぅ。
一番欲しいのはコレ。
ヨネックス カーボネックス
2014年の発表当時、未塗装で650gの世界最軽量ロードフレームが地元の長岡市のカーボン工場で生産されるってめちゃ胸アツで、どうしても欲しくてしょうがなかった。
当時は1年前にウィリエール号を購入したばかりでとても手が出せず。
その時はフレームセットで40万円の値付け。現在は若干高くなってリムブレーキで45万円。ディスクで50万円。
ファクター程ではないが、やっぱりお値段は優しくない。
でもお値段以上の価値があるんだろうな。オフィシャルサイトを覗くと様々なテクノロジーを誇らしげに説明している。
いいなぁ。
発表から結構年月が経つけれど、未だに最軽量な部類。
非常に惹かれる。欲しい。買おう。これにしよう。
完全なメイドインジャパン。それも地元の工場で生産されるんだよ。これを買う以外に選択肢はないだろう。
ただ、現在のコーポレートカラーは見た目的になんだかイマイチに感じる(^^;)
発表当時のビックリマンチョコのキラシールみたいにキラキラ光るフレームが今も買えたらいいのにな。
ブラック×オレンジが超絶好みでした。
見た目のカラーリングって超大事だよな。
ブラック×オレンジをオクで探すか、、、
でも中古のカーボンフレームてどうだろう。目に見えないクラックとかないかな。
あとはこれもいいなと思う。
フジ SL1.1
フレーム単体で700gだったかな。ファクターやヨネックスに比べるとずっと買いやすいお値段で25万円。
しかも数万円のアップチャージでカラーオーダーが行える。
これで己の好みな見た目に塗装してもらえばいいじゃない。
それからこれも気になっていた。
TNI Podium
自分より大きいサイズで855g お値段約19万円位。
今だともうそんなに軽くないのかもしれないけれど2013年、出た時は軽さに対してお値段がめちゃ安くてにビックリした。
さっと検索すると今だともう14万円位で購入出来るみたい。
すげぇ!買いやすい!
シンプルな見た目もとても好み。
お値段に対して中身は結構凝っていて、フォークエンドやリアエンドはフルカーボン。
チューブはカムテール形状。
そしてこれでもフレーム単体重量でウィリエール号から300gも軽量化出来る。
どんだけ重いんだウィリエール号(笑)
そして今のフレームから-300gという数字が凄く大事。
現在のウィリエール号がサイコン、ペダル、ボトルケージ込で5.22kgなので、フレームで300g軽くなれば夢の4kg台にぎりぎり届く。
4kg台はどうにか達成してみたい。
TNIでも夢の重量に届くのだから、買いやすいTNIでいいんじゃないか。
練習バイクのフレームがTNIなので、決戦バイクもTNIでいいじゃないか。
まぁ決戦というほどの機材ではなくなるが、こういうのは気持ちだから。
TNIというメーカー自体が私は大好きだし。
製品を見ていると、一流ではないんだけどソコソコの物を程々の価格でって感じる。
趣味活動資金の捻出に苦労している自分にとっては最高のブランドだ。
私の目にはめっちゃ輝いてみえるよ。TNI。
いいじゃん!
って事で、決戦バイクのフレームを注文した。
ファクター O2 VAMで(爆)