電食の恐怖

みなさんこんばんは。俺です。

さて、みなさんは｢電食｣というものをご存知でしょうか？
私は知りませんでした。


電食とは、電気による腐食のことです。異種金属を接合すると、電位差が大きいほど、電飾の度合いも大きくなります。

だそうです。

なんでも、違う金属同士を接合した状態で電解液(電気を通す液体)が触れると、錆びやすい方の金属が余計に錆びる現象らしいです。

実は先日、スカイラインのフォグランプの角度調整をしていたところ、ステーとの接合部分がやたら錆びていた事に気がつきました。

ここに使用していたステーはステンレス製でした。
どうやらステンレスを鉄やアルミに触れさせると先述の電食がおき、鉄やアルミが錆びるそうです。

なんて恐ろしい！((( ；ﾟДﾟ)))

｢ステンレスボルトとかステンレスナットってヤバイのでは？｣

との懸念から急遽記憶にあるかぎりのステンレスボルト、ナット、ついでにステー類も撤去しました。


ステンレスボルトナット、実はあんまり良くないのですね。
錆びなくていいと思ってたのに。
どうりで純正で使われてないわけだ。

ただし、錆びやすい金属の面積に対して錆びにくい金属の接触面積が極端に小さい場合は電食は起こらないそうです。

アルミや鉄に小さなステンレスボルトくらいなら問題ないみたいですね。
逆はアウトらしいです。

しかもステンレスは熱伝導が悪く、熱膨張率もアルミや鉄よりも高く、そして硬度が高いという、ちょっと攻撃力の強い金属らしいです。

今後は材質もキチンと考えて使おうと思いました(・・;)