JR東海の土日祝限定の1日乗車券
「青空フリーパス」を使って豊橋・半田・名駅に行きました。
(↑フォトアルバムです。別のタブが開きます)
西は米原、南は鳥羽、北は下呂、そして東は飯田まで
が「青空フリーパス」の範囲です。
今回の僕の旅程は単純でございますが……
まあ、A地点からB地点までの移動が本分では無く、
A地点やB地点で何かをするために移動するんです。
豊橋は以前も行きました。今回は再々訪です。(↓ブログの記事です。別のタブが開きます)
1回目:[東海道本線]豊橋駅 三河港 ポートインフォメーションセンター「カモメリア」
2回目:[名鉄 名古屋本線 / 豊橋鉄道 市内線]豊橋
目次
・01. 豊橋 - 「駅前」電停
・02. 豊橋 - 「東八町」電停
・03. 豊橋 - くすのき通
・04. 豊橋 - 「札木」電停~八町通
・05. 豊橋 - 豊橋公園
・06. 豊橋 - 豊橋公園(豊橋市美術博物館)
・07. 半田 - 赤レンガ倉庫~紺屋海道
・08. 半田 - 半田運河・蔵のまち
・09. 半田 - 半田駅
・10. 名古屋 - 四間通
・99. パンフレット
・運行表(日祝ダイヤ)
01. 豊橋 - 「駅前」電停
岐阜駅で「青空フリーパス」
[1]を購入。
[1]
2570円。岐阜⇔豊橋駅の往復だけでも元が取れるでしょう。
東海道本線で岐阜→豊橋、豊橋鉄道の市内線「駅前」電停。
豊橋駅前のペデストリアン・デッキの真下に「駅前」電停があります。
ロータリーの中に、市電の電停が入り込んでいるのです。
そういえば、高知駅の土佐電鉄の「高知駅前」電停も、ロータリーの中でした。
(↓ブログの記事です。別のタブが開きます)
[JR四国 / とさでん交通]高知 「ポッピンQ」舞台探訪
駅前ロータリーは公共のものであり……乗用車は二の次、
公共交通機関のターミナルや災害時の避難場所スペースといった、公共施設を優先すべきと僕は思います
02. 豊橋 - 「東八町」電停
市内線「駅前」電停→「東八町」電停。
「東八町」電停の路傍には、かつて吉田宿の宿場灯だった「秋葉山常夜灯」
[1]。
吉田宿の東西出入り口として「東惣門」
[2]の跡があります。
また、国道23号線には「西惣門」
[3]の跡があります。
[1] [2] [3]
東西の惣門……江戸時代には番所があり、吉田宿は通行が規制されていたのです。
東八町には歩道橋がありますが、「東八町」の交差点・電停
[4]が歩道橋の上から見えます!
[4]
土佐電鉄でも思いましたが、やはり路面電車はラッピングが似合いますねえ。
03. 豊橋 - くすのき通
「くすのき通」は、「八町通三丁目」の交差点から、後述の「レインボータワー」まで続きます。
[1]
通りのクスノキ並木
[1]は、「昭和20年代に植えられたもの」と看板に書いてあります。長寿!
「レインボータワー」、いわゆる「前田橋」
[2]。街のシンボルとなった全方向型の歩道橋です。
[2]
だまし絵みたいな不思議な形をしています。
04. 豊橋 - 「札木」電停~八町通
「西八町」の交差点。
南(「札木」電停方面)から来た市電は、この交差点を東に右折するのです。
「札木」電停の近くには、「吉田宿問屋場跡」
[1]と「吉田宿本陣跡」
[2]があります。
[1] [2]
札木町の一帯が吉田宿の中心だった模様。
前回の豊橋探訪の話ですが、萱町の「松葉公園」
[3][4][5]に行きました。
[3] [4] [5]
豊橋から帰宅した後、会社の先輩から松葉公園の近くの豊橋カレーうどん屋さんを教えてもらいました。
次回とか、是非行きたいですねえ。
「豊橋市職員会館」の前に”世紀をこえて育む”と書かれた石碑が建っています。
[6]
愛知県立豊橋東高等学校の100周年記念として建てられたもので「豊橋町立高等女学校発祥の地」
[6]です。
赤い樹がアクセントになってますねえ。
藩校時習館址(藩学時習館址)
[7]……
宝暦2年(1752年)、藩主松平信復によって、城内の八丁小路(現在の八丁通)に設立された藩校。
[7]
宝暦の当時、「豊橋市公会堂」あたりに設置されたようで、公会堂の前に、この址があります。
その「豊橋市公会堂」
[8]。
昭和6年建築のロマネスク様式の公会堂です。
[8]
正面両側の2つの半円型ドーム、そして、それを囲むワシ……壮大です!
「豊橋ハリストス正教会」
[9]……白いビザンチン建築のロシア正教会。
[9]
大正時代のもので、現存する愛知県下の正教会では最古のものらしい……端正です!
05. 豊橋 - 豊橋公園
豊橋公園は旧日本軍の部隊があった過去があり、名残が残る戦争遺跡でもあります。
正門は歩兵第18連隊営門、その脇には哨舎(哨兵の小屋)があります。
[1]
[1] [2]
また、「此処に歩兵第百十八連隊ありき」と書かれた戦争遺跡(碑)
[2]があります。
公園の中に吉田藩の政庁・吉田城の址
[3]があります。
[3] [4]
「吉田城鉄櫓」(くろがねやぐら)
[4]もあります。
この鉄櫓はいわゆる”天守”のような見た目ですが、天守ではなく……
戦後の昭和29年(1954年)に模擬再建された、鉄筋コンクリートの櫓(やぐら)です。
鉄櫓の脇にある武具所跡、その石段を降りると豊川の川辺の散策路に出られます。
[5]
[5]
国道1号線と、豊川に架かる「吉田大橋」はここから眺める事が出来ます。なかなかの景色!
06. 豊橋 - 豊橋公園(豊橋市美術博物館)
豊橋公園の中には「豊橋市美術博物館」
[1]があります。
[1] [2]
花フェスタの「花時計」
[2]も結構有名。
今、この美術博物館で「豊橋・ヴォルフスブルグ交流展」
[2]という企画展がやっています。
[2]
ヴォルフスブルグはドイツの街で、豊橋と「パートナーシティ提携」が行われている模様。
この街は、自動車メーカーのフォルクスワーゲン社のために造られた、自動車産業の人工計画都市です。
ところで「フォルクスワーゲン」は”大衆車”という意味らしいですね。
まあ、ゴルフやポロは大衆車かもですが……欧州の乗用車は大衆車も良く出来ているなあ。
企画展ではハイデルスベルガーという写真家が撮ったフォルクスワーゲンの写真が展示されています。
ハイデルスベルガーの写真展は日本国内発だそうな。
なので、google.co.jpで検索しても画像がヒットしない……。
豊橋駅の駅ビル「カルミア」で、電車が来るまでコーヒーで休憩。
[3]
[3]
尾張一宮駅の「i-ビル」や浜松駅の「メイワン」も立派ですが、豊橋駅も大きな駅ビルですねえ。
07. 半田 - 赤レンガ倉庫~紺屋海道
豊橋電鉄「市役所前」電停→「駅前」電停、
豊橋駅→刈谷駅(特別快速)、刈谷→大府(各駅停車)、大府→乙川。
大府は東海道本線と武豊線の接続駅ですが、特別快速が止まらない……。
目的地の「赤レンガ倉庫」は乙川駅
[1]が近いのです。
[1]
阿久比川・半田運河の「半田大橋」を渡り、国道247号線を進んだ所にあるのが「赤レンガ倉庫」
[2]。
[2]
明治3年、カブトビールというビールメーカーの製造工場として誕生したレンガ建造物です。
国の登録有形文化財で展示室やカフェも併設されていて……しかし僕は酒が飲めないので外観だけ。
赤レンガ倉庫から歩道橋を渡り、国道247号線の向かい側から南に伸びているのが「紺屋海道」
[3]。
江戸時代、船の帆を染める染物屋さんがあった事から、「紺屋」と名付けられた模様。
[3]
昔ながらの風情ある街並みって感じです。
08. 半田 - 半田運河・蔵のまち
紺屋海道を抜け、国道263号線とJR武豊線を横断、半田運河方面へと歩きます。
蔵盛 酒の文化館。
[1]
江戸時代から200年以上にわたって使われてきた酒蔵
[1]
……を使った日本酒の資料館らしいんですが、酒が飲めないので外観だけ。
すぐ近くに半六庭園・旧中埜半六邸
[2]。
江戸時代から海運業・醸造業で栄えた豪商、中埜半六家の庭園と邸宅。
ミツカンのロゴの三本線の「≡」は、中埜家の家紋が由来らしい。言われてみれば。
[2]
コスプレのお姉さん達が居ました。おそらく、「刀剣乱舞」でしょう。詳しくは知らないですが……。
同じく醸造業だった、小栗家の住宅
[3]もあります。歴史的建造物。
[3]
1階の部分が「蔵のまち観光案内所」として利用されているそうな。
いよいよ半田駅前の通り。
ここにはミツカングループ本社
[4]があります。
[4]
ミツカンといったら酢、冷やし中華のつゆ、味ぽん、そして納豆「金のつぶ」。
僕は「金のつぶ」のファンです。普段、近所のスーパーで色んな「金のつぶ」を買っています。
通称「MIM」というミツカンミュージアム。
[5]
要予約なのでほとんど見学できませんでしたが……一部は見学可能でした。
[5] [6] [7]
酢めしにぎり
[6]は既に売り切れでした。ブルーベリー甘酒
[7]ってのを飲みましたが、旨かったです!
そして半田運河・蔵のまち
[8]。
江戸時代は半田から江戸へと、酒や酢が運び込まれていたのです。
運河沿いにはミツカンのロゴ(≡)が入った醸造蔵が並んでいます。
[8]
黒板囲いの醸造蔵。風情があります! 端午の節句には鯉のぼりが泳ぐそうな。
JR半田駅~半田運河の「現兵衛橋」界隈は、半田のメインストリートみたいですね。
観光バスが何台も止まってますし、観光客の人々がたくさん居ます。
09. 半田 - 半田駅
JR半田駅
[1]。
[1] [2]
JR最古の跨線橋が、この駅の特徴らしいです
[2]。
半田駅には「SL・鉄道資料館」があり、「CC11265 蒸気機関車」
[3]が展示されています。
[3]
10. 名古屋 - 四間通
武豊線で半田→大府、東海道本線で大府→名古屋。
最後は名駅エリアで、桜通を少し入った所にある、下道の「四間通」(しけみち)
[1][2][3]を見学。
レトロな感じの土蔵造りの古い街並みです。
[1] [2] [3]
名駅桜通口~桜通は休日とあってすごい人ですが、四間通は静かな処です。
99. パンフレット
東海道本線で名古屋→岐阜。
無事帰宅
[1]。
[1]
JR東海の皆さん、豊橋鉄道の皆さん、どうもありがとうございました。
運行表(日祝ダイヤ)
0622 JR(在来線)岐阜 発
0739 JR(在来線)豊橋 着
0746 豊橋鉄道 駅前 発
****** 豊橋鉄道 東八町 着
(豊橋)
****** 豊橋鉄道 市役所前 発
****** 豊橋鉄道 駅前 着
1021 JR(在来線)豊橋 発
1052 JR(在来線)刈谷 着
1055 JR(在来線)刈谷 発
1100 JR(在来線)大府 着
1121 JR(在来線)大府 発
1140 JR(在来線)乙川 着
(半田)
1414 JR(在来線)半田 発
1437 JR(在来線)大府 着
1442 JR(在来線)大府 発
1458 JR(在来線)名古屋 着
(名古屋)
1545 JR(在来線)名古屋 発
1605 JR(在来線)岐阜 着