私は野球が好きです
見るのもプレイするのも大好きです
特に高校野球観戦はタマリません
夏の甲子園も勿論ですが、春の選抜は、「積雪のせいでグラウンドに出てキャッチボールすら出来ない。」そんな雪国の野球少年達の心を熱く揺さぶる一大行事だったのでは?
かく言う私も、テレビの前でグローブ片手にウズウズしながら観戦したものです
(ちなみにシーズン開幕前のプロ野球珍プレー・好プレー大賞も同様)
さて高校野球と言えば
「カキーン」
と響き渡る
「金属バットの音」
が代名詞だと思いますが、このバットの音が以前と変わったと思いませんか?
20代前半の方には解らないかも知れませんね。私達30代の野球経験者には
「今の金属バットの音」
は物足りなく思えるんじゃないでしょうか?
きっかけはこうです
「捕手(高校球児)の耳の鼓膜が打撃音によって破れたから」
と言う理由で20年前(私が高校二年の夏に切り替わったはず)
いや、これは大問題です。高校野球の代名詞とはいえ、捕手の鼓膜とは引き換えれません
確かに捕手の位置で打撃音を聞くと、鼓膜が破れないまでも
「耳の奥にツーン」
と衝撃が走るのは何度も経験しました
「選手の体に危険が及ぶ事に対して保護していく」
良い事だと思います。件の金属バットもそう、キャッチャーのプロテクターも、バッターや、ランナーのヘルメット着用も辺り所が悪ければ「死」に繋がります。実際そういった事例も在りますし、そこまでいかなくても重度の障害が残ることも多々あります
じゃあ何が言いたいかって?
バッターの
「バッティンググローブ」
「肘当て」
「自打球避けレガース」
野手の
「インナーグローブ」
ランナーコーチの
「ヘルメット」
敢えて聞こう
「必要か?」
そして
敢えて言おう
そんなの身に付けてるってのは
「基本ができてないから」
なんだよ
私は最近の高校球児達がそれらの
「アイテム」
を身に付けてるのを見ると急速に萎えてしまいます。
「バッティンググローブ?」
シーズンオフにキチンとした「素振り」して、ちゃんとした「マメ」を掌に作ってないから、マメが潰れるんだよ
「手が痺れる?」
芯で打ってないからだよ
「デッドボール当たって肘を負傷したら?」
危ないと思ったら避けなきゃね
最悪避けれそうにない時は、肘が大事なら肩でカバーするようにすれば、肩か脇腹に当たってくれるよ
「自打球避け?」
タイミングよくミートポイントに呼び込んでミートすればそんな所にボールは飛ばない
「捕球の際に手が痛い?」
ポケットで捕球しないからです
「手にグローブがフィットしない?」
グローブの編み紐調節してますか?
自分の手にあった型つけてますか?
「ランナーコーチに打球が当たる?」
プレーに集中しましょう。ランナーコーチと言えど、ピッチャーがモーションに入ってからは、ボールの行方に注目です
やはりこれ等の事は、私が野球少年だった頃は
「そんなのは下手だからだ」「基本が出来てないからだ」
と叱られたものです。
まあ何せ、真夏の炎天下に数十キロに及ぶロードワーク、喉が渇いても水分補給禁止
嗚呼美しきかな精神論
の時代でしたからね
しかし、最近の高校球児のプレー見てて
「野球のレベルは上がったけど、質は落ちたな」
とつくづく思います
選手を保護するのは良いことですが、過保護に過ぎないように
と、地方予選万年一回戦ボーイの私は思います(ここオチです)
Posted at 2013/03/22 19:11:52 | |
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