• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

JetBoyのブログ一覧

2024年05月31日 イイね!

郵便配達

郵便配達












電子メールが発達したこの世の中で、じぶんは依然として郵便を送ったりするのが好きな方で、自然と郵便局に通うだけでなく、以前お仕事で飛んでた時、郵政省の受託運送で結構郵便配達便の乗務をしていました。

今週、郵便局で気がついたのが、郵便の投函箱。


外観はいつもと変わらぬ、あのお馴染みの形状なんですが、通常入れ口にある横長の取っ手の付いた扉がありません。


その代わり、何かシュレッダーみたいなギザギザの付いた歯が並んでいて、ちょっとしたコツが必要でしたが、何とか投函できました。



調べてみると、これはここ数年、投函箱からの郵便盗難を防ぐ新しい奴で、ギザギザの歯はラチェット形式になっていて、一度入れると引っ張って出せない様に出来ているそうです。

我が国の郵政省は万年赤字で、税金がかなり使われているので、新しい施設や、郵便料金値上げの際、必ずと言って皆から、何とかならんかのう、と文句が出ます。税金で補助されている鉄道のアムトラックもそうですね。

されど米国郵政省、United States Postal Service、略してUSPSと申します。結構時代の最先端を進んでいるのです。

一番一般的なのは、優先郵便、プライオリティメールと言うサーヴィスで、備えられた封筒・箱に入るのなら重量関係なく、国内どこでも一定金額で送れると言うサーヴィス。これらの封筒や箱は郵便局で無料で貰えます。


この優先郵便のサーヴィスを使えば、自宅のインターネットで宛名、宛先、郵送料も全て払えて、バーコードの付いたレイベルをプリンタで印刷し、箱に貼ってしまえば準備完了。それから街中の郵便配達のにーにーに渡すか、郵便局内にあるカゴに落とせば全て終了。頗る便利です。


その郵便局には大抵、セルフサーヴィスのキオスク機械が置いてあり、様々種類の切手を買えるだけでなく、優先郵便の支払い・宛先ラベルの印刷も全てできます。


刻々と値上げされる郵便料金に備えて、”永遠切手”、Forever Stamp と言うのもあり、それには切手の値段が印刷されてないのですが、多少高い値段なのですが、一旦買えば後日、郵便料金が値上げされてもその切手を使えると言う代物。現在大抵の人はこの永遠切手を買っているみたいです。切手は郵便局では勿論、超級市場やらでも買えますし、インターネットで注文すれば、望みの切手を郵送で送ってくれます。


これは数年前に発売開始になった、有名な、第二次世界大戦の陸軍第442歩兵隊を記念した切手。442歩兵隊は主に日系人で構成されていて、当時の日系人は敵人と見なされていたのを覆そうと、合衆国にただならぬ忠誠心を持って戦い、成果を上げた部隊として活躍、主に欧州と北アフリカですね。その部隊の功績を讃えた記念切手です。Go For Broke とは、まあ、一か八か!と言う意味合いですね。もう失うものは無い、突撃だ!と。


切手は貼るだけ以外にもあり、優先郵便は自宅で宛名レイベルと一緒に印刷できますし、USPS以外の会社から自宅で切手を直接封筒に印刷するサーヴィスもあり、中々便利です。


郵便配達となると、当然、歩道にある郵便箱に手が届く右側にステアリングのあるRHD車が便利で、少量ながら昔から、RHDの車両、特に郵政用ジープ、DJ3(DJはデリヴァリー・ジープの事)を作っていたアメリカン・モータースなんかが得意でした。


スチュードベーカーも。


配達も郵便本局の配達係だけでなく、僻地になると地元に受託配達が委ねられ、その為にLHDをRHDに変換するキットなんかもあるのですが、近年では、米製スバル・レガシーやら、サターンのステーションワゴンもRHD版を販売していたし、ジープもまだ新車のRHD版が買えます。以前日本の自動車雑誌の記者が、美国では右ハンドルは禁止されているから、なんて書いてありましたが、そんな事はありません。

LHDをRHDにする郵便屋さん用のキット。そういえば昔、英国に輸出されていたAMCのペーサーも、計器盤の裏側で、チェインとスプロケットでRHDにしてましたっけ


元祖、郵便配達のジープDJ。




RHD仕様を実際に日本向けやらに生産していたので、サターンのRHDも容易かったのか。。。


スバル・レガシーRHDは全てインデイアナ州・ラフィエット工場製。


USPSはAmazonの配達と協力していて、本来なら配達のない日曜日に郵政省配達車を最近は見かける様になりました。因みにぼくの経験からするとUSPSで配達が著しく遅延したり紛失するケースは余りないのですが、これがお隣り、キャナダになるとどうも質が落ちるようで、ヴァンクーヴァの実家から灣を越えてヴィクトリアに郵便を出すと10日もかかったり、勿論土曜日の配達もあちらじゃ無いしと。

キャナダ郵政省の電動配達車。これはナヴィスター製(NAVISTAR、昔のインターナショナル・ハーヴェスタ社)この画像、撮ったのが2012年の秋、ヴァンクーヴァでしたから、連中かなり前から電動化目指していたんですね。。。。


因みに北米のかなりのテレヴィ番組やドラマはキャナダで撮影されているんです。あっちの方が経費が安いんですかね。その際、街頭の風景なんかが出てくると、想定がUSAだと、殆どがキャナダで撮影した事はバレないんですが、たまに郵便箱でバレる事があります。キャナダ郵政省の郵便箱は赤いので。。。(USAは青)



Posted at 2024/06/01 05:05:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2024年05月29日 イイね!

A&W エンダー

A&W エンダー














用事があり、5月は駆け足で日本へ3週間。

樂しみは通称エンダーと親しまれている、A&Wさんでサンドウイッチ(北米ではハンバーガーの事も一応サンドウイッチと言います、”ブレッドに挟まれている” から)とギンギンに冷えたルートビアをこれまたカチンカチンに冷やされたビヤジョッキで飲み干す事。ルートビやなぞ、子供の頃はあの、うがい薬みたいな味の飲み物をなんで皆、飲むんでしょうか、などと思っていたんですが、歳をとるにつれ普通に飲める様になり、近頃はドクターペッパと共に好きな清涼飲料です。

我が国でA&Wは古い歴史があり、発祥の地は我が家の父方の家族が育ったキャリフォーニア州サクラメントから南にちょっと行った、ローダイと言う小さな街で、そのブランド自体は全米に広がった割には店舗は米西海岸に集中していて、東南部で若い人に聞けば、エイアンドダビュル?なんじゃいそれ、VWの新型車?なんて言われるかもしれません。A&Wは戦後、海外進出を多分、マクドーナルズより早く始めていて、その後到来するファーストフードを先取りしていた感があります。真っ先に進駐したのはグアム、次はフィリピンで、それから北上して沖縄に1963年に第一号店を開店します。

その一号店の場所は屋宜原(今で言うイオン・ライカム・モールのお隣)にあり、数年前、NHKの番組、”街角ドキュメンタリー 沖縄・老舗ハンバーガーショップで” の舞台にもなった場所です。今では本家北米でも少なくなったドライヴイン形式の店舗、自動車を駐車する所に設置されたインターコムで商品を注文できる様になっており、商品は自動車の窓に引っ掛けて固定できるお盆に乗って配達してくれます。ぼくらの年代にはもはや号泣もので、ハイスクールの時代を思い出させてくれます。

残念なことに第一号店は改装工事が続いて閉店されていたので、仕方なく牧港にある、1968年に開業した、A&W第2号店に向かいました。ギンギンに冷えたジョッキでいただくルートビヤとサンドウイッチを頂きました。この両店、当然沖縄返還前のお店なので、一応米領のお店でした。まーさんどー、ああ、しあわせ、しあわせ。

第一号店。


これですよ、コレ。霜のついた冷やしたグラス・ジョッキで飲むルートビヤ。因みにお代わり無料です。


こうやって車内からインターコムで注文するのが正統派。なつかしいなあ。。


出口に、このお店の経験が素晴らしいと感じた人は、お帰りの際この鈴を鳴らしてくださいと書いてありました。誰も鳴らさないので、自分はカンカン鳴らしてあげました。


豊崎でA&Wの移動店舗を発見!おまけにこれ、本物の元祖、グラマン・オールソンのステップヴァンではないですか!よく観察すれば、多分2002年辺りの
フレイトライナー製シャーシのMT45型。前窓上のひさしで直ぐ判ります。冷房も付いている! 非常に状態の良い個体と見受けられます。


左前窓上にある換気穴が沖縄特別仕様か。あと外側後方確認の鏡類が日本特有ですね。


豊崎といえば、11年前に目撃したレンタカアが椰子の木、投げ倒したインシデント。。


現在はこんな模様でした。


素晴らしい状態のトヨタ・マークII (コロナとは言いませんでしたよね)。
その上ツインキャム、おまけにツイン・ターボチャージャー!この屋根の薄さ、ピラーの細さ。もう絶対こう言う車両は製造できないでしょうね。当時でも厳しかったんでしょう、FMVSSに適合するのは。この4ドアピラード・ハードトップは北米では売られませんでした。


日本ではこう言うのを目撃するので、興奮します。多分1967年型。レストアして持ってきたのかしら。


沖映通り、旧ダイナハ向かいの、みどり駐車場が取り壊しになりました。ここはユースカー時代(琉球列島米国民政府)の面影を残す、少ない建物です。出入り口がなんかヘンでしょう。右側通行に作られたので、向かって右側が入り口、左側が出口と左側通行では反対になっているんです。右の黄色い屋根は昔、あんま屋さん。左奥の料金所から夜更けの蚊取り線香、支払いで窓を開けた車内に香るのが懐かしいです。




今回借りたのは125万キロ走った鈴木のワゴンR。200パウンドの砂利運ぶ作業中の図。結構よく走ってくれました。


あっ、あの伝説のセドリックが。。。(デージ優しく、親切なオーナーでした)
Posted at 2024/05/30 06:59:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年05月06日 イイね!

ところ変わって品、変える。

ところ変わって品、変える。












ブラジルではある一定重量以下の車両のジーゼル車が禁止されているそうで、ハイ、彼方は乗用車は殆どウージから搾った液で作るアルコホールで走る政策が長い間続いて(最近変更されたらしい)まあ、政府の資源輸入政策故、炭素資源保護より政治的匂いが強いんですが、されど、矢張り一定の購買層はジーゼル原動の乗用車が欲しいわけです。

そこで頭の良い企業はこんな自動車売ってました。そう、米フォードのジーゼル原動のピックアップトラックを改造して乗用車にしちゃったのです。重いのでジーゼル規制に引っかからない訳ですな。

変態フォード。


お察しの通り、尾灯は同じくフォードのフォーカス・セダーンのを流用している模様


以前GMが重い重量車の方が排気ガス規制が緩いのに目を付けて、小型ピックアップトラックの重量を増した仕様を BIG10 として売っていたのと似てます

ビッグ10(テン)は緩い排気規制が適合されるので触媒を使わずレギュラー・ギャソリンを使えるので経費が安いと謳っていました。


場所は変わって北半球のフィンランド。あちらも自動車には非常に高い関税がかかるそうで、頭の良い商人は普通自動車を改造して商用車として登録して税金逃れをしていたのは結構昔から聞いた話でしたが、(特にステーションワゴンの側面窓を鉄板に変えてパネルワゴンにしたり)こんなのもあったとは。。。。

そう、シェヴォレイ・カマーロの車体後部を改造してピックアップトラックにしちゃったんです。何かオウストラリヤでよく見かけるユート(Ute) か昔のエルカミーノに似てますね。




ぼくは南アメリカには数回しか行った事が無かったんですが、非常に興味深い自動車が走ってました。特にアージェンテイーナですね。紛争が起きる前でしたので景気は良く、ホント、南のパリスと言われる由来が実感できました。欧州の建築・街並みと椰子の木が並ぶ大通り。そこに走るのは殆ど古いフランス車。写真を撮らなかったのが悔やまれます。

ブラジルでは1960年代後半のフォード・フルサイズのギャラクシーが1980年代まで改良され生産が続きました。そう、例のペリメター骨格でギャソリンタンクが縦に積まれていた奴です。

別に飲酒運転の意味合いはありませぬ。でもちょっと晩年のAMCに似てるなあ。


これがオリジナル。やはり縦目が似合いますね。写真では意外とフルサイズにしては軽快に見えますが、実車は文鎮の様に大きかったです。ハイスクールの給食のおばさん、ミセス・クロケットが水色のギャラクシーに乗っていてたまに乗せてもらったのが懐かしい。。。


冒頭図は1978年のドラマ、”ブラジルから来た少年たち” グレゴリー・ペックの好演。現実味のあるスリラー、おすすめです。ユーチューブでご覧あれ。
Posted at 2024/05/07 01:52:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「郵便配達 http://cvw.jp/b/1945280/47754873/
何シテル?   06/01 05:05
I'm JetBoy. Nice to meet you. 実家は西キャナダ、住むのはハワイ州オアフ島、家族は香港、親戚が日本、スピリットはウチナンチ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2024/5 >>

   1234
5 67891011
12131415161718
19202122232425
262728 2930 31 

愛車一覧

トヨタ プリウスPHV トヨタ プリウスPHV
税金控除。駐車代無料。充電免費。貧乏家族の頼り者。
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
家に置いてある自動車、でも出稼ぎ生活なので殆ど使用していません。走行距離が11年で590 ...
プジョー 505 プジョー 505
矢張り安物ルノー車を毎日修理していると、”いつかはプジョー” と言う流れに溺れて、最後の ...
ルノー その他 ルノー その他
シカーゴで姉貴の乗っていたマズダRX-5 (コスモ) が珍しく動いていたので中古車屋に乗 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation