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黒ノ助のブログ一覧

2018年06月27日 イイね!

ボクスターで行く、ゴールデンウィークの北海道桜旅

ボクスターで行く、ゴールデンウィークの北海道桜旅
遅ればせながら2018年のGWの記録をば。

今年は趣向を変えて北海道に行ってきました。毎年夏に行くので、たまには季節を変えて春はどうだろうかと。実は他に色々と企画を考えたのですが、観光シーズンの観光地はどこも高い。特にホテルが高い。リーマンショック頃のベラボーに安かった頃が懐かしいです。というわけで、シーズンオフの北海道へ。短期なので、フライト&レンタカー。どうせ行くなら乗りたい車を借りよう!
まずはデミオ。
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四駆のガソリンベースグレードですが乗り心地が良い。スタッドレスタイヤということもありますが、ボッコボコの荒れた道でも何事もなかったのように衝撃を伝えずに、ポコポコいなしながら走りきる。なかなか楽しかったです。デミオ、好きだな。WinterMAXXもいいタイヤだな。

翌日は本命の987ボクスター。ティプトロニックの2.7Lベースグレード。タイヤはルマン。

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走り始めはとにかく操作系の”重さ”を感じます。ハンドル、アクセル、ブレーキ、全てが(ロードスターと比べると)重く感じます。NCロードスターはそれほど軽くはないけれど、それと比べても明らかに重っ!となります。
そしてエンジン音。
ピストン一つ一つがバラバラと爆発振動している様が容易に想像できるが如く、脈動を背中に感じます。エンジン音というより、”エンジン振動”ですね。いつもは足先に感じる心臓が、背中にくっついている感じは独特です。

そういった操作系の感触に慣れつつ、高速に入りアクセルを踏み込みます。
オルガン式のアクセルペダルが(いつものロードスターと比べると)かなり重いので、意思を込めて踏まないと速度が出ない感じは、作り手の思想の違いなのかと思いながら高速を巡航。

加速を試みると、背中のエンジンが吠えつつ腰から押し出されるようにして前に出ます。
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PAにてようやく外観を眺めてみる。丸いライトが愛嬌があって、ちょっと笑顔になってしまいますね。

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室内は広くも狭くもなく。華美でも質素でもなく、運転に集中できる空間という感じ。

あ、そうそう今回は北海道の桜を見に行こう、というテーマでした。とりあえず二十間道路の桜並木を目指しますが、あいにくの雨。割としっかり降ってます。この雨なのに道中、渋滞とかしていてびっくりしたのですが、なんとか到着。雨なのに結構な人でした。晴れてたら大変なことになってますね。
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車が少ないところで写真を撮っていますが、実際は数珠つなぎ。さすがにずーっと続く桜並木は圧巻です。
写真ではピンク色が強すぎだろ、って思うかもしれませんが、まさにこんな色です。北海道の桜って彩度が高いんですね。それと車は路肩に停めるスペースがあるのですが、車高が低いボクスターは停められず。そもそも泥ドロなのでそんな気にもなれないのですが。


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人の多さに若干嫌気がさしたので、次行こ次。
こちらは浦河の優駿さくらロード。ここは良かった。車も人も少ないし、緑がとにかく綺麗。
桜の数は二十間道路と比べるまでもなく少ないですが、それでも十分です。何往復もすればいいんです(笑)

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あいにくの天気ですが、それでも雨が止んだ瞬間を捉えてオープンドライブしました。

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ボクスターも、絵になりますね。いいな〜ボクスター。被写体としてもバッチリだな〜。

さ、宿に向かわなければいけません。
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バチバチと降る雨を振り切って走る走る。運転しっぱなしで若干腰が痛くなる。

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雨が止み、空が明るくなってきました。鵜苫のローソク岩です。

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西の空から雲が切れてきた。雨上がりはとても爽やか。

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青い海を眺めながら快調にドライブ!

だんだん体が車に馴染んできた。というか車が体に馴染んできたとでも言おうか。ステアリングを傾けると、お尻と一体化したエンジンとともに車の向きを変えるというか…ミッドシップ独特の塊感のある曲がり方がやみつきになってきた。そして、なんというか、ゆっく〜り走っても楽しい。楽しい上に心地良い。マッサージチェアで寛いでいるような気分になる。これはきっとエンジン振動が腰に直接伝わるからじゃないか。エンジン音の高低が明確に伝わるので、速度の上下がすぐわかる。一定の音程に保ちたくなるので、自然と一定速を保つ。音と振動を介したオートクルーズ機能とでも言おうか。これがなんとも心地よい。

要は私はクルマと一体化してきた。人馬一体ではなく、一体化。

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街を抜け、港を抜け、アップダウンの草原を駆けて襟裳岬に到達。西日が灯台を照らしてなんとも優雅な風景に見えるが、いつもの強風は変わらず吹き荒れ、5月だというのに気温は低く、関西の真冬のよう。
防寒着持ってきたけどそれでもちょっと足りなかったかな。

さ、戻ろう。

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襟裳岬の尾根を走る道道34号線。オープンで走る爽快感は何物にも代え難い。

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西日に照らされる雨上がりの水平線。早速この旅のハイライト。

夕食は珍しく地元の旅館でのフルコース。春ウニに毛ガニ、魚に昆布。お腹いっぱい。

翌日、朝は晴れ。
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勇んでもう一度、晴れの優駿さくらロードを狙いに行きましたが・・・

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行く手は完全に曇り模様。こらいかん。

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引き返します。しかし、えりもあたりはフォトジェニックな風景が多くて、じっくり廻るととても良さそう。

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もう一度襟裳岬を走って、さっき朝食食べたばかりなのに獲れたてウニ丼を平らげる(笑)

黄金道路の手前で走りながら幌を閉じて土砂降りの黄金道路を通過し

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フンベの滝で晴れてきた。

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まっすぐな農道をひた走り、

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旭浜で海を眺める。
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白い雲と青い空に白いボクスターは似合います。

若干昼食難民になりながらも十勝平野へ。
乗り心地は正直それほど良くない。足回りは結構硬い。でも不快という感じはしないのは、ボディの剛性が高いからでしょうか。それでも結構ドシンと来るときはきます。
楽しく運転しているので気にならないのだが、実はだんだん疲れてきていたっぽい・・笑

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桜を見つけては立ち寄って、


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burnerさんと再会。お互いロードスター乗ってるのにね(笑)

レストランホームと六花亭はマスト。
翌日はずっと雨だったので、新得そば食べて空港へ。
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雨の高速はペースもまちまちだし、ちょっと疲れるのね。

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3日間、1000km余りでしたが、しっかり走ってくれました。初めてのポルシェ、初めてのボクスターでしたがその出来栄えに感じ入りました。クルマのガッシリ感はほんとすごい。そして塊感もすごい。それに速度に比例してドライバーに”今お前は車を走らせているんだぞ”感を常に問い続ける感じはちょっと日本車とは違うなと。これはこれで疲れるんですが、でも明らかな実感がある。濃密。濃ゆい。ひとつひとうの動作に重い意味を込めて走る。

別の視点で気に入ったポイントがトランクスペース。

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本当にボンネットを開くと人がすっぽり入りそうなトランクスペースが現れる。機内持ち込みスーツケース+アルファが2個分とお土産スペース。

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リアにもスーツケースが1個余裕で入ってお土産も積載可能ですからね。リアは長尺ものなら横に130cmの長さがありますし。これ結構すごいです。気に入りました。荷物の心配せずに日本全国走り回れるオープン2シーターの一つですね。嗚呼、一つの理想形。
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でもこの旅から帰ってきて、しばらくカラダ中が痛くて、なんか調子悪かった・・・濃密な体験だったみたいです。

以上です。
Posted at 2018/06/30 22:50:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | このくるまが欲しい | 旅行/地域

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