ある方から
C系NAアルトのベンチ化に付いて問い合わせを受けたので
返信しました
んで結構細かく情報調べて送信したんで
せっかくならもっと多数の方に情報開示しようと思い
ブログ書き込みします♪
ちなみに僕がベンチ化するときに多数の方から頂いた情報です
結構いろんなところで情報開示されてるんで
そろそろいいかなぁって♪
結構長いんで
コーヒーブレイクしながら読むことをオススメしますw
問い合わせ内容
C系純正ホイールでベンチ化は可能か?
2009年6月時点では
C系純正ホイール(PCD114.3)に合う
ポン付けベンチディスク化方法は発見されてません
現時点ではベンチディスク化は
PCD100用の物しかないのです
なのでベンチ化するならホイール交換必須です
それでも114.3にこだわるなら
PCD変換スペーサー使うしかないです
裏技として
カプチーノリヤハブのベアリング圧入部を
アルトハブ形状に加工し
ナックルはそのままNAアルト用を使うことで
新規格のベンチ用キャリパーと共に
カプチーノのフロント用13インチベンチディスクが取り付けできます
が、旋盤が無いと無理なのでちょっと簡単では無いですね
ポン付けではないですし(^_^;)
またこの方法をつかうと
ケイワークスキャリパーとカルタスGTIディスクを使う事で
114.3で14ベンチ化が可能です
工作機械がある方は試しても良いと思いますが
ちょっと強度の心配は有りますね(^_^;)
ドラシャの太さについて
アルトと言うか
スズキの軽自動車は平成になってから
ドラシャ自体とミッション差込口の太さは
ターボとNAで異なるものの
ハブ差込口の径はすべて同一です
ただ注意しなければいけないのは
ABS付き用のナックルには
ABS無し用のドラシャは入りますが
その逆は車輪速検出用の突起がナックルに当たり
装着できませんのでご注意を
では本題に入ります
僕がH系NAアルトのハブナックルを使っているのは
ベンチディスク化するにあたって
ナックルのキャリパマウント取り付け部
の変更をしたかったからです
C系H系のRSと新規格では
キャリパーの製造メーカーが異なる為
キャリパマウントボルトピッチが異なり
そのままでは取り付けられません
またC系をベンチ化する場合
無加工ポン付け出来るPCD114.3のベンチディスク化方法が見つかっていないので
必然的にH系のPCD100のハブを使うことになります
これだけ見ると
「新規格のハブナックルごとキャリパも移植すればいいじゃん!」
と思うかも知れませんが
旧規格と新規格では
ショックボルトの取り付け角度が異なり
新規格のナックルを
そのまま旧規格用のショックに取り付けると
超プラスキャンバーになってしまいますので
新規格用ショックを同時に取り付けることで
通常キャンバーとなります
ただし新規格は
アッパーマウントのボディ側取り付けボルトの角度も異なるため
キャンバー調整タイプのアッパーマウントを使う場合は
新規格ショックに旧規格用アッパーマウントの取り付けが必要です
新規格キャンバー調整アッパーマウントのままでも取り付けは出来ますが
キャンバー調整でキャスター角まで変わってしまいます(^_^;)
また、新規格は
ドラシャのハブ差し込み部が短いため
新規格ナックルを旧規格に移植する場合は
スペーサを入れたり
新規格ドラシャのアウトボードを旧規格ドラシャに取り付け
ニコイチドラシャを作ることでる事で移植可能です
余談ですが
旧規格に新規格用のショックごと
ナックルを移植すればノーマルキャンバー
旧規格に新規格ショックのみを流用すれば
マイナスキャンバーになります
話を戻しますが
ではどうやって旧規格にベンチディスクを流用するか?
ココでH系NAアルトのナックルが出てきます
なぜかNAアルトはソリッドディスクなのですが
キャリパーは新規格と同じメーカーの物
つまりキャリパマウントボルトのピッチが同一なんです!
そしてH系NAアルトは旧規格なので
ショックマウントボルトの角度ももちろん旧規格
これにより旧規格ベンチ化には
H系NAアルトナックルが必需品となってきます
ちなみにあまり知られてないですが
H系NAアルト以外にも
同じハブナックルを使っている車種があり
NA車に限りますが
ワゴンRの
CT51S、CV51S
AZワゴンの
CZ51S、CY51S
セルボモードの
CN22S、CP22S
あと旧規格のワークスでも
H系NAアルトナックルを使用してる車種があり
C径前期のieだけは
NAアルトと同じナックルなんです
(C系後期とC系前期ナビ仕様だけはターボナックル仕様です)
ただし
51系NAワゴンRや22系セルボは
PCD100なんで
ベンチディスクとキャリパ、ホースだけで
ベンチ化できますが
C系アルトはPCD114.3なんで
結局PCD100のハブを別に調達しないとなりません
ただハブだけってあんまり解体屋でも出てこないし
ナックルからハブを抜くのも面倒って事で
こちらはH系NAアルトのハブナックルを利用される方が多いです
もちろんH系ワークスのハブも使えるのですが
なぜかまったく同じ部品なのに
ワークスから取り外しってだけで価格が上がります
またH系ワークスから取り外しの場合
ワークスだけに結構走ってる車が多く
ハブやハブベにガタが出てる物が多いです
事故もNAアルトに比べると多いので
まれにハブにクラックが入っていることも!
こればっかりはハブを抜いてみないと分からないんで
そんなリスクをかぶる位なら
安全なH系NAナックルを使おうってな訳です
んでココからはベンチ化に必要なパーツです
C系NA車は
新規格キャリパーと同メーカーのキャリパーが付いています
ですがPCDが114,3との事ですので
ハブは使えません
旧660軽規格スズキFF系車の
PCD100のハブさえ手に入れば
あとは
ベンチディスク
キャリパー
キャリパマウント
ブレーキホース
があればベンチ化できます
これらの部品は
すべて同一車からでも
バラバラでも構いません
型式で言うと
ワークスなら
HA22S、HA12S
ワゴンRターボなら
MC21S、MC21S、MC12S。MC22S
MRワゴンターボなら
MF21S、MF22S
ラパンターボ(又はSS)なら
HE21S
番外で
日産モコターボなら
MG21S、MG22S
マツダAZワゴンターボなら
MD21S、MD22S
マツダスピアアーノターボなら
HF21S
もしハブ打ち変えが面倒なら
上記パーツに加え
H系NAアルトハブナックルを用意すればOKです
ちなみにベンチディスクとキャリパーは
新規格ターボ全車に付いてますんで
たとえば最近で言うと
MH23Sスティングレーターボの物でも使えます
ただ価格的にまだまだ高額な為
一般的なのはMC21SワゴンRターボの物ですね
ちなみに新規格ターボといっても
Keiターボだけは特別です
アレは14インチベンチディスクが付いてるんですが
ディスク外径が大きくなるので
取り付けには14インチホイールが必要になります
ブレーキの強化には持って来いなんですけどねw
普通のベンチディスク化がステップ1なら
社外のベンチスリットディスク化がステップ2
Kei用ノーマルベンチディスク化がステップ3
Kei用社外ベンチスリットがステップ4
ってところでしょうか
さらにこれに強化社外キャリパーまで組めば
最強ベンチディスク化の完成です♪
かなり長くなりましたが
以上がベンチ化のやり方です
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WORKS | 日記
Posted at
2009/06/04 01:10:20