2014/12/30〜2015/1/5
年末のフェリーが取れなかったため、沖縄行きを諦めまして、年末年始休暇をどう使うか悩む。
九州、瀬戸内、沖縄と毎年西へ行ってるのでたまには北へと思い立つ。
バイクはもちろん、車もスタッドレスは持っていない上にFFなので、いっそのこと北海道&東日本パスで鈍行列車の旅に。
最寄の駅から上野へ行き、三代目たいめいけんで優雅な朝食を。
快速ラビットに乗り、黒磯、郡山、福島駅で東北線を乗り継ぎ北上。東北道を駆け抜けるのに比べると東北線遅い。今回の旅はそれがまた良い。
米沢で米沢牛のハンバーグを食べに途中下車。
食べたら山形へ行き、スーパーホテルへチェックイン。
夕飯は山形牛の焼肉を食べに街へ繰り出す。
翌日はモンスターに会うべく蔵王へ。
蔵王温泉まではバスで行き、スキーヤーに混じりゴンドラで頂上まで。
-7℃で吹雪いており、視界は真っ白。必要以上に着込んできたから意外と寒くはない。モンスターは目の前のやつのみ確認できた程度。
しばらく待っても視界は変わらないので、バスの時間もあり、下山。下りは当然空いていた。いつかは、快晴を狙いリベンジしたい。
山形駅へ戻ったら、どまんなか買い込んでホームのベンチで食べたら奥羽本線で飯詰駅まで。
本日の宿は大曲ユースホステル。
年末年始が開いてるユースが少ない中、見つけたユース。ご飯が何もかも美味しい(特に名物の豚角煮がgood)、しかも夕飯は1000円。そしてここのオーナーはとにかく話しまくる、食後は大晦日ってことで振舞ってくれた日本酒飲みながら談笑タイム。
前年は与那国島のゲストハウスで賑やかに年越しをしたが、今年は豪雪の北東北でゆっくりと過ごす。
年明けと共に花火が上がるとのことで、車で土手まで連れて行ってくれた、さすがは花火の町、大曲。
花火見たら、地元の小さな神社へ初詣。境内の中まで入れてくれて、清め酒を頂きました。
宿に戻り就寝。翌日は8時の電車に乗りたいので、7時に朝食を取ったら駅まで送ってもらう。
目指すは五能線。電車が動くか不安の中、五能線始発駅の北能代へ。
年始の日本海側は荒れる予報でしたが、そんなことは無く通常運転。良かった。
リゾートしらかみに乗ることも考えたが、ここはローカル電車で行きたい。
のんびりと日本海を眺めながら十二湖駅まで列車に揺られる。遅延・運休を考え、早い電車で来たので宿には12時半頃に到着。送迎の方が宿へ向かう途中に象岩のある海辺を経由してくれた。
この付近は去年の9月にバイクで来た以来となるが、景色がまるで違う。冬は雪景色が綺麗だ。
宿はアオーネ白神。コテージに泊まる。とりあえず、途中の秋田駅で買ってきた比内地鶏の駅弁を食べ、ビールを飲む。
食べたら、併設している温泉に向かうも、誰もおらず一番風呂を貸し切り。
優雅な時を過ごし、お待ちかねの夕食タイム。
元旦なのでおせちもあり、牛に魚に地元の深浦ずくし。すごい量で、デザートはコテージに運び食べる始末。こんな優雅な元旦は初めて。
デザート食べたら、外で雪遊びしたり写真撮ったりして、就寝。
9時前の電車に乗るべく、8時半頃にチェックアウトして駅まで送ってもらう。24時間滞在プランだったが、20時間は滞在できた。
再び五能線に乗り込み北上。途中、雪のため反対の電車が遅れており、待ち合わせのために鰺ヶ沢で45分程度足止め。おかげで、この後の乗り換えがシビアになる。
弘前で奥羽本線に乗り換え、大館から花輪線、目的の宿は赤坂田にある。
弘前ではイギリストーストを探しに出歩く予定だったのに、叶わず。構内のニューデイズでフレンチトーストを発見したので、せめてそれを購入。
鰺ヶ沢の駅前スーパーでイギリストーストが売り切れだったのが悔やまれる。
なんとか、予定の電車に乗れたので赤坂田には15時半頃に到着。
宿は歩いて1分の民宿、木いちご。ここも夕食を見てチョイスした。ウェルカムスイーツが美味い、夕食に期待。
お風呂入ってのんびりして、いよいよ夕食の時間。
最初、予約と違うメニューが出てきたが、すぐに作り直してくれ、ご対面。
一年分、それ以上のスペアリブを食べました。
チーズケーキが食べ放題とか、無理。とりあえず最初に出てきたケーキはまたも部屋へ。
お腹パンパンなので、外で落ち着かせる。赤坂田駅を見に行ってみたが、電灯がいい雰囲気でした。カメラを取りに戻ったら時間で電気が消えてしまったのが残念。
翌日はちょっとのんびり10時半の電車。ここいらからUターン南下な感じで、寂しくなる。いざ、冷麺の盛岡へ向かう。
電車に乗ると、膝の上から一眼を落としてしまった。レンズ割れたか、と思ったが何とか被害は保護フィルタのみ。
幸いなことに(?)盛岡は都市。ビックカメラノジマに寄り保護フィルタを購入。
購入したら、冷麺を食べに大同苑へ。三度目の来店も相変わらず美味しい。ただ、前沢牛のメニューが値上がってしまっていたので諦める。
冷麺食べたら、コッペパンを求め福田パンへ。3日からやってると思ったら、なんと3日まで休み。
落胆しつつ、頼みの綱で駅ナカのiwatetetetoを覗くとそこにはコッペパンが!念願のあんバターに出会えました。
あとは東北本線で仙台まで南下して、アパヴィラホテルへチェックイン。たまたま新幹線が見える好位置の部屋。
夕食はもちろん牛タンと笹かま。善次郎でお腹いっぱい食べたらホテル戻って就寝。
翌日は8時前の電車でまずは松島へ。新富山の展望台で軽く景色見て牡蠣食べてカステラ買ったら、山寺を目指す。
冬の山寺は期待していた以上に良く、時間さえあれば五大堂まで登りたかった。が、そんな時間は無く、中堂を見て玉こんにゃく食べたら駅へ戻る。いつかまた行こう。
最後の宿を目指し、大石田駅へ向かう。目指すは銀山温泉。このために月曜日に休みを取ったようなもの。宿は古勢起屋別館。
古びた温泉街に温泉宿、そして温かいお湯。
ランプに照らされた温泉街の写真を撮って、姉妹宿銀山荘の露天風呂へ。
銀山荘はきれいだったけど、お湯は古勢起屋別館の方が断然いい。
お風呂から上がったら、宿に戻り再び写真を撮ったらいよいよ夕食の時間です。この旅、最後の晩餐なので旅の想いにふけりながら堪能する。
食べ終えたら、再びお湯に浸かり就寝。
翌日は後ろ髪を引かれつつも、大石田駅からただただ南下。
途中の米沢駅では、乗り換え時間5分の中反対のホームまでダッシュしてどまん中味噌味を購入。最後の駅弁とビールを噛み締める。峠駅では手売りの力餅を購入し、福島からは東北本線に乗り換え、だんだんと現実へ戻っていく。
宇都宮へ着く直前、これまでは終電を意識してたが、もう問題無いことに気付き、急遽餃子のために途中下車することを決める。
定番のみんみんで食したらいよいよ本当に旅も終わり。
最寄の駅に着き、駅から歩いて帰宅しました。
合計乗車時間:39時間24分