こんばんは~
まずは西日本の水害により被害にあわれた方に心よりお見舞い申し上げます。
連日猛暑が続きますが、一日も早く平穏な生活に戻れることを願って止みません。
さて、先週末の三連休、もちろん山に行きました(笑)
夏山シーズン開幕で行きたい山はいっぱいあるんですが、体は一つしかないのです。
選択肢がたくさんあったんですが、今回はタイトルのように
憧れの山 槍ヶ岳登山 に行ってきました。
初槍ヶ岳としては、一般的な槍沢ルートで向かいます。
しかし槍ヶ岳って遠いんですよね~(汗)往復40㎞.....昨年涸沢カールの往復32㎞も堪えましたから
まだ体が出来上がっていないこの時期、少々体力面が不安です。
当初、小屋泊装備でなるべく8㎏位に荷物を抑え1泊2日で行こうかと思っていたのですが、
今回お久しぶりの てつげたさん とご一緒することになったので
ブランクがあるてつげたさんは2泊(1泊目 槍沢ロッヂ 2泊目 槍ヶ岳山荘)で行きたいということなので、予定を変更して僕はテン泊(1泊目 ババ平テント場泊 2泊目 槍ヶ岳テント場泊)となりました。 8食自炊の食料、カメラ、レンズ2本(12-100、7-14)ミニ三脚 テン泊装備1式 総合計16㎏でGO!
1日目(7月14日)
1泊なら朝一のバスに乗らなければいけませんが、初日はババ平までなのでゆっくりスタート!
とはいえ激混みが予想される3連休、テン場を確保するに7時10分のバスで上高地に向かいます。
(てつげたさんは、夜勤明け及び山荘伯のためゆっくりスタート、翌日ご一緒することにします)
1、快晴の3連休初日 河童橋も安定の美しさ
2、河童橋の上から梓川の清流が清々しい朝でした。
3、上高地BTからは、例によって横尾まで11㎞ロングトレッキング(僕はこれが超苦手です)
10:30 横尾には2時間40分で到着(テン泊装備ならまあまあのペースです)
4、ここからは初めての槍沢沿いに進みます。
5、梓川と同様、槍沢も澄んだ雪解け水がきれいでついつい渓流撮りしながら登っちゃいました。
6、お腹が減ったので一ノ俣でお昼にします。
7、そうこうしてるうちに、後からスタートしてきた約半分の軽量装備のてつげたさんに槍沢ロッヂ前で追いつかれてしまいました。(軽さは正義だね~)
8、13:00 槍沢ロッヂ到着(てつげたさんの高級コンデジRX100M6をパパラッチ)
再開したばかりですが明日ご一緒する約束をして
ロッヂでテント受付して、ビールを買い込みババ平へ向かいます。
ビールというウェイトも加わったせいか、妙にバテていましたが、どうやら午後の暑さにやられていたようです。標高2000m近いとはいえこの日は猛暑日、やっぱり山は午前中の涼しい時間帯に活動しなけりゃいけませんな!
9、13:40 標高1990mババ平テント場着ですが、すでにテントで埋め尽くされて登山者が右往左往(汗)(テン場は最近拡張され、川沿いにも幕営できますがあまり平坦ではなくトイレが遠いんです)
10、何とか、石室の裏にスペースを見つけ幕営
暑くてテント内にはいられないので、川へ行って肉類やビールを冷やしながら、足を川でクールダウン.....なんて水温ではなく一瞬で凍えます(笑)
川沿いのテント場もなかなか快適ですね!午後はまったり過ごしました(#^.^#)
11、翌朝4時半出発の予定なので3時に前覚ましをかけます。
このテン場は山に囲まれ夕日も朝日も期待できないのですが、外が気になり21時過ぎに外に出てみると天の川が見えてるじゃないですか!でも寝なきゃ....ということでタイムラプスを仕掛け寝落ちw
2日目(7月15日)
12、翌朝予定通り3時に起床し朝飯、テント撤収を終え4時20分頃とてつげたさんに連絡を取ると
まだ出発したばかりらしいし、山荘~ババ平までは40分近くかかるしテン泊装備の僕はペースが遅いので先に出発することにしました。
徐々に傾斜がきつくなってきますが、早朝の涼しい気温なので快調に飛ばします。大曲と天狗原
の間で太陽が顔を出しました。
13、雪渓を超えると
14、グリーンバンドへ到着。いきなり視界が開け槍が見えテンションアップ
(空が色が濃い(PL使用))
15、ド快晴の空に槍の穂先
16、日本じゃないみたい♪
17、ヒュッテ大槍の分岐と坊主の岩小屋(播隆窟)
18、雪解け後の新緑とお花畑のゼブラが美しい
19、殺生分岐を過ぎるとどんどん斜度がきつくなります。
20、でも槍の穂先が待ってますから
21、いくら登っても近づかないつづら折れのガラガラ岩場ですが、なぜか今日はメチャ元気です。
22、一気に標高を上げ振り返ると眼下に殺生ヒュッテ そして背後に常念岳と八ヶ岳
23、 8:30 槍ヶ岳山荘3080mに到着です。
(4時間ジャスト!結局てつげたさんに追いつかれずに登ってきちゃいました)
早速、テント場の受付をします。
一度はテン泊したいランキング上位の槍ヶ岳のテント場は30張しかありません。
しかも岩場のため、ほかのテント場のように詰めて張るなんてことはなく到着順に幕営地が指定される激戦区です。
夏山シーズンはほぼ正午で満席になり、後から来た人は山荘泊に変更するか、殺生ヒュッテのテント場まで下って幕営しなければなりません。
今回は3連休ですからさらに混み合い、11:00にはテント場満席になりました(汗)
24、そして僕が受け取った幕営地の札はなんとC!!(A~Fまでが槍ヶ岳側の一等地、あとは南岳側の斜面となります)
25、目の前に槍ヶ岳がドーンとなんとも贅沢なロケーション
26、テント開けたら槍の穂先が目の前なんて!!一生でそう何回もない幸運かも♪
27、こんな所
28、
29、槍の穂先への登頂は、朝から大渋滞(汗)チャンスは丸一日あるので、テントでお昼寝!
この日も下界は猛暑だったようですが、さすがに3000mではテントにいても我慢できます。
29、大喰岳、西穂高岳、乗鞍岳
30、ヒュッテ大槍、西岳の表銀座(東鎌尾根)、常念岳
32、矢印の先には前穂高岳↑
33花撮りなんぞして時間をつぶしましたが、山頂への渋滞は全く解消されず
34、13時過ぎ、あきらめて渋滞の中へ突入w(ここからはやっとてつげたさんとご一緒)
お写真が多くなったので今回はここまで。
次回 槍の穂先へ (絶景編) へ続く
最後までご覧いただきありがとうございました。
撮影 OLYMPUS OM- D EM-1 MarkⅡ
M.ZUIKO ED 12-100㎜ f4.0 IS PR0
M.ZUIKO ED 7-14㎜ F2.8 PRO
こんばんは~
関東・甲信地方では例年より早い梅雨明け宣言で、暑い日が続いていますね.....(汗)
暑いのは大の苦手な僕ですが、夏山シーズンは大好きです♪
今年の夏山一発目は「一生に一度は登りたい山」=富士山へ
富士山は外から見ていた方がいいという人が多いですよね(特に写真好きの方は)
僕もその一人でした。でも昨年くらいから無性に富士山に登ってみたいな~と思い始めていたので
今年はいつか行ってやろうと思っておりました。
ただし、最近の富士山は混雑がヤバいんです。登山道が渋滞するんですから(汗)
しかもご来光を山頂で見るには日付変更とともに出発しないと渋滞で山頂に辿り着けないという(滝汗)
問題点
・世界遺産登録後、富士山登山ブームで特に週末は混雑が半端ない
・ご来光見たい場合は、弾丸登山か宿泊だが、週末は既に予約でいっぱい
・7月10日からマイカー規制が始まるので、自由に活動できない(混雑含)
・開山日周辺は毎年梅雨明け前で悪天候が多い
富士山.....人混み嫌いな僕には、かなりハードルが高い山なんです。
この問題をクリアするために、ホテルの空き状況を調べて計画を立てます。
7月1日に吉田ルートの開山祭ですが、その翌日の月曜日が空いてそう♪
しかも天気予報は梅雨明け直後で ドンピシャで日曜日~月曜日は快晴!!
これは行くしかないでしょ!と計画したのが一週間前
さてどんな登山となったのでしょうか!!
6月30日(土) 仕事を終え用意を整え出発です。
1、何年振りかの富士スバルライン!
丁度この日の夜から(7/1)24時間営業なんです。(最も自家用車が通れるのは7/10までですが)
2、スバルラインの道中、富士吉田ルートの山小屋と登山者の灯りが富士山ならでは
(これからの季節、眠らない山:富士山の登山者たちの光の列が風物詩になるのです)
翌日の登山に備え車中泊で就寝
3、翌朝6:00頃、目覚ましかけなくとも開山祭の空砲が車のすぐ近くで打ちあがりたたき起こされました(笑)準備を整え7:00出発です。
4、快晴の富士山!こうみると簡単に登れそうな山なんですけどね~
(行く前は里山レベルなんて思っていてなめてました(汗))
5、富士山協力金を1000円払い、富士山五合目 標高2300mをスタート
丁度、開山祭の神事の御一行とすれ違いました。
6、六合目標高2390m(下山道と合流地点)からいよいよ登りの始まりです。
7、富士吉田ルートの名物 山小屋銀座を見上げる
8、七合目(標高2700m~)の山小屋たち
(富士山トラップでいつまでたっても7合目ですw)
9、七合目からは火山らしい溶岩地形を登ります。休憩するところは沢山ありますがすでに標高2500mを優に超え、すぐに息が上がります。
10、標高3200mを超えここより高い山は日本で富士山だけとなりました。
そして七合目地獄を超え 八合目の山小屋たちに到着w
11、終始、雲海というより雲の上をただひたすら登ります。
12、12:00 予定通り5時間弱で今回のお宿、本八合目(標高3400m)の富士山ホテルに到着です(上段)
13、チェックインして寝床に案内されると初富士山山小屋にびっくりです!!
この日の最初のチェックインだったので上段壁側は確保できましたが、この布団の狭さ(汗)
1人70㎝の幅しかありません、しかも荷物置けるようなところも無いし....(汗)
日曜~月曜日なのでそんなに混み合わないだろうから1人2枚くらいは使えるかな?と思っていましたが、夕方帰ってきたら次のチェックインの方が僕の隣にいるじゃないですか!!....そんなに詰めなくてもよさそうなのに......こんな狭さじゃとても寝れそうもありません(泣)
夜登山してくる方がどんどん詰め込まれていきましたが、結局下段にほぼ人はおらずそこまで詰めて寝る必要が無かったようですが、混み合うのが当たり前の富士山のシステムなんでしょうね.....
14、今回は1泊で翌日山頂に行って御鉢巡りの計画ですが、まだまだ時間もあるので、昼食を自炊し余分な荷物を減らして山頂に出発です。まだまだ登ります、なんといっても3700mですから!
15、つづら折りを一歩ずつ、さすがにここまでくると空気が薄いです。
ちょっと息を止めながら撮影したり、負荷をかけた登りをすると軽い頭痛がおきます。
(2~3回大きく深呼吸をすると治りますが.....)
16、そして九合目、もはや牛歩ですw
17、鳥居をくぐると
18、山頂に到着です(富士吉田ルート頂上 標高3715m)
(なんと山頂の売店ですが、まだ営業しておりません!したがってトイレもないです。
他の登山道の開通と併せ7/10からとなるようです。)
19、山頂からの景色といっても、何が見えるわけでもないですが地平線がまーるく見えます。
20、登ってきた道を見下ろす(五合目から標高差1400mを登し上げました)雲で見えませんが(汗)
21、この時点で14:30 通常ならそろそろ小屋にか帰る時間ですが、この日は終日お天気が良く展望もあるので、残った体力を使って御鉢巡りに行くことにします。
(山小屋があんなですから、寝れなかった場合や高山病になってしまった場合、翌日最高地点を踏めないかもしれませんから!)
22、富士山の火口 スケールが大きすぎて24㎜じゃ収まり切りません(汗)
剣ヶ峰の残雪辺りが、まだ凍っていて危険らしいので時計回りで御鉢巡りスタート!
23、御殿場口登山道山頂
24、富士宮口登山道山頂
25、まだ閉鎖中の頂上浅間神社奥宮
26、火口のパノラマ(こりゃあ14㎜でも入りきらんかも....
27、そして最後の 馬の背の急登 を上がると
28、富士山気象観測所!
ドームはもうありませんが、中ではまだ観測が続いているようです(布団が干してありました)
29、15:30 そしてついに日本最高峰
30、富士山剣ヶ峰(標高3776m)に登頂です♪
31、剣ヶ峰から見おろす富士山火口 でっけえ~!
32、切り立っている最高地点と思われる溶岩の上に立ってみる(結構な高度感)
33、皆さん通過しているのでそのまま時計回りで御鉢巡りへ
34、危険なところはココだけでした。
35、無事吉田ルートまで戻ってきました。
36、山中湖と吉田登山道
37、須走登山道は通行止めですが、自己責任でロープを跨ぎ下ります。
(須走登山道は急なブルドーザー道で降りやすいんです)
38、つづら折りの下山道、奥が吉田口登山道
39、雪のように大股で下れますが、ホコリは凄いです(汗)
40、17:00に本八号目まで下山し、夕食の自炊をしていると
待望の影富士!(これだけは登らないと撮れない写真だからね!)
41、夕方からは自炊が困難なほど風が強まっていましたが、思い切って防寒着を着て外に出ると
丁度空が焼けし始めていました。
42、夕暮れの中の八ヶ岳
43、奥秩父?
44、夜景を撮ろうかと思いましたが、あまりにも強風で寒いのでこの日は撮影終了!
翌日2時半に起こしてくれるそうなので、3時出発のご来光登山に行きたいと思います
(しっかり寝れて体調が良ければね....(汗))
DAY2 に続く
いや~、富士山登山なめてました。
登山自体は難しい箇所はありませんが、体力が必要です。(これまでで一番辛いかと聞かれれば否ですが...)
今回、本八合目まで5時間 頂上まで1時間半 合計6時間半と 12㎏背負って登った割には標準時間で登ることができました。これに大休憩1時間(チェックイン含む)御鉢巡り1時間半と下山1時間を合わせ10時間
は結構疲れました。(ここをトレランで早い人は往復5時間とかで上り下りするんですから驚異の肉体ですねw)
アップダウンが無い(ただひたすら登る)のと景色が単調なのがで気分的な疲れもあるかもしれません。
今回、1泊でしたが宿泊を素泊まりにしたため、
食料6食&調理器具持参、飲料水1ℓ 調理水1ℓ、広角替えレンズ1本、ミニ三脚、防寒着各種 etc
合計12㎏と今までの登山よりは軽量化しましたが、富士山では持ちすぎでした。(こんなデカいザック背負ってる人はほとんどいません)
富士山で泊まるなら2食付きがいいかと思います。
富士山って水場がないので結局水を買わないといけないし、水も500㎖500円で富士山価格ですから結局金がかかります。(2日間で飲み水5.5ℓ 調理水2.5ℓ消費しましたが、水代だけで5000円くらいかかりました)
しかも、富士山は独立峰なので風が強く、自炊するのもかなり大変でした。
STOP 弾丸登山と言われていますが、弾丸登山したくなるのも分かります。だってあの山小屋ですから....
今回はチェックインしてしまったし、ご来光目的で一泊でしたが、ご来光見なくてもイイやって人は食料・飲み物は山小屋で購入し、極力荷物を軽くして30ℓザック以下で8㎏以下の荷物で行ってその日に下山するのがいいかと思います。(行動時間12時間を超えますが、ギリ行けそうな気がします(翌日は動けないかもですがw))
そして、今回山の規模からして広角レンズが必要だろうと持っていったのですが、車の中に置き忘れるという大失態を犯しましたが、結果的にそれが正解でした。富士山はすんごいホコリのため、レンズ交換は厳禁です。
ただ普通にしていても、回転部という回転部がすべてジャリジャリになります(汗)
カメラ持っていかないことが一番ですが、持っていく場合は防塵防滴であることが最重要かもしれません。あまりにひどいので、帰ってボディーとレンズを付けたままシャワーで洗いましたから(滝汗)
さて、DAY2はどんな山行きになったんでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました。
撮影 OLYMPUS OM- D EM-1 MarkⅡ
M.ZUIKO ED 12-100㎜ f4.0 IS PRO
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