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senbonzakuraのブログ一覧

2018年08月20日 イイね!

裏銀座縦走(笠ヶ岳絶景編)

裏銀座縦走(笠ヶ岳絶景編)

こんばんは~


このブログは、夏休み恒例縦走登山 

前回ブログ 裏銀座縦走(ガスガス編) の続きです。(8月14日~8月15日)



4日目(8月14日)

ガスガスの3日間を終え、残り2日の行程となった山行
前日くらいから、同行している Katuuu!氏  が弱音を吐きはじめ早めにわさび平山荘まで下山する
なんて冗談を言い出す始末。(まあ、それだけ今回の縦走登山は忍耐の連続だったわけですが...)

当初の予定だと、双六小屋から笠ヶ岳に向かう予定ですがこの日の朝の天気で行動を決定しようと
いうことに、よほどの荒天でなければ僕は笠ヶ岳に向かうつもりでした。......というのも



笠ヶ岳
 どこから見てもそれと分かる特徴的な山容の笠ヶ岳ですが、この山に登るのはちょっと大変なんです。一番のメインルートは笠新道ですが、この登山道、急登で有名で新穂高から1時間林道歩きで笠新道の登山口、ここから杓子平まで急登を4時間20分、さらに抜戸岳の稜線に出るまで急登を2時間、その後笠ヶ岳までは1時間10分 合計8時間半の道のりです。
テント泊装備なら10時間以上はかかる酷なルート(汗)

そしてもう一つのルートは今回の縦走初日に歩いた双六小屋まで1日目に歩き、2日目(5時間半)に縦走で笠ヶ岳まで向かう2泊3日のルートが初心者向けです。

そうせっかく今回の新穂高からのピストン縦走では笠ヶ岳に行かずしてどうする?!というくらい
笠ヶ岳へ向かうには最適な日程なのです。
(北アルプス最深部まで行って、本来なら高天原温泉や黒部五郎岳、水晶岳にも行きたいところですが、3日目に双六小屋まで戻ってきた理由は笠ヶ岳のためなんですから!)


1、朝4時半 双六小屋テン場を出発しました。前日のガスが残っていますが縦走中で一番まともな天気です♪
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2、今回の縦走で初めて槍・穂高が見えました!
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3、本日の行き先 笠ヶ岳方面も焼け始めます
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4、5:19 常念岳と大岳の間から朝陽が上ります。
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5、笠ヶ岳へ向かう稜線(遠いね~)
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6、雨上がりということで大雲海を期待したのですが、焼岳と乗鞍岳方向が雲海となったのみですが
  4日目にして初めてテンション上がりまくりの朝となりました。もちろん下山なんて選択肢は消えて  なくなり、笠ヶ岳へ向かいます。
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7、弓折岳(標高2592m)
  3日間雨に打たれましたから、さすがにオリンパスの防塵防滴といえどもこの日のいきなりの
  太陽による急激な乾燥は結露を引き起こします(汗)
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8、笠ヶ岳方向(この時はど真ん中のとんがりが笠ヶ岳だと思っていたのですが.......)
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9、一旦、大ノマ乗越まで下り、登り返します。(ファイト~!!)
   (笠ヶ岳のテン場情報は少なく様子がわからないので、僕はテン場確保のために先行してガン     ガン進みます)
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10、大ノマ岳周辺から振り返ると、もう槍ヶ岳がガスに巻かれていきます。
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11、秩父岩もガスに巻かれますが、青空とガスのセットは好物なり♪
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12、8:30 秩父平のカール(千畳敷カールに雰囲気が似てます)
   初夏はここもお花畑になるようです、行くのは大変だけどまた行ってみたいものです)
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13、秩父平を振り返る。稜線を境にもう長野県側はガスガスです(汗)
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14、抜戸岳へ向かう稜線で、今回の縦走で4回目の雷鳥くんとご対面です。
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15、正面が抜戸岳(どうやら双六方面から見えていたのはこの山だったようです。)
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16、抜戸岳山頂(標高2813m) またガスガスです。
   登山道は抜戸岳を巻いていくので、せっかくなんで山頂に寄っていきました。
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17、ガスが一瞬晴れると、笠ヶ岳への稜線はまだまだ続いてるのでした.....ガーン!
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18、一向に山頂がガスで見えないので精神的にきつかったこの頃。
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19、11時 やっとテン場に到着です。(ほとんど大休憩せずに登ってきたけど6時間半かかっちゃいました)というか、裏銀座の山々はスケールが大きくて標準タイムがおかしいですww。(まともに標準タイムで歩けた試しがありません)
笠ヶ岳、やっぱり行きにくいんでしょうか?この日のテン場到着3番目で、最終的にこの日は20張程度の幕営数であんまり急ぐ必要なかったかな~(汗)
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20、13時頃、Katuuu!氏も無事到着し、2人で山頂アタックです。
   (笠ヶ岳山荘から山頂までは15分程度の道のりです)
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21、そして、百名山 笠ヶ岳(標高2898m) 登頂です。
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結局この日もお天気が良かったのは午前中の早い時間帯のみで、山頂アタックの午後には
またもやガスガスとなるのでした。
そして、夕方からはお約束の雷雨(泣)、この日の雷雨はグランドフィナーレを飾るけっこうな大雨で
水はけの良いテン場も川のようになり、大騒ぎでした。
(僕の張った地面は少し窪んでいてそこに水が常時溜まりこの日の夜はウォーターベットで寝ているかのようでしたww)
山のこういった雨には、やっぱり重くてもしっかりした生地のテントでないとだめですね!
簡易テントや、ツェルトなら浸水してまともに寝れなかったでしょう。


この日の夜も星空が綺麗に出ていたようで、Katuuu!氏に起こされた気がしますが、この日飛ばしすぎたのか、お疲れだったのでしょう、爆睡で星空写真は無し


この日の行動距離↓ 

データ的にはそんなに辛い行程ではないですが、ガスで先の見えない山行は精神的に疲れるんです。

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5日目(8月15日)


22、翌朝 4時朝焼けの開始
(3時に起床しテントの外を見ると星空が広がっていましたが雲多めなのでボツ)
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23、槍ヶ岳方向をズームアップ、妖しい色合いです。こんな色合いの朝焼けは初めて見たかもしれません。
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24、4時半 一番濃い時間帯! 最後の最後で爆焼けの空を拝むことができました♪
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25、ここまで4日間ガスと雨とにやられてきましたが、この朝焼けでラストを飾れて報われた気がします。
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26、富士山と南アルプスも一望


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27、笠ヶ岳山荘辺りでご来光をと思っていましたが、山荘まで行ったら気が変わり一人で山頂を目指します。

(昨日はガスガスで何も見えなかったけど、最終日の朝は今まで歩いてきた裏銀座が一望できました♪)


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28、双六小屋


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29、手前の稜線の鞍部が黒部五郎小屋、その奥に雲の平山荘、最奥は剣岳と立山


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30、5時20分 槍ヶ岳からのご来光


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31、山頂でもう一度記念撮影(雲の平で買った雲Tシャツを着て)


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32、お待たせ~!  テン場に帰ると、Katuuu!氏がテント乾かし中!


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33、この日は下山するのみ、ゆっくり6時半頃テン場を後にします。


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34、昨日は見えなかった笠ヶ岳山頂!こんな景色見ながらなら疲れ知らずなのに......


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35、何度でも振り返ってしまう笠ヶ岳の絶景でした。


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36、最終日に晴れてくれただけでも良しとしましょうかね~!


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37、また来るよ!っと簡単に言える山ではないけどこんな景色見ながらなら歩いてみたいかも....ね!


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38、正面の山 抜戸岳から右へ分岐し笠新道へ下ります。


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39、杓子平までの下り、けっこうな下りです。(これは登るのは一筋縄ではいきません)
この辺りでペースが違うKatuuu!氏とは離れ、自分のペースで下ります。


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40、杓子平からの見る笠ヶ岳方向の大絶景!(こりゃあ、笠新道登ってきたら感動しちゃうね!)


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41、杓子平からは笠新道の本領発揮!3時間の激下りです(汗)(ちなみに登りは4時間半(どMの方におススメですww)
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42、つづら折れになった樹林帯の岩だらけの登山道を、いくら歩いても一向に標高が下がった気がしないとってもイヤーな登山道です。(しかも徐々に下界の暑さが迫ってくる感じ.....)
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43、12時ちょうど、やっと笠新道の登山口にヘロヘロで到着です。
(途中で腹が減り、カップラ食べましたが、けっこういいペースで下り2時間45分くらいで降りてきました)
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あとは、林道を1時間ほどクールダウンしながら歩き、13時に深山荘の無料Pに到着し
無事今回の縦走を終えることができました。
登山後、いつもはどこもにも寄らず一気に家まで帰るのですが、今回はさすがに4日間風呂に入っていないので、深山荘の温泉に入ってさっぱりして帰路につきました。


44、ラスト温泉で締めるのもいいもんですね♪
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5日目の行動距離


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5日間のトータル


歩いた距離 72.3㎞(山荘への移動や、一人での山頂アタック等含)

歩いた歩数 120932歩


昨年夏の縦走 (燕岳~蝶ヶ岳)のほぼ倍くらいの距離かな~(*´▽`*)




以上、4泊5日の平成最後のテント泊夏山縦走 完結です。

 前半は予想外のお天気で、展望のない縦走でしたがそれでも初めて歩く山域を山トモと歩く充実感は山でしか味わえない感覚。そして無事テン場に着いた後に味わうビールは至福のひと時で大好きな時間なんです。(写真的には大した撮れ高無くたって、その瞬間に報われちゃうんですww)
そして4日目の午前中は青空が見える展開で、やっと夏山らしい景色を見ることができて、5日目は笠ヶ岳から見る朝景、絶景を見ることができて、ガスガス3日間の疲れは吹き飛んじゃいました♪

今回の縦走では概ね18㎏前後のザックを背負って歩きましたが、やっぱり重いです。

もっと軽ければ体への負担も少なく、歩く速度も歩く距離も違うんでしょうが、カメラやレンズや三脚を持ち歩く以上

これ以上の軽量化はメッチャお金がかかります。

かといって、大柄な体形の僕は山荘泊はできればしたくないし、何よりテントで過ごす自由な時間が好きなんです。

だから、遅くたって苦しくたって、今後もテント泊登山に拘って山行楽しんでいきたいと思います。

5日間 ご同行してくれた Katuuuさん ありがとうございました。お疲れさま!!


最後までご覧いただきありがとうございました。


撮影 OLYMPUS OM- D EM-1 MarkⅡ
    M.ZUIKO ED 12-100㎜ f4.0 IS PR0
    M.ZUIKO ED 7-14㎜ f2.8 PRO

Posted at 2018/08/21 18:40:50 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2018年08月18日 イイね!

裏銀座縦走(ガスガス編)

裏銀座縦走(ガスガス編)

こんばんは~


お盆前の暑さはどこへやら? 一気に秋めいてきましたね!
こちらでは寒いくらいです。(北海道大雪山では例年より1か月早い初雪だとか(汗))

さて、そんなお盆休みですが予定通り

8月11日~8月15日までの4泊5日のテント泊で裏銀座縦走してきました♪
今回も昨年縦走で知り合ってはや1年  山トモの Katuuu!さん とご一緒しました!

しかしながら今回の縦走、出発前はまずまずの天気予報でしたが、台風の影響なのかいざ登山開始すると毎日ガッスガスww おまけに毎晩雷雨でびっしょびしょ(泣)
かろうじて、日中の登山中は大雨や雷雨にはならなかったため縦走できましたが、お写真的には
ガスガスのため、大した写真はございません(汗)

今回のブログは登山記録としてガスガスで視界のなかった1~3日目を一本にまとめたため
お写真かな~り多いですので、適当に早送りしてご覧ください。


裏銀座縦走といえば、大町市の七倉ダムからのブナ立尾根(日本三大急登)~烏帽子岳-野口五郎岳-水晶岳-鷲羽岳-三俣蓮華岳-双六岳-槍ヶ岳or新穂高 までのルートが一般的ですが、Katuuu!氏との行きたい山も少々違いますし、今回は新穂高から入山し裏銀座を周回し新穂高に戻るプランとなりました。

1日目(8月11日)
新穂高~双六小屋


1、新穂高の登山指導センターに登山届を提出し登山口を4時半にスタート
  しばらく林道歩きが続きます。(右下笠新道で力尽きたのか登山口でビバーク者1張(汗)
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2、5:30 わさび平小屋に到着です。縦走から帰ってきた時には生野菜が恋しくなってるだろうなぁ~

ココで水を補給し、ザック重量は18㎏(もう少し軽量化したいけど、長期縦走は食料が多くてね(汗))
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3、6:30 奥丸山の分岐と別れ、ここから小池新道の始まりです。(上高地と同じく平坦歩きが長いですね~....) 最初はなだらかな川沿いを登っていき7:30には秩父沢を通過
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4、シシウドが咲き乱れるシシウドヶ原(標高2090m)を通りすぎ10時過ぎ、有名な鏡池に到着
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5、もちろんガスガスで何も槍ヶ岳が見えるわけもないのでスルーww
  そして鏡池山荘で、久々のテン泊装備の登りでペースの上がらないKatuuu!氏を待つ間
  1日10食限定のかき揚げうどんを頂きます(笑)
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6、12時 やっと稜線に出る弓折岳の分岐に来ました。(左に行けば笠ヶ岳、右に行けば双六岳)
  進路を右にとり本日の宿泊地 双六小屋テン場を目指します。
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7、13:00 双六小屋が遠くに見えました!テントも結構な数、先を急がねば!
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8、13:20 双六小屋のテン場に到着です。(登山口から約9時間かかりました.....長かった)
  ここは北アルプスの中でも規模が大きくテン場で200張は余裕で入れます。
  無事、平らな良地をゲットできました♪
  (お盆休みなので、12:00~13:00に到着予定で計画を立てなければいけません)
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9、双六小屋前の軽食処で昼食を食べます。(10時にうどん食いましたが、何か?w)
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10、小屋前からの裏銀座の峰々 正面に百名山の鷲羽岳が見えます。(13日に行く予定です)
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11、腹ごなしに、1人で双六岳とは反対側の西鎌尾根へと続く樅沢岳を目指します。
   (双六小屋とテン場を見下ろす絶景ポイントですね!)
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12、そして樅沢岳(標高2755m)へ到着もガスガス(汗)しばらく奇跡的に槍ヶ岳でも見えないものかと山頂で待ちましたが、見えるはずもなく下山しました。
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13、テン場に帰った16時頃には満員御礼となっておりました。
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14、夜はペルセウス座流星群のピーク前日とあって星撮りを期待しましたがガッスガス
   おまけに夜には雨が降り始めたので、諦めて就寝zzzz
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1日目行動距離

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2日目(8月12日)

双六小屋~雲の平



15、早朝3時起床、4時から行動開始ですが未だガスガスで雲が多い(泣) そして前夜の雨でテントが水を吸って重い.....パッキング的には一番重いテントは中央付近に入れたいところですが1気室なので雨に濡れたテントビニール袋に入れ一番上に収納するのでバランスが悪く余計に重く感じます....
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16、双六小屋を後にし、双六岳を目指します。双六岳と言えば、なだらかな稜線上と背後に槍ヶ岳がそびえる日本離れした風景が有名ですが、それを見るには山頂を目指す稜線コースを目指さなければなりませんが、このガスガスが取れるとは到底思えないので、明日こちらに戻ってくる予定なので、この日は巻き道で先を急ぎます。
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17、三俣峠からも三俣蓮華岳山頂には行かず翌日に期待をし通過します。

   そして三俣山荘が見えてきました。


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18、7:30三俣山荘到着 早朝4時に出発したので三俣山荘の三俣展望食堂で休憩としたかったのですがオープンが8:30からということで、パンをかじりまだまだ遠い本日のテン場へと急ぎます
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19、三俣山荘からのメインルートは鷲羽岳、ワリモ岳を経由していきますが、この日の目的地雲の平まで行くには遠回りになってしまうので、我々は黒部源流まで一気に下って雲ノ平まで登りあげることにします。黒部源流はこの周辺から湧き出す地下水の総称を指すようで、黒部川水源地標が記念としてあるのみですが源流地点からは右上の写真の左に見える急登を登って祖父岳(じいだけ)を巻くか、右方向に緩やかに登り祖父岳山頂を踏んでいくかの違いで、5分程度しか違いませんが、急登を嫌い後者のルートを取ります。
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20、このあたりは人が多いメインルートと違い、手つかずの自然が残されておりとっても魅力的な場所でした♪(ヘバへバなKatuuu!氏、ファイト~!!)
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21、10:30 やっっと祖父岳とワリモ岳の鞍部 岩苔乗越へ登り返してきました。
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22、このころには、曇り空ではありますがワリモ岳(左)と鷲羽岳(右)の山頂もお目見え!


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23、そして祖父岳へ向かう登山道脇でこの旅 最初の雷鳥ひなを見っけ♪(2匹)


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24、11:30 祖父岳山頂


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25、この旅初めてのピーク(山頂)ww  ガスガスで巻き道ばかり歩いてきましたから....


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26、祖父岳山頂からはやっと本日の目的地(この旅のメイン目的地?!) 
日本最後の楽園とも称される 雲の平 が見えてきました......遠いなぁ~!しかも祖父岳から一気にテン場へ降りれるルートは現在植生の荒廃が進んでいるため通行禁止(汗)右手の山を巻いて30分近く遠回りしなければなりません。テン場確保のために先を急ぎます。
(今回僕の担当は、Katuuu!氏より先に行ってテン場を2人分確保することですww)<
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27、一度行ってみたかった雲の平山荘が近づいてきました。


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28、そして山荘とテン場との分岐、先にテン場を確保、幕営後山荘に行くことにします。

   (ここのテン場、広いように見えて涸沢カールと同じで、巨石がゴロゴロしていてまともな平らがほとんどありません、12時半着で何とか良地を確保しました!)
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29、そしてテン場の受付とビールを買いに山荘に向かいます。(過去一番テン場から山荘が遠いです。っていうか遠すぎです(笑)片道30分ってww
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30、山荘からの雲の平 水晶岳の山頂も一時見ることができました!山荘で翌日の天気を確認して地図を広げ翌日のプランを練り直します 。(どうやら、明日も天気が悪いようです)  
今回の裏銀座縦走、ほとんど圏外でお天気の情報収集が不可能でしたので山荘のアバウト天気予報しか入手できないのは弱りました....)


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31、テン場に帰りがけ本日2回目の雷鳥くん(お天気が悪いから遭遇率高しw)
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32、ビールを10本買い溜めするKatuuu!氏(笑)
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33、雲の平テン場 (この日は山荘宿泊者100名(小屋小さいんです)に対し、テントは300張だったとか)
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この日も夕方から雨が降り始め、次第に雨が強まり雷雨となりました。この日の三俣山荘のテン場ではテントの浸水被害が多発したそうです(汗)


事前の計画では、雲の平で満天の星空とペルセウス座流星群のピークを迎える予定でしたが、あまりの豪雨に

耳栓を装着し眠りに付きました。(翌日聞いたら深夜には満天の星空が広がっていたそうな.....orz)


翌日は、4時に1人で先に出発しワリモ岳と鷲羽岳を登頂し、三俣山荘で合流し再び双六小屋に戻る計画です。


2日目行動時間
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3日目(8月13日)

雲の平-双六小屋に戻ります。


早朝3:00に起床、お天気は.....大雨(汗)

とても外に出る気になりません......心がポッキリ折れました。この日の登頂は諦めます。

今回の旅の目標百名山 鷲羽岳は次回のリベンジとなりました(バッチは勝っちゃいましたけどww)

雨が小降りになるのを待ってテントを撤収、結局、Katuuu!氏と一緒の5:30出発となりました。




34、雨でテンションダダ下がり、荷物も全然軽くならない....
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35、祖父岳分岐 昨日は左の山頂から来ましたが、この日は右の巻き道を進み急登を下ります。



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36、ここの巻き道、チングルマの大群生が凄かったんです。
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37、一度花が咲き乱れる初夏に訪れてみたいものです。
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38、黒部源流に下ります。



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39、昨晩からの雨で川の水も増えています。

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40、8:00 黒部川水源地標 今回雨が多かったですが日傘がメッチャ役に立ちました!
  (カッパ着て行動すると、ゴアテックスと言えども蒸れますからね~小降りなら傘がお勧めです)

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41、9:00 三俣山荘到着
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42、三俣展望食堂で名物?!カレーライスを頂きました♪

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43、結構な雨ですが、今回まだ頂上を踏んでいない三俣蓮華岳(標高2841m)にて
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44、双六岳へ向かう登山道にてこの度三回目の雷鳥たち(3羽いました)

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45、双六岳山頂(標高2860m) このお天気にはもうお手上げ状態です

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46、双六岳の槍ヶ岳ポイント、もちろん槍は見えないので槍ポーズしてみるも虚しさが残るw
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47、14:00前でしたが、このお天気ですので余裕でテン場確保できました。

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48、ここで、もう一方裏銀座に入ってるみん友さんと合流!
  (双六小屋の談話室にて)
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49、結局、この日のテン場も満員御礼でございました。

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50、この日の夜も雨が降っていましたが、深夜には奇麗な星空が広がりました。
寝ぼけ眼で適当に撮ってたら、大した写真は撮れませんでした(汗)
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3日目行動時間
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以上駆け足で、ガスガスの3日間をお届けしました。
事前の予報が外れ、天気情報も入らない中、毎日雷雨やガスガスでテンション下がり気味でしたが地元長野在住なんで晴れた時しか山に行かないんである意味、貴重な体験ができたかなぁ~なんて今は思えます。晴れていれば、もっとたくさんの山に登る体力もまだまだ余っていただけに、悔やまれますが山は逃げませんから!また来年いやまた来月?、いつでも行こうと思えば行けることが今回わかったのでリベンジします


次回 裏銀座縦走(笠ヶ岳絶景編) へ続く
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最後までご覧いただきありがとうございました。

撮影 OLYMPUS OM- D EM-1 MarkⅡ
    M.ZUIKO ED 12-100㎜ f4.0 IS PR0
    M.ZUIKO ED 7-14㎜ f2.8 PRO
Posted at 2018/08/19 01:22:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2018年08月09日 イイね!

白馬三山縦走(後編)

白馬三山縦走(後編)

こんばんは~


前回ブログでまとめきれなかった 白馬三山縦走(前編) の続きです。



白馬山山縦走を完了し、白馬鑓ヶ岳から白馬岳のテン場へ来た道を戻ります。


1、帰りは杓子岳を巻きながら通過しますが、結構な登りです。
(登りたくないのか水平に道がついているようにも見えますが正規ルートではありません)
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2、丸山と杓子岳の鞍部 ここを登り返せばテン場です。
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3、テン場は予想通り満員御礼でした。
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杓子岳と白馬鑓ヶ岳のピストンは結局4時間ほどでしたが、11:00~15:00という一番暑い時間帯でしたので、サブザックの中の水分2ℓはすべて飲み尽くしました!
今年の夏は北アルプスといえども、油断すると熱中症になります(汗)

テン場に帰り、ビールを2本一気飲みして、しばし夕方までうたた寝しちゃいましたw



4、夕飯後は夕暮れタイム
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5、もちろん丸山からの定番スポットで 白馬岳に当たる夕陽
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6、白馬鑓と劔岳 のビーナスベルト
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7、夕陽は富山湾の雲の中に落ちていきました
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8、テン場と山荘の明かりが付き始めます。 alt




9、星空まで時間があるのでいったん休憩
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10、そして、再度丸山まで登り、星空撮影タイム(^^♪
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11、この日も綺麗な天の川に出会えました。
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12、白馬山荘と天の川
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13、テン場と杓子岳方向の天の川を撮影して、この日は終了!
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いっぱい歩いて、さすがに疲れていたんでしょう(寝不足だったしw) 22:00頃知らぬ間に寝落ちしてました。



3日目(8月5日)





翌朝3:00、風の音で目が覚めました。
ここのテン場、ちょっとした窪地のような場所で、あまり風が通り抜けないように思えますが
実際は、結構風が強いところなんです。(強風でテント張れないことも多々あるらしい。)
恐る恐るフライシートを開けると、強風でガスガスの世界(汗)

これはご来光なんて気にしてる場合ではなく、白馬大池方向に縦走して帰れるかという問題(汗)
(白馬大雪渓を下ろうにもアイゼン持ってきてないし.....)

とりあえず、強風で浮かび上がろうとするテントの中で、朝飯にします。


風が収まる気配もないので、意を決してテント撤収作業.......で無事終了(汗) ふうっ



14、皆さん飛ばされないように一生懸命撤収中 5時テン場を出発
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ガスガスの中、別行動で白馬岳に来られているTenkinzoku@kさん とご一緒しようと
白馬山荘に向かいますが、山荘内は圏外らしくしばらく待ちましたが連絡が取れないため
お先に下山することにします。


15、白馬岳山頂に向かう稜線、未だに最大20m/sの強風が吹き荒れますが青空が見え始めましたので、何とか帰れそうです。(写真じゃ強風伝わらないね......)
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16、強風の山頂で記念撮影(強風でにやけてますw)
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17、青空が広がる中、稜線を滝雲が超えていきます。
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白馬岳の山頂を過ぎると、風は依然として強いですが不思議なことにガスは無し



18、あとは来た道を戻るのみ  小蓮華岳
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19、朝の強風はどこへやら
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20、船越ノ頭からの白馬大池
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やっぱり、白馬~栂池までのこの縦走ルート、下りの比率が多いので登るよりははるかに楽ですね(当たり前かw)しかもこの日は強風につきヒートアップした体を冷やしてくれるので、大汗かかずに11時半には下山できました。


3日目移動距離
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3日間トータル  40㎞  65000歩 

以上で、今回の山行ブログ  白馬三山縦走 完了です。



今回は夏休み縦走前のため、無理をしない栂池からのピストンにしましたが、激登りもないけど距離は歩ける

ちょうどいいトレーニングとなりました。

こうやって行ってみると、白馬岳周辺だけでもまだまだ行ってみたい所だらけ!

(雪倉岳、朝日岳、旭岳、白馬鑓温泉、天狗の大下り、不帰キレットetc)

毎年、少しずつ楽しんで登っていきたいと思います。


さあ、いよいよ明後日から夏休み!(明日の夜には出発です)

今年は裏銀座の山々へ♪怪我のないよう楽しんできたいと思います。(台風と雷が来ませんように!)




最後までご覧いただきありがとうございました。


撮影 OLYMPUS OM- D EM-1 MarkⅡ
    M.ZUIKO ED 12-100㎜ f4.0 IS PR0
    M.ZUIKO ED 7-14㎜ f2.8 PRO




Posted at 2018/08/09 19:40:10 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記
2018年08月06日 イイね!

白馬三山縦走 前編

白馬三山縦走 前編

こんばんは~

連日殺人的な暑さが続いていましたが、その暑さも一休み。
エアコンが無い我が家もさすがに今年はエアコン導入したいと思いましたが、皆考えることは一緒のようで、今買っても取付に1か月待ちだとか(苦笑)
季節はすでに立秋、今年もエアコン無しで乗り切るしかなさそうですorz



ということで、槍ヶ岳以来しばらく山に行ってないし夏休みの縦走を前に体力つけとかないといけないので、足慣らしを兼ね超地元の白馬岳に涼みに行ってきました。
かといって、テン泊装備で大雪渓登るのは2回経験して懲りてるし、大雪渓といえどもこの猛暑でドピーカンの中では苦行以外の何物でもないので、今回は栂池を出発して白馬大池周りで向かいます。


栂池からの縦走ルートは大雪渓ほどは斜度がないとはいえ、結構なロングルート!
ロープウェイの運行時間も遅めなので、栂池ヒュッテを8時半スタートでは白馬岳のテン場に到着するのは15時を超えてしまい、登山ブームの昨今、しかも夏休み........テン場確保は困難でしょうね~(汗)



幸い、僕はロープウェイ乗らなくても登山口にすぐ行ける仕事場なのでww(謎)
今回は金曜日仕事終わって即行で登山スタートです。(2泊3日の山行スタート!!)




1、何とか、日暮前までにテン場に到着したいところですが、夕方とはいえ30度近くまで上がった気温は簡単には下がらない中での登山は、メッチャ汗をかきまくりでした(汗)
やっぱり夏の登山は午前中ですね~(特に今年は.....)



2、何とか2時間半で白馬大池に到着....が
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3、遠くのテン場がえらいことに(汗)
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4、やっぱり世の中、夏休みなんですね~....金曜日でこれですから....お盆休みが思いやられます。
平坦な場所はほぼ終了で、ホントは張ってはいけないんですが湖畔側しか空いてないので失礼します。
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5、そして、ここへ来たら撮らずにはいられない白馬大池の星空



6、天の川が湖面に映り、やっぱりここの夜は最高ですね!




7、さあ、明日のためにもしっかり睡眠をとりましょう



初日の移動距離
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翌朝3時半起床......あまり寝れませんでしたw。(やっぱり斜めの地面は苦手です)



8、日の出は雷鳥坂で迎えます。(妙高山の脇からの日の出となりました)
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9、縦走ルートが続きます。(小蓮華山までの登り)
目的地、白馬岳まではわずか4時間足らず!急ぐ必要もないので一歩ずつゆっくり




11、小蓮華山(標高2766m) シンボルの剣?!と記念撮影



12、小蓮華山からは縦走ルートらしい道が続いています。



13、白馬岳の山塊(山頂は見えません)と杓子岳方向の絶景




14、大雪渓を一望(この日Tさんがあそこを登っているはず......ファイト~!)
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15、アップダウンが続く
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16、三国境に到着
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17、雪倉・朝日岳方向....いつか行ってみたいけど
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18、朝日岳山荘は、はるか彼方(汗)
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19、三国境からさらに標高をあげ
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20、来た道を振り返る。うーん絶景じゃ! 三国境付近をパノラマで
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21、偽ピークばかりでなかなか山頂が見えない。
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22、4時間ジャストで白馬岳(標高2932m) 三度目の登頂です。
左のナウシカは気にしないように(笑)
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23、相変わらず長野県側は切れ落ちてますなぁ~(汗)
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24、白馬山荘へ向けて下山
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25、そして気になるテン場の様子は....スッカスカ(笑)  予定通りです。
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10時には幕営完了です。これでテン場でマッタリでもいいのですが、体力も余ってるし
炎天下のテント内では、さすがにこの時期は昼寝できません(笑)
早めの昼飯にして軽荷で三山縦走にスタートします。

26、丸山からこれから向かう杓子岳と白馬鑓ヶ岳
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27、そして定番の白馬岳方向(この景色がお気に入り♪)
きっと、帰ってくるころには満員御礼のテン場になっていることでしょう。
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28、丸山と杓子岳の鞍部に降りると、杓子岳への急登が待ち受けます(汗)
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29、大雪渓を真上から見下ろす(続々と登ってきます、がんばれー)
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30、僕も頑張ります。急なのは遠目から見てわかってましたけどね、ホントに急ですw
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31杓子岳の斜面はザレザレで歩きにくい
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32、杓子岳(標高2812m)到着です。
(この日はカンカン照りで日傘があるだけで体感温度がかなり低く感じられて助かりました)
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33、杓子岳から白馬岳側を見下します
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34、パノラマで!
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35、杓子岳の山頂 長野県側が白馬岳以上に切れ落ちていて今にも崩れ落ちそう...
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36、さて、次は白馬鑓ヶ岳へ向かいます。
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37、せっかく登ったのに杓子岳と白馬鑓ヶ岳の鞍部にまたまた下ります。
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38、急な登り返しを終えると、山頂に続く稜線が見えます
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39、山頂直下で天狗の頭との分岐
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40、遠くに天狗山荘が見えます。(この場所から約1時間.....余裕で行けたなぁ~....)
今年不帰キレットを超え唐松岳へ縦走をしてみたかったんですが(今回がせっかくのチャンスだったんですが....)、昨年被災した天狗山荘は未だ改修作業にためテン泊と売店のみの営業。
迷った末、夏休み山行の前に無茶して棒に振るのもイヤなんで、またの機会に!
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41、そして、白馬鑓ヶ岳(2903m) 登頂しました(^^♪  右のナウシカは気にしてはいけません(笑)
テン場からはおよそ2時間ですが、案外アップダウンが激しく結構疲れましたが日傘のおかげで
快適に動けました。



42、山頂から見る、杓子岳と白馬岳が素晴らしい (こちらから見る白馬岳はまるで槍のようです)
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43、北アルプスの中でも、結構お気に入りの場所になっちゃいました。
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44、白馬鑓温泉方向を見下ろす。(鑓温泉行くなら、大雪渓から周回だね~!....こっちも行きたい)
結局白馬岳って、何度も登りたく(登らないといけない場所がある)なっちゃうんですよね~!!
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45、白馬村の街と天狗から鑓温泉をパノラマで
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以上、写真が多くなってしまったので今回はここまで


結局、この日の夜も星撮りで動きまわり


2日目の移動距離
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ちなみに
19.8㎞(槍ヶ岳なみ) 
歩数31778歩(槍ヶ岳下山の時が35000歩 富士山下山が21000歩)
上った階段157階(槍ヶ岳は87階 富士山上ったときでも111階)

いや~足慣らしにしてはよく歩いたわ!(そのうち8㎞は軽荷だけどね)
北アルプスはそれだけアップダウンが激しいってことです。





世の中、いろんな人がいて面白いねww






後編に続く



最後までご覧いただきありがとうございました。



撮影 OLYMPUS OM- D EM-1 MarkⅡ
    M.ZUIKO ED 12-100㎜ f4.0 IS PR0
    M.ZUIKO ED 7-14㎜ f2.8 PRO



Posted at 2018/08/07 21:39:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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