SUBARU EPCですが、Internet Explorerの機能を使用しており、Edgeでは動作しません。
Windows10までは、Internet explorerがサポート終了していても起動しますので問題ありませんが、Windows11では通常には起動しません。
Edge内に「Internet explorerモード(IEモード)」というものが存在しており、指定したアドレスはIEモードでアクセスできる機能があります。
そちらを有効にすれば起動します。
しかし、こちらの機能、指定したアドレスが30日ごとに削除されてしまいます。
30日ごとに再登録するのは現実的ではありません。
レジストリに以下のキーと値を追加することでいつでも起動するようになります。
なお、レジストリとはなんぞや、という方はやらないことを推奨します。
レジストリを間違えて違う箇所を編集すると最悪Windowsが起動しなくなりますので。
すべて自己責任にてお願いします。
手順
1
メモ帳を開き、以下の内容をコピペします。
<site-list version="20230923.1">
<site url="http://localhost:58089/"><open-in>IE11</open-in></site>
<site url="http://localhost:58089/subaru-epc-jpn/demo/index.html"><open-in>IE11</open-in></site>
<site url="http://localhost:58089/subaru-epc-jpn/mainpage.html"><open-in>IE11</open-in></site>
</site-list>
※バージョン部分は、XMLを更新ごとに大きい数字に変えていきます、日付にしていますが日付である必要もありません。
コピペしたら
iemode.xmlという名前で保存します。
保存先はuserフォルダかドキュメントフォルダあたりが良いでしょう。
間違えて消さない・ユーザーに権限のあるフォルダに保存してください。
.txtの拡張子で保存されてしまった場合は拡張子を.xmlに変更してください。
2
スタートキーを押して「regedit」と入力しレジストリエディタを開きます。
3
HKEY_CURRENT_USER
Software
Policies
Microsoft
とフォルダを開いていきます。
Microsoftフォルダで右クリック、「作成」から「キー」を選択してキーを新規作成します。
名前は「Edge」にしてください。
4
Edgeフォルダを開いたら、ツールバーから、編集→新規→DWORD(32bit)でDWORDを作成。
名前は「InternetExplorerIntegrationLevel」に。
作成したものを開き、
16進数で「0」を「1」に変更しOK。
5
続いて、同じEdgeフォルダに
ツールバーから、編集→新規→文字列 で文字列を作成。
名前は「InternetExplorerIntegrationSiteList」に。
作成した文字列は、「C:¥Users¥user¥iemode.xml」など、保存したファイルのパスを設定します。
6
レジストリの設定が問題なければWindowsを再起動。
7
再起動したら念のためEdgeを開きます。
8
通常通りSUBARU EPCを起動すれば通常通り動作するはずです。
ちなみに、蛇足ですが。
M1Pro MacBookProでParallelsDesktop17にWindows11ARMを入れた環境でも動作しました。
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Posted at
2023/09/24 10:35:43