2018年02月24日
大体、上司から飲みに行こうって言われたときはろくな事が無い。
昨夜はのメンバーは。
チョコ父の信頼する同僚
彼は設計担当でチョコ父と一緒に設計していたが、チョコ父は計画部門に異動した。その後もチョコ父の計画した物件を設計していた。
その上司
同僚の上司の上司。
チョコ父
チョコ父の上司
チョコ父の上司の上司。
そしてスーパー上司。
この会はスーパー上司が招集した。
長い間、お疲れ様でしたって訳じゃなさそうだ。
席に着き、スーパー上司が口火を切った。
「君たちは、本当に退職してしまうようじゃないか。ちゃんと私の意向は伝わったのかなぁ。」
チョコ父 「上司には同じ仕事を続けてくれって、破格に安い給料になるけど。」って言われました。
同僚 「私も同じ事を言われました。」
スーパー上司 「そんな言い方をしたのか・・・。」と上司連中を見回した。
上司連中は小さくなっていた。
スーパー上司 「今、大きな厄介な仕事をいくつか頼んでいるが、それはどのくらいで決着しますか。」
チョコ父 「計画の手順書は作成が済んでいて、その通りにやれば来年度は計画が完了し、再来年度には設計が完了します。」
同僚 「今の設計は来年度には完了し、工事監理しながらチョコ父の計画している仕事の設計に入れます。」
チョコ父 「この状態まで来ているので、(僕たちがいなくても)大丈夫ですよ。」
スーパー上司 「ふむ。ご苦労様。しかし、その先が問題なんだよ。所詮この仕事も君たちの段取りの中で進んでいるじゃないか。段取りが取れる君たちの後輩たちを、私たちは育ててこなかった。君たちに甘えきっていたのかもしれない。君たちは退職して、特にやりたいことがあるのかね。」
チョコ父 「特にすぐにやりたいことはないですね。北海道には行きたいけど。」
同僚 「私もすぐにやりたいことはないですね。バイクで旅行はしたいけど。」
スーパー上司 「ならば、その時間を少し私にくれないか。君たちのように段取りが出来る若者を本気で育てなければならない。」と上司連中を見回した。
スーパー上司 「何か、条件はありますか。・・・給料以外で・・・。」
同僚 「チョコ父が続けるなら・・・。」
チョコ父 「同僚が続けるなら。そして、大事なことはチョコ父たちがメインとして業務に当たらないこと。必ず誰かがメインとなり、私たちは支援する側に回ること。成功も失敗も彼らが背負う覚悟がなければ、彼らは成長しません。私たちには技術屋の野心はありません。やりたいことは全てやりました。」
同僚 「私も同感です。」
チョコ父と同僚 「破格に安い給料ですが。」
スーパー上司 「それを、破格に安い給料のことは言わないでくれ。」(笑い)
スーパー上司 「分かった。そのようにする。良いな。」上司連中を見回した。
上司連中「分かりました。」
と、話が済み宴会に入った。
と、チョコ父たちはもう少し仕事を続けることとなった。
Posted at 2018/02/24 14:51:36 | |
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