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2022年08月21日 イイね!

クアトロポルテは車検整備へ

クアトロポルテは車検整備へ








2021年4月20日に我が家にやってきたクアトロポルテIVが、23年目・11回目の車検整備に入りました。



お店はいつものコレツィオーネさん。
四半期に一度くらいのペースで顔を出していますが、来るたびに商品車の顔ぶれが変わっていて面白い。最近はマセラティやシトロエンが随分増えた感じで、逆にアルファロメオが落ち着いてきた気がします。現行A110は格好良いな、まだまだ値札は強気価格だけどね。



さて、肝心のウチの車。
前オーナーさん時代にしっかりメンテを受けた個体ですし、前回車検時・昨年購入時に一通り手が入っているので重整備は免れそうな希望的観測。

とは言え、たまに「ENGINE CHECK」が点灯することは情報共有し、こちらこちらとかを参考にしつつ注意しておくことに。それにしてもECUがエラーコードをメモリしないとは厄介な……
イグナイターなんかも部品を揃えておこうかな。どうせいずれは替えねばならないし。



ATF交換も今後の作業予定です。
前のオーナーさんが定期的に変えてくれていたので、私も引き継いで交換していくつもり。ここのBTR製M72LEはATF交換を意図してないとかでドレーンが無く、オイルパンを殻割りせざるを得ない模様。パッキン類が必要ということで、赤丸のOIL FILTER REPLACEMENT KIT(374831020)を近日中に取り寄せる予定です。



以前からの課題のツイーターは持ち越し。
運転席側が昇天間近な上、後部座席もロクに鳴ってない。どうせ内張を剥がすなら、ついでにメインSPもやってしまいたくはあるけど、どっちも安物なので気が滅入ります。トレードインSPなんて売ってないよなぁ……
ちなみにツイーターよりドア内装カタカタの方が気になっていて、ツイーター交換はそのついでという感じかも。


あと、こちらこちらを拝見してフロントのリンケージ周りが設計不良とは理解しているので、エンジンマウント問題と併せて対処すべきなのだろうかと。

↑でリンクを張った記事の中で「マセラティはイタリアの零細企業」と書いてあったけど、本当に「アルファロメオってあれで大企業だったんだな」としみじみ思っちゃうレベル。この間のエントリ「自習用マセラティ通史」を踏まえると、90年代って本当に首が回らなかったんだろうな……



良い子だから壊れないでください(哀願




Posted at 2022/08/21 02:48:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | マセラティ
2022年08月07日 イイね!

クアトロポルテのカーナビ見にくい問題

クアトロポルテのカーナビ見にくい問題









前のオーナーさんが高級カーナビを装着してくれていた我が家のクアトロポルテ。Panasonic carozzeria サイバーナビ AVIC-VH0999というモデルだそうで、2015年発売なのに今でも中古実勢は中々のお値段。1dinのインダッシュの最終世代だからかな?

地図もアップデートされていてその点には不満はありませんが、ちょっとした悩みが……



下の方すぎない?!
視線移動量が大きく、使い勝手は正直悪い。もちろん走行中に画面を注視するのは危険なので論外としても、とっさに確認したい時は有るわけで。どうにかならないかな。


ちょうどネオトーキョー社が新型HUD-2023を売り出し中と言う記事を発見。CarplayからBluetoothでナビ画面を飛ばして、目の前のHUDに表示するのかあ。これをメーターナセル上に設置すれば視線移動量を限りなくゼロにできて理想。


ついでにヘッドユニットをContinental TR7412UBやPanasonic DEH-P01にして、コンソール周りをすっきりと仕上げるのも良さそう。今のAVIC-VH0999はモニタを起こすとエアコンやハザードの操作パネルを隠す形になってしまうのが不便なのです。

ただ、ここに再び落とし穴が……



メーターナセルからダッシュボードに掛けた全体が総レザー貼りなので、そもそもステーの取り付けができないのです。ナセルの縁にクリップ固定も考えてみたものの、大なり小なりクリップ跡は残るだろうからあえなく断念。

うーん、何かないか……
カーナビHUD、HUD……




有った!!
いや、こいつ!?
サイバーナビの「来なかった未来」の代名詞 ND-HUD3。AVIC-VH0999は動作対象モデルに含まれているので、地図データ同期や取付スペースなどの課題はあれど一応は選択肢としては「有る」のハズ。


とは言え、漂うキワモノ感(笑)
もちろん周囲で使っている人は皆無だし、なんなら実機を見たこともありませんが、みんカラレビューを徘徊すると結構多くの人が「使える!便利!」と絶賛。本当に!?


どうなのかなー
クアトロポルテに似合うのかなー


Posted at 2022/08/07 15:07:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | マセラティ
2022年08月06日 イイね!

マセラティの四つのデザイン源流(自習ネタ)

マセラティの四つのデザイン源流(自習ネタ)









「9月には車検だよ」と車屋さんからリマインドが届き、クアトロポルテIVのオーナー業の第1スティントを走りきれそうです。特にトラブルも経験せずに過ごせてよかった。

で、マセラティ。
ネコパブ通史本や越湖さんムック本を読んでもいまいちピンと来ないので、自習の為に市販車の系譜を軽くまとめてみました。「第◯期」はモデルの切り替わりベースで私が勝手に区切っただけです。


第一期:1947-1956
市販車メーカー転身に向けた助走

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戦前はレーシングコンストラクター稼業でしたが、この頃には創業家マセラティ家はO.S.C.Aに移籍し、オルシ家がマセラティ社を経営。
市販車メーカーへの転身を模索し、レーシングカーをベースにした超高級スポーツカー「A6シリーズ」のバリエーションをハンドメイド少量生産していた時期で、全体的に丸っこいデザイン。たいして特徴も無いので見分けが付かない


第二期:1957-1965
レース活動撤退と超高級スポーツカーメーカーへ

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1957年発売の「3500GT」が売れたことでついにレース業から足を洗い、超高級スポーツカーに専念するマセラティ社。とは言え、台数はこの期間全部でも5,000台ぐらいと相変わらずハンドメイド規模のまま。
デザイン担当がP.フルアやG.ミケロッティやヴィニャーレなので古臭い上、だいたい似通ったシルエットなので見分けが付かない


第三期:1966-1976
「スーパーカー」時代のマセラティ

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経営がオルシ家からシトロエン社に代わっても超高級スポーツカーメーカー路線は変わらず。オルシ時代に開発が始まったギブリを除く各モデルは、例のハイドロニューマチック機構を搭載したことが仇となり信頼性は大変らしい。
デザインがG.ジュジャーロとM.ガンディーニになったのでとにかく格好良くなったのは特筆すべきポイントですが、だいたい似たようなシルエットなので見分けが付かない


第四期:1976-1993
ビトゥルボ展開の光と陰

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オイルショックでシトロエン自体の経営がヤバくなり、見捨てられたマセラティを拾ったのがデ・トマソ社。
「お値段そこそこでコンパクトなマセラティが買える!」をコンセプトに発売した「ビトゥルボ」が20,000台弱売れて一息ついたものの、その低い生産品質が「宇宙一壊れる」と言う暗黒神話伝説を生み出してしまい、シリーズ後続モデルがさっぱり売れない展開に。
ドア枚数とエンジン種別で膨大なバリエーション展開をやりまくった為、まったく見分けがつかない


第五期:1993-2004
ポスト ビトゥルボ期の残光と雌伏

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デ・トマソ社長が病に倒れ、経営はフィアット社に移動。
ビトゥルボ系をリファインしてブランド運営は続けつつ、フィアット社の資金力で生産設備改革に取り組むガマンの時期。もちろんクルマはさっぱり売れない。
モデル数がすっきり整理されたことで「ドアが2枚のヤツ」「4枚のヤツ」の見分けが付くようになった
ちなみにデザインはM.ガンディーニとG.ジュジャーロが手掛けたので文句無しに美しいです。


第六期:2005-
やっと世間並みになれたかも知れない

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3200GT・4200GTの終売でデ・トマソ傘下期の遺産と訣別し、ようやくフィアットプロデュースの新時代が正式に幕開け。
超高級車マーケットに復帰しつつ、K.オクヤマやM.テンコーネによる現代的なデザインでブランドイメージも一新。ようやく色々噛み合ってきた感じがします。モデル数が少ないので見分けるのも割合簡単





こうやって振り返ると、それぞれの時期に似たような見た目の車を続けて発売してばかりで、よほどのマニアじゃないと見分けが付かないのでは?

一番ひどいのは1981年〜1997年の16年間。
発売された全モデルがひたすらにビトゥルボ顔で、3200GTが本当に久々のブランニューデザインと言う始末(ちなみに中身はまだまだビトゥルボ)。

その一個前のブランニューデザインって1970年台デビューのボーラあたりだし、なんなら初代ギブリとその辺り大差ないので1966年まで遡る悲惨さ……ミケロッティ嫌いなんでメキシコとかキャラミなんて子は知りません。




と言うわけで「マセラティの歴代市販車デザインは75年間で4つ程度の雛型に集約される」に尽きるかと。


・3500GTの系譜
・ギブリやボーラの系譜
・ビトゥルボの系譜
・現代マセラティの系譜


あとはだいたい派生モデルと言い切ってもあながち間違いではない程、ブランドとしての展開幅の狭さだとか経営リソースの限界だとか、長年苦労が絶えないブランドと言えると思います。多分イタリア車メーカーで一番の虚弱体質(笑)



とは言え、今はそこそこ落ち着きましたね。
多少の波があるとは言え、ステランティス筆頭のラグジャリーブランドの社内地位はしばらく安泰だと思うのでそろそろ軌道に乗ると良いなぁ。
もしかして創業以来「安定経営」なんてほとんど経験していないんじゃなかろうか。

来年からはフォーミュラEにも参戦が決まっているし、そちらも頑張れると良いね!
Posted at 2022/08/06 19:30:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | マセラティ | クルマ

プロフィール

「ベイクォーターに茶葉を買いに行く途中、休憩と称して大黒PAでクアトロポルテを撮影。分かる人には分かるクルマ、と言うか本当に目立たないね(笑)」
何シテル?   11/19 18:10
一介のイタリア民芸品好き

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