リアスタビアジャストブラケット自作

リアスタビアジャストブラケットの製作・取付をします。
既製品を購入すると安いものでも17,000円以上するので自作しました。

12ミリの工具でボルトを抜きます。

邪魔になるのでスタビを紐で上に固定します。

テープで穴位置をトレースします。
純正ブラケットの上側に値する穴について、写真では印をしていますが実際は不要です。

製作にあたり、問題となるのがブッシュ部の凹みです。
定規が当たっていない部分の深さが約7ミリあります。

赤線左部分の飛び出しが純正取付位置の凹みにピッタリ嵌ります。

純正スタビブラケット上部の出っ張りはカットします。

カットしました。

ホームセンターでフラットバーを購入しました。
幅:25mm
厚さ:6mm
長さ:910mm
価格:478円
※大きいホームセンターか資材館のあるようなところでないと6ミリ厚は売っていないかもしれません。

全長120mmとなるようにカットしました。

2でトレースしたマスキンズテープの一番上の印が純正スタビ上側の穴の中心が来るように乗せて、純正スタビ下側の穴の中心を印します。
ここから寸法を計算します。

ブッシュの凹みを作るべく2枚合わせとし、写真のように2枚目を削りました。
貼り合わせるため表面の黒皮を剥がして足付します。

最強のJBウエルドを使用します。

しっかり圧着します。

ガチガチに固まりました。

このようになります。

8.3mmのドリルで穴あけしました。
下から2つ目のネジ穴は7mmの下穴を開けてM8×1.25のタップをやる予定でしたが、勢い余って大きい穴を開けてしまったのでリコイル仕上げにしました。

最後に黒皮を剥がして足付します。

塗装して完全！

ボルトは写真の通りです。
・M8×30mm
ボルト→純正のスタビブラケット→アジャストブラケット→台座→ナットとなるため30mmがピッタリです。

・M8×15mm
ボルト→純正のスタビブラケット→アジャストブラケット内のネジ山となるため15mmにしました。これ以上長いと反対側の突き出し量が長くなるので台座と干渉します。

・M8×25mm
ボルト→アジャストブラケット→台座→台座に溶接されたナットとなるため25mmがピッタリ
です。30ミリを使ってもどこにも干渉はしません。

※純正の強度区分が8のため10のボルトを用意しました。スタビにはそれなりの負荷が常に掛かっているので強度も重要です。

ナット13個入り
405円
@31円×2
ボルト15mm 10個入り
405円
@40円×2
ボルト25mm 9個入り
405円
@45円×2
ボルト30mm 8個入り
405円
@50円×2

オートレベライザーのセンサー部に干渉するのでステーを前方に逃すため、10ミリの工具でナット2箇所を外し、M6のナットを締め込んでからステーを戻しら下のナットで締め付けます。

少しだけ前方に動きました。

16の写真の通りでボルトサイズが先端のあたりは細くなっているので、ナットから何山かボルトが見えていても、実際は半分くらいしかネジ山にかかっていないと思われます。

完成！

裏側

横

1G
ビフォー

※ショートスタビリンクは装着しています。

1G
アフター

※ショートスタビリンクは装着しています。
かなり水平に近付きました。