ミラーレス一眼のZ9を手に入れてから一ヶ月以上経過
今までと使い勝手が違いながらもなんとか野鳥撮影の課題をこなしてきた
最近では3DトラッキングとワイドアリアAFを中心にシングルポイントAFやダイナミックAF等を瞬時に使い分けるテクニックも定着し様々な野鳥に対応できるようになりました
それでも課題は残っています
飛翔する野鳥の撮影で一番厄介なのは背景がビジー(ごちゃごちゃしている)な山肌、林で鳥と背景が近い場合です
空抜けと違い野鳥が綺麗に撮れるのですが背景にピントが抜けやすく難しい
今までのNikonのレフ機ではグループエリアAFというのがあってなんとか切り抜けてきたのですがミラーレス機のZ9にはそのモードが無い
それに代わるのが3DトラッキングなのかワイドエリアAFなのかわからないまま使ってきましたが結論が出ました
それがこの動画です
3Dトラッキングは非常に強力で今までに無い被写体認識と追尾性能を発揮してくれるのですが一旦被写体認識が抜けてしまうと背景にピントも抜けてしまう傾向が強くしかも戻りが悪い
それに対してワイドエリアAFは被写体認識が抜けたあともAFフレーム内で最も近い物体にフォーカスし続けてくれる、今までのグループエリアAFみたいに...
なぜ3Dトラッキングが背景に抜けやすいのかわかりませんが欠陥とも言えるこのクセ、改善が必要かと思います
それまでの間状況に応じてAFモードを切り替えながらうまく対応していく必要がありますね!
Z9の巷での評価、いろいろですが使い方次第、今後のファームウェア・アップデートで評価は激変すると思います
最後に動画内でも紹介していますが撮影したチュウヒの画像も少し紹介します
チュウヒと背景が同系統の色合いで被写体認識が機能しにくい場面ですが...
しっかりチュウヒにフォーカスしているのがお分かりかと思います
まだまだフィールドでのテストは続きます
Posted at 2022/01/25 08:18:00 | |
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