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急病により７月７日に掛かりつけDに入庫になったプリウス。
翌８日は仕事があったから車を使いたかったけど、Dさんに代車がまったく残っていないというものだから、おっさんには自転車（次男Rのおさがり）で出勤してもらい、私がおっさんのVOXYを借りて仕事に出かけた。

しかし、、、もし仮に修理をして直せるとしても、大掛かりな部品取り替えとかになって、結構な日数を要するんじゃないだろうか。

20万円以下で収まって欲しいな。30万円超えたら買うかリースを考えたい。
でももし25万円、みたいな中途半端な金額だったら、これきっと悩むんだろうなぁ。悩まないように、上か下かスパッとはっきりした見積で来て欲しい。

って悶々としていたら、自転車で出かけたはずのおっさんが、myプリウスで帰ってきた！　え！　戻ってきたの？　こんなに早く直ったんだー。と喜んだ。
おっさんの職場に納車してもらったのね。

で、故障の原因を聞いたら、
「センサーが切れてたってさー」だって。

私は思ったよ。“やっぱりかー”って。
じつは、ロードサービスで来てくれた本〇町のカーサービス会社の方がね、どんなふうに止まったかを聞いただけで、
「たぶん、センサーじゃないかと思いますよ」って言ったのよ。

「それ、すぐに直るやつですか？」って被せるように聞いたら、
「ええ、、」という言葉とともに、“あ、余計なことを言っちゃいけない。どこぞのDに叱られる”っていう心の声も聞こえたんだよね。

私はその言葉を信じたかったけど、信じて違っていたらがっかりするから、重病を想定していたんだけど。

結局、やっぱり「センサー切れ」という比較的軽微なトラブルだった模様。
ちなみにかかった修理費用は3300円らしい。
見積書が助手席に置いてあった。



ということで、とりあえず40万キロをめざします。
でも遠出はちょっと怖いな。でもロードサービスの一通りを身に付けたので、今度からはスマートに対応できると思う。

って、３度目のレッカーなんていらないわ。

今日、、いや日付が変わったので昨日か。とにかく長い１日だった。
遅くにうんざりした顔で帰宅したら、同居のおっさんが「おつかれさん」だって。半分(・∀・)ﾆﾔﾆﾔしながら。

私も言ったさ。「レッカー呼んだのこれで２度目」って。

そうなの。２０２０年７月６日。午前11時過ぎ。
１２年・36万kmをともに走ってきた愛車プリウスが突如、倒れた。
人間でいえば90歳を超えているであろう故老。

家の近所ならまだしも、なにも十勝へ出動している最中にこうならなくても。
と悪態をついてしまったが、そんな老体に鞭打って遠出させてる自分が悪い。

それでも、異常をおしながらもやっと市街地国道を左折してから、空気が抜けるように路肩に止まった故老はあっ晴れだった。「さすが頽れる時まで始末が良い」と思ったね。

今日の十勝は暑くて、レッカーサービスを待つ２時間半は長かった。
そこをちょっと行って曲がったら次の取材先があるという、惜しくて悔しい場所でのストップであった。「時間がもったいないし、ここに車を置いて歩いていって、ちょっくら仕事してくるか」とも思うが、もしその間に駐禁でも貼られて別のレッカー車にお世話になってしまったりしたら目も当てられない。と、冷静に判断してじっと待った。

あれは２００８年の冬のことだった。やはり十勝の某町でロールオーバーしてクラッシュした時は、１時間も待たないで来たよなぁ。レッカー車。「今日は滑る日らしくて朝から事故が多くて。お待たせしました」と言いながらレッカーサービスの人が来てくれたよなぁ。あー、思い出した。あの時はパトカーさんが先に来てくれて、寒いからってパトカーの後部座席に乗せてもらってたんだった。

そんなタイミングでおまわりさんが、たまたま追禁違反したクルマを見ちゃって捕まえちゃって。違反者が私の隣に乗ってきて、“おまえのせいで捕まったべや”みたいな憎々しい顔をこちらに向けてきたのはもう12年前のことか。

ところでね、普通の人がレッカーサービスを利用する確率ってどのくらいなの？
もしかしてだけど、ほとんどの人は一生涯に１度も利用しないで終わるんじゃないの？
12年ぶり２度目のご利用って、これ多すぎなんじゃないの？

いや、年数じゃなく距離で考察するべきだな。
日本の運転免許保持者の生涯走行距離の平均はいったい何キロかわからないけど、
たぶん、35万キロ程度、、いやそれ以下じゃないかな。

たとえば、一日往復30キロ通勤したとして１年で7200キロ。
レジャーを入れて8000キロ。20歳から60歳までその生活を続けたとして32万キロ。70歳まで日常生活で運転したとしてプラス４～５万キロ。合計36～37万キロ。

やだー。私の12年分と同じくらいじゃなーい！
って考えると、12年ぶり２度目のレッカー利用は異常とまではいかないんじゃないかな。

というわけで、７月６日はサラダ記念日であると同時に、私の２度目のレッカーサービスの日。
「この道で　トラブりやすいね　と君がいうから　今日は再びのレッカー記念日」　字余り。

でもさ、悪いコトばかりでもなかったんだ。
レッカーサービスで来てくれた人がすごく言葉のキレイな人だった。私もこんなふうに無駄なく的確な対話ができる社会人になりたいな、と思った。
来てくれた時の服装から整備のプロと見受けたけど、技術と対話力の両方を養ってきた人って憧れるな、と改めて思った。

それからレンタカーで取材先をめぐり、先ほど無事に帰宅した。
写真はレンタカーのトヨタポルテ。偶然入ったフレアがまぶしい。

さてmyプリウスについてだが、じつはまだ完全に死んではいない。通電したし。ノロノロとながらも自力でレッカー車に乗ったし。言うなら生死の境をさまよっている状態かな。

今日はDがお休みだったため入庫できず、今夜はレッカーサービス会社さんで1泊している。明日、うちの最寄りのDにやってくる予定。

登坂車線で、踏んでもなんか加速しないな、いつもと違うな、どうしたんだろうと感じていたら、モニタに異常発生のマークと電子系統のトラブル云々って文字がズラズラ―っと出て。読む暇もないうちにやがて速度が落ちて、アクセルを踏んでも進まなくなったんだよね。

で、帰宅後、アイスを食べている私に向かっておっさんが先制してきたんだよねー。
「37万キロちかくも走ってたら何が起きてもおかしくないわな。でも買わないぞ。直してあと２年もたせるぞ」って。

それは分かってるけどさ、でもそれちょっと違う。２年じゃない。２年半だよ。
Rが卒業するまで。

神様、プリウスちゃんがどうか蘇りますように。。。