③です。
オフ会は終わりましたが、
まだ旅は終わりません。
皆さんと別れ、一路山を目指します。
新庄へ向かう道中に最上川にかかる橋が美しかったので思わずパシャリ。
調べると舟形町にある「堀内橋」という名前のようです。カンチレバートラス橋という変わった形。
静岡の浜松市北区にある天竜川にかかる鹿島橋と同じような形ですね。
これは貴重なものを見た。
山へ登っていくと棚田がありました。
「四ヶ村の棚田」というみたいです。全国の棚田百選に選ばれています。
ただ、雨が強くなってきて、満足に写真を取れなかったのが残念です。
さて本日の最終目的地。
肘折温泉です。
雪の多い山形県の中でも指折りの豪雪地域。
平気で4mも5mも積もるところです。
ピンぼけしまくって見づらいです。
ここは湯治場として有名な場所で、多くの宿に湯治客のための炊事場が用意されています。
部屋は普通で良いです。
部屋から道路を見ると非常に狭いです。
ここはカルデラの中にできた温泉地で山と川の間にへばりつくように温泉宿が建っているような場所なので
ここまで道が狭いんですね。
こういう雰囲気って非常に良いですね。
公衆浴場もあって入ってきましたが、ここだけ泉質が違うとか。
「上ノ湯」というところです。地元の方がよく入るとか。
宿に戻って夕食です。
地の物を使った優しい味です。山形牛、岩魚の味噌焼き、もってのほか(食用菊)など…。
お酒が進まないわけがありません。
こんな感じで夜は更けていきました。
●10月15日(月)
朝からのそのそと起きだして、外へ。
ん?何やら賑やかですね。もっと近づいてみましょう。
朝市ではありませんか。しかもどこにこんなにいたのかというくらいの人。
売っているのは地元の方でしょうね。
色々と売っています。元は湯治客の自炊のための材料を売るので始まった朝市ですが、すっかり観光客をターゲットにするように変わったみたいです。
くやしい…でも買っちゃう。
食用菊とか、舞茸とか、里芋をしこたま買ってしまいました。
さて、買い物したあとは清清しい空気ですので散歩でもしましょう。
旧肘折郵便局。
昭和12年に建てられた当時としてはモダンな建物で、既に役目は終えていますが、ランドマークとして今でも冬の大雪に耐えています。
薬師神社。湯座神社とも言うそうです。
温泉街を眺められる山の中腹に立っている神社で、肘折温泉を見守る神様のようです。
古いお社に見えましたが、実はそうでもないのかも。なんせ雪がすごいところですから定期的に建て替えはしているのかもしれません。
眺めはいいです。こうして見ると本当にカルデラの中なんだなぁと実感できます。
さぁお次は温泉を元から探しに行こうじゃないか。ということで川を遡上します。
ん?怪しい湯気が…。そして水のカーテンが。
「源泉ドーム」と呼ぶようです。この石のドームの中でボコボコと源泉が湧き出しています。
そして後ろには滝。というかコンクリートの壁が。
これはもしや…。
肘折ダムです。美しい…。
目的は砂防のようです。
さて宿に戻ってひとっ風呂浴びたら朝食の時間です。
奇をてらわず、安心できる味。こういうのでいいんだよ、こういうので(画像省略)
名残惜しいですが、肘折温泉を後にします。
行きにも通りましたが、肘折温泉の玄関口、「肘折希望(のぞみ)大橋」です。
複雑なカーブを描く、変形カーブループ橋。平成25年に完成した新しい橋です。
何でも、その前の年に県道が崩落し、急ピッチで建設したそうなのですが、
「鋼製ラーメン桟道橋」では国内最大級だとか。
ちなみにここで言う「ラーメン」とは食べておいしいアレではなくて、ドイツ語で「枠」という意味ですよ、あしからず。
長くなってきたので、一旦ここらで終わります。
④へ続きます。
Posted at 2018/12/04 18:27:51 | |
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