昨日2月11日はアルファロメオチャレンジ関東の初戦、筑波ラウンドに参加しました。
今年からはクラスが変わってSRになってしまいました。一応、事務局に認証されないと出られないクラスなので光栄ではあるんですが、何故かエントリーフィーがほかのクラスより1000円高いのが玉にキズです(笑)
この筑波のレースはタイムスケジュールがすごくタイトです。受付は9時とゆっくり目ながら、プラクティスが12時に始まると怒涛の詰め詰めで14時に全レースが終わる予定です。
私はというと12時20分から12時35分までがプラクティス、予選が12時53分から13時11分、レースが13時46分から8周というスケジュールです。インターバルが30分前後しかないというキツキツさです!
プラクティスは今回だけちょっと変則的で、タイムアタッククラスと混走で、タイムアタッククラスが出走して5分後にコースインします。まあ、台数が全部で20台くらいなので、結果的にはさして問題はありませんでしたが。
コースインはパドックでのんびりしていて最後になりましたが、SRクラスのベテランのフィアット500の後ろでしばし観察。1.4Lターボとは思えないほど速いですね~!特にコーナーの脱出の速さはあなどれません。とはいえ、やはり絶対的な加速は4Cのほうが速いので、直線が少し長ければ抜けないことはないって感じでした。FFとは走りのペースが合わないので、相手が本気になる前に出てクルマやコースの様子をうかがいつつペースアップ、したいのですが、何か変?裏のストレートで4速に入れると重荷を背負ったように加速が重くるしい。ガス欠?いやちょっと症状が違うしガソリンはほぼ満タン。4速のまま最終コーナーを抜けてアクセルを踏み込んでもやっぱり加速がいまいち。???
次の周も4速に入れると同じ症状なので即練習走行を終了。予選まで時間がないので走るよりも原因を探ることを優先です。それに、このままの状態ではいいタイムは望めないですし。
タイヤを交換ししつ、フラミンゴのMメカに症状を伝えてチェックしてもらったものの、原因は不明。このプラクティスはなんとかトップタイムでしたが、総合ではシルバーの4Cがトップ。さすがプロです。それに、おそらく皆さんこのままのタイムでは終わらないでしょう。とはいえ、エラー類が出てないし、異音や異臭もないのでこのままの状態で予選に出ることにしました。
新品タイヤなので序盤は特に気を付けて、でも即座にアタックする計画でしたが、ちょうど前がプラクティスはトップのシルバー4Cなのでついていく計画に変更。コースインして2周目にアタックするのかと思ったらもう1周なのでちょっとじれましたが、ここは我慢。そして、裏のストレートで私のエンジンの不調がはっきりしました。その前から3速でも遅い感じがしてたのですが、なんと裏のストレートでウエービングしながら加速するシルバー4Cについていけないのです!終わったって感じでした(涙)
タイヤのグリップではSタイヤのこちらが有利なのでブレーキングで追いついていき、シルバー4Cが細かい修正を入れながら格闘してコーリングしているのに対してこちらは余裕なのですが、加速でまったく追いつけません。エンジンが壊れるのが怖いので、とりあえず4秒台が出たのでアタック終了。そして、ブーストが上がっていることを確認して戻りました。
さあ、決勝まで約30分。再度Mメカにチェックしてもらうもやはりエラーは出てきません。どうしよう?この場で出来ることはレースチップとリヤウイングを外すくらいです。加速が悪いことはロガーを見ても明らかで、トップスピードが10km/h低下しています。エンジンに何かが起こっていることは間違いありません。レースチップが何か問題を引き起こしている可能性があるし、外すことでさらに遅くなる可能性もあります。でも、不調の原因と仮定して外すことを決定。加速ロスを少しでもなくすためにリヤウイングも外しました。
決勝はローンチスタートを軽く使って(アクセル全開にはせずに)目の前の黄色い156をパスしたものの、頑張れたのはそこまででした。加速がいまいちです。何周かは頑張って後続車を押さえましたが、勢いが違います。すぐ後ろは同じくフラミンゴクウォーレでメンテしている方で走りも安心なので攻防を楽しむことも出来ないことはないのですが、そのすぐ後ろに黄色156が迫ってます。やっぱりフタをしては悪いですし、超接近戦の最中に私のクルマにトラブルが起きたら危険もあるので引くことにしました。
レース結果はシルバー4Cがぶっちぎり優勝かと思ったら、まさかのドライブスルーペナルティ!なので1つ繰り上がって総合5位、クラス3位でした。結果はいまいちですが、走っているとだんだんとヨコハマA050GSの使い方がわかってきたのでよしとします。
それにしてもエンジン不調の原因は何なのか?エンジン関係ではレースチップとK&Nのエアクリーナーだけ。エアクリーナーは問題なしでしょう。レースチップを外したことでシフトアップ後のパワーダウン感はなくなりました。ややもっさりしている感じはありますが、おそらく標準状態のパワーになったと考えられます。レース時のトップスピードも2km/h前後の低下にとどまるまで回復しました。
となるとやはりレースチップが原因でしょうか?
思い返すと、FSWでもガス欠ではないパワー感のなさを何度か経験しています。直近の筑波の練習でもありました。もしかすると、サーキットなどで全開走行が頻繁に繰り返されると、本体のECUのフェールセールが入りそれをパワーチップが打ち消すも、それでも例えばブースト圧が高いのでまたECUが異常だと思って何かしらの信号を出し、それをまたパワーチップが何かしらして・・・のループというかハンチングというかが発生しており、レースモード見られるブースト計の見かけ上はブーストは上がっていても実はジグザグに上下しているとか、またはその他でパワーを絞る方向の動きになっているのかも?
それをECUが学習し、ある程度の頻度になると早めにパワーを絞る方向になり、しばらくノーマルモードなどで街なかや高速道路を普通の速度で走っていると早くパワーを絞るのを止めるとか?または、止めずに最初にパワーチップを装着したときよりもパワーが絞られていることもあるような気がします。学習が絞る方向だけでなく、元に戻ってくれればいいのですけど。そうであれば、普段はパワーチップを使わずに走り、サーキット走行時だけ接続するっていう使い方をするのですけれど。
まあ他にもパワーダウンを起こす不安要素があるので、改めてフラミンゴのMメカに見てもらうことにします。
Posted at 2018/02/12 11:44:31 | |
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