7月16日はアルファロメオチャレンジ関東第3戦に参加しました。
3連休の最後の日の富士スピードウェイもかなりの暑さ。標高が高いので都内より気温は低いものの、朝7時の時点で27℃。その後もまずまず太陽が出ている状態で、時間が経つにつれて気温は上昇してきました。
今回は参加台数が少なく、私の出たレースB、Cは18台。そのうちSRクラスは6台でした。が、行きの東名高速下りの厚木の少し先で前戦の優勝者の4Cが路肩に止まっていました!結局、トラブルで出走できず残念なことになってしまいました。今回どのくらい肉薄できるのか楽しみにしていたのですが、9月に持ち越しです。
9時20分からのプラクティス2では気温29℃、路面42℃とすでにじりじりとした暑さが感じられました。この走行では新品のダンロップ03GのR2コンパウンドを投入。サイズはF215/45R17、R265/35R18です。1度は手放した9.5Jホイールを再度購入してしまいました!
新品タイヤは予選用にとっておきたい、というのもありますが、私はコースイン後すぐにタイムを出せないので練習重視です。そして、想定どおりになかなかタイムが出ませんでした。5周してフィーリングをつかんでピットインしてタイヤの内圧を調整。ほぼいい感じでしたので気合を入れてアタック。計測1周目になんとか1分59秒126が出ました。気温が高いせいか走るごとにパワーが衰えている感じでした。
11時16分からの予選はこれまで同様に後ろから出て行き、フラミンゴチームでスリップを使いあって走ろう!なんて作戦でしたが、出だしから失敗。ピットで予選開始の時間を余裕で待っていたら、なんと2分ほど早くコースインが開始されました。気が付いたときには先頭集団が目の前を駆け抜けていきました(笑)
もうこれで各自バラバラになってしまい、とにかく前のクルマを少しでも使いながら走ることになりました。予選開始時点で気温は31℃、路面は58℃にまで上昇していたので、早々にタイムを出さないとタイヤもエンジンもどんどんタレることは必死です。焦りますが、なかなかいいペースで走るクルマに出くわしません。結局、いい感じでスリップを使えることなく予選終了。計測3周目の1分59秒123がベストでした。トップはスティーレの156GTAで1分57秒695。新品のエンジンを組んできたということでしたが、速かったし、とてもいい音をしてました。回るというよりもトルクがあるって感じでしたね。
予選順位はスティーレ号が1位、2位が私で3位が156GTAのフラミンゴMメカ、4位が147GTAのフラミンゴSさん。フラミンゴチームでまたしても作戦会議が開かれ、とにかく私が4Cのローンチスタートを使って前に出てふたをして、フラミンゴのGTA軍団がスティーレ号を食う!ということになりました。スティーレ号とのタイム差はけっこう大きいですが、スタートで前に出れば何とかなるかな?とイメージ出来ました。ただ、同時に私のとても苦手なAコーナーで刺されるのでは?というシーンも思い浮かびました。(笑)とはいえ、ここ最近はAコーナーの進入スピードを上げつつ、100Rまでを強く加速できる走り方を探っていました。練習の成果が少しずつですが出てきている感じはしています。ここはひとつ踏ん張るしかありません。
と、スタートのレッドシグナルが点灯するまでは作戦のイメージが出来ていたんです。
が、が!
ななななんと、ローンチスタートの準備をしているときに警告音とともにメーターパネルが切り替わり、英文の警告文がだだだーっと出てきて、さらにニュートラルになってしまいスタート不能に!
セーフモード?とかも出ていたような?スタート不能なときはハザードを点灯して窓を開けて手を上げて合図をする、ってことになってますが、もうそんな時間的余裕はありません。もうレッドシグナルが点灯し始めました。
ど、ど、ど、どうするー!と一瞬のうちに追突事故?とか頭をよぎり、後ろを見たりメーターパネルを見たりしているうちにDNAスイッチをいじったり、しているうちにレッドシグナルが消灯。あー、怖いよ~!と後ろを見ながらスタート出来ないものかとやっているうちに何とか発進!真後ろのフラミンゴの147GTAはベテランらしくさささーっと避けてスタートしてくれました。Mメカにも前を行かれ、さらに今回からSRクラスに参加している4CのNさんの赤いクルマも左真横の位置で1コーナーに進入。なんだかんだで4台に抜かれて6位で1コーナーを通過。すぐ後ろにNさんでした。
走り出してからもメーターパネルは通常のNモードの状態で、DNAスイッチを動かすと警告文が出てきて作動せず。そのほか、レースモードのときに表示される挙動安定装置がオフということを知らせる警告灯とABSが点灯していました。パワー感はスタート時こそなんだかもっさりしていた感じでしたが、その後は通常のようでした。とはいえ、ABSの警告灯が怖くて1周目は恐る恐るブレーキを踏んでいました。
幸いなことにパワーは普段どおりのようですし、変な制御は入らず、ブレーキバランスも大丈夫そうでした。なので、警戒はしながらも頑張って走ることにしました。
前を行く白とグレーの147をパスするのにかなり時間がかかり、フラミンゴの2台のGTAの後ろについたときにはレースは後半。Mメカは1コーナーでエンジンが突然死したり、ほかでもコースオフしたりとかなりてんてこ舞いしてました。147GTAのSさんは手堅く走っている感じです。ちょっと本日のMメカのクルマは予測不能ですが、この二人ならば信頼感があるのでレース終盤を楽しめました。この二人に追いついたときにはスティーレ号は私の視界にはまったく入らず。気分としてはフラミンゴの3台でトップ争いです(笑)
Sさんには2回目のヘアピンで半ば譲ってもらった感じで前に出させてもらい、なんとかMメカの前にも!と目論んでいましたが、力及ばず・・・・。冬場なら最終コーナーからの立ち上がりで抜けそうなところまでは行ったですけどね~。というのは言い訳ですね!
確かにもう少しパワーがあればというところですが、レースペースが遅いです。前があまり気にならないときでもタイムは1分59秒台半ばが2回。ほかは2分フラットが4回、1秒台後半が6周目にあったりと安定もしていません。後方になってしまったときは、前車をズバッと抜けるようにいないとダメですね。でも、もう少しパワーが欲しいな~!それに夏場のパワーダウンをもっと小さくしたいです。冒頭の画像は朝のプラクティスと決勝のベストタイム時です。速度の伸びが明らかに違います。この日のベストタイムの予選時でも、やはりプラクティス時よりも加速が鈍っていました。まあ、ターボエンジンの宿命と言えることですが、もう少し何とかしたいものです。
まあ、今回もいろいろありましたが事故なく終えられてよかったです。というか、危なく事故の発生源になるところでした。レースB、Cに参加した皆様、スタート時にご迷惑かけてすみませんでした。
そして今回は自分のレースと私のクルマのメンテと大忙しだったMメカ、応援&お手伝いいただいたフラミンゴ関係者、ジラソーレメンバーの皆さんありがとうございました!次こそは!
とうことで、慌てふためいたスタートからの決勝動画です。
Posted at 2018/07/17 12:00:15 | |
トラックバック(0) | クルマ