MINIはエライ！－その２　脚フェチ（BMWらしさ）

「MINIはBMWらしいか？」と問われたら皆さんどう答えますか？

BMWらしさ．．．シルキーシックスと呼ばれる直列６気筒エンジン、後輪駆動、50対50にこだわる前後重量配分，そこから生み出される卓越したハンドリング．．．具体的な機構で捉えるとMINIはちょっと違うかもしれません。

私が感じるMINIのBMWらしさの一つに、「コストのかけ方」があります。足回りに異常にお金をかけてでも、走りには妥協しない．．．そこがBMWらしい！

写真は以前タイヤがパンクした時の修理の際に撮ったものですが、トレーリングリンクと呼ばれる部品はアルミの鋳造品でできてる。大きいですよね、この部品。

Ｂセグメント、Ｃセグメントと呼ばれる小型ＦＦ車では前輪の駆動系にはお金をかけるものの、後輪はシンプルなトーションビーム方式であったり、マルチリンクでもスチール鋼板でできているものが殆どである。

それに対して（反して？）MINIは６リンクという凝ったつくりとともに、アルミ部材を多用して強度を保ちつつ重量削減に努めている！　理想の走りのためには、このホィールベースの短い中でもBMWらしさを失わないハンドリングを実現するためには必要なコストをかける．．．なんとBMWらしいのでしょう！

．．．と感じた。えらいというか、脚フェチだなｗｗ