私が毎回愛車候補の2番手にしていたクルマがあります。
それは、スバルのフラッグシップセダン、
レガシィ
です。特に3代目のレガシィB4は好きなクルマベスト5に入るので、一度は所有してみたいとずっと思っていました。レガシィが好きになったきっかけは、プレイステーションのレースゲームである、
ゼロヨンチャンプ DooZy-J
です。初めに適当に選んだパートナーが、ドイツの地味子なキューラー=クップリングなのですが、その子が持ち出してきた愛車が、2代目
レガシィツーリングセダン RS
です。
そのスペックは当時の
R33型スカイラインGTS25tタイプMを上回り、最高出力は当時国産最強の280ps。エンジンはインプレッサと同じ水平対向4気筒DOHC、EJ20であるが、ツインターボ化した史上唯一無二です。世界中どこを探しても、レガシィ以外で水平対向4気筒ツインターボエンジンを搭載した車種は存在しません。しかしながら加速力はインプレッサのEJ20シングルターボにまるで及ばず、
インプレッサと比べたら残念な子でした。ただ、視野を大きく広げると、レガシィはインプレッサとはキャラが大きく異なり、インプレッサが競技ベースのスポーツセダンに対してレガシィはミドルセダンなので、比較対象はむしろトヨタの
カムリや日産の
セフィーロ、
アウディ・A4などです。動力性能は頭2つ以上抜きん出ていて圧倒的であり、車両重量は4WDながらも1380kgとⅦ以降の
ランエボや
GDB型インプレッサWRXよりも軽く、参考ゼロヨンタイムは14秒5ほどと、
ER34型スカイラインGTターボとほぼ互角の加速力を誇りました。初代から最後のターボモデルまで、レガシィのその動力性能と車体全体の印象には、「硬派」「質実剛健」「四角四面」という言葉がぴったり当てはまります。私は大好きですよ、むしろ軟派は男でも女でも大嫌い!
そして今回制作したのは、初代レガシィとなります。
この当時はまだインプレッサが登場しておらず、WRCのワークスカーとして戦いました。この時のライバルはランエボが登場するまでは三菱の
ギャランVR-4です。そもそもインプレッサは初代レガシィがいてこそ誕生したので、立派に自動車史に残る名車です。
さらに、ワゴンモデルであるレガシィツーリングワゴンも、1990年代のステーションワゴン戦国時代の火付け役になった名車です。
長谷川製作所から1/24モデルが久々に再販されましたが、今回手に入れたのは当時物です。そのため特にデカールの傷みがひどく、半分以上使い物にならなかったため、使えるものだけ使って制作しました。
今回のアレンジは、キューラーのレガシィをイメージしたものとしました。
そもそもBD型レガシィ自体人気がないのかモデル化されておらず、BG型レガシィツーリングワゴンだけモデル化されています。
前側から
車体色はロイヤルブルー+ホワイトパールとしました。
モール類は車体同色としています。
正面から
ラジエターグリルは、シルバー一色としています。
後ろ側から
このリア周りのイメージって現行型まで変わりませんね。
右正横から
レガシィのセダンと言えば、この6ライトウィンドウです。
アウディのパクリだという人はいるでしょうけど、アウディとは似ても似つきません。そもそもレガシィはそんなナンパなクルマではありませんし、レガシィはドイツ車なんてアウトオブ眼中!同クラスのドイツ車で性能でレガシィに並ぶことができるモデルなんて聞いたことがありません。大体スバルってどういうメーカーか知ってますか?元々は歴史的レシプロ戦闘機、隼や疾風の生みの親、中島飛行機ですよ。どう見ても戦闘機のキャノピーをイメージしたデザインですから、戦争したことないメーカーなんかと比べないでやってほしいもんです。
参考までに、中島飛行機の疾風。キャノピーの形とレガシィのウィンドウのデザインがよく似ています。
そもそも初代レガシィはギネスレコードホルダーですからね。
アレンジとして、ホイールをチタンゴールド塗装としました。これもゼロヨンチャンプからです。
ん~、レガシィセダン、一度は所有してみたい!
だけど、まぁ叶うことはないでしょうな。次期セカンドカーの候補からは実は外しているので。そもそも私自身、コロコロ愛車を乗り換えるようなナンパじゃないですし、そんなナンパ野郎にレガシィも乗られたくないでしょうからね。
好きなクルマ、憧れのクルマ、所有するクルマはノットイコールです。
逆に考えました、好きすぎて、愛ゆえに所有できないクルマだと。
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Posted at
2022/08/26 23:26:26