こんなはずじゃなかった!!
ヨーロッパ最強のわが国自慢の最新鋭戦艦がまさかあの弱い日本の航空攻撃で沈むとは!!
英国の黒歴史にして暗愚の首相である、アドルフ・ヒトラー曰く飲んだくれのチャーチルはそう思ったことでしょう。
終戦記念制作で、終戦記念日には間に合いませんでしたが、本日無事完成しました。
大東亜戦争、緒戦にて航空戦の有用性をその身をもって証明しインド洋に散った大英帝国が誇る熟練の
レナウン級巡洋戦艦 HMSレパルス
です。
1916年1月8日 ジョン・ブラウン社クライドバンク造船所生まれ。やぎ座。
1941年12月8日に真珠湾攻撃がありましたが、ほぼ同時進行で大日本帝国海軍は南方はインド洋にも進軍しておりました。
史上初の航空攻撃による戦艦撃沈の戦果を挙げたのは、実は日米開戦の1年前、1940年11月の
タラント空襲です。大英帝国ロイヤルネイビーのソードフィッシュからの雷撃により、イタリア海軍戦艦
リットリオ、
カイオ・ドゥイリオが大破着底、
コンテディ・カブールが撃沈されました。
この時、イタリア艦隊は作戦行動をしておらず、ロイヤルネイビーによる一方的な奇襲攻撃であり、このタラント空襲こそ、真珠湾攻撃のモデルケースになったのです。
そして、史上初めて作戦行動中の戦艦を撃沈し、航空戦の有用性を示したのが、大日本帝国海軍陸攻隊VS大英帝国ロイヤルネイビーZ艦隊、
マレー沖海戦
です。詳しい内容は動画に委ねます。帝国海軍の大和や武蔵ばかり槍玉に挙げられますが、大和や武蔵は100を超える航空機による波状攻撃によるものであるために、同じ状況なら沈まない戦艦はあり得ず、ドイツの戦艦
ビスマルクですらその半分にも満たない航空攻撃と、洋上攻撃により沈んでいます。そのさらに少数の航空機によって撃沈されたのが、戦艦
プリンス・オヴ・ウェールズと、レパルスです。そして、史上初めて作戦行動中に航空攻撃により撃沈された戦艦級という不名誉な最期を遂げたのが、レパルスです。
戦後の歴史教育は間違っていた!
大日本帝国のどこが弱かったのか!
プリンス・オブ・ウェールズは当時の最新鋭戦艦であり、レパルスは第一次世界大戦中に就役した、熟練の猛者。
そして、この海戦を皮切りに、インド洋海戦、スラバヤ沖海戦など、ヨーロッパ最強の海軍であるロイヤルネイビーはほぼ一方的に帝国海軍にフルボッコにされているのです。
1945年5月の最後の日本VS英国のペナン沖海戦は、満身創痍であり輸送作戦中でまともに戦闘行動がとれなかった帝国海軍艦隊を一方的に攻撃しただけのただのいじめであり、これを海戦と呼んでいいとは思えるものではないので頭数に入れるのはおかしいでしょう。
首相がまともな知能を持っていたら、いくらヨーロッパ最強の大英帝国と言えど、大日本帝国を敵に回すという愚は犯さなかったはずです。張り子の虎でしかないのに東洋の眠れる獅子とトンデモ過大評価をされたのがシナチクなら、東洋の伏龍、あるいは鳳雛と評されてもおかしくないのが大日本帝国なのに大英帝国特にチャーチル首相はあまりにも甘く見過ぎてしまっていたのです。「馬鹿な大将敵より怖い」を地で往ったのは大英帝国も同じだったようです。
レパルス自身まさか緒戦で真っ先に自身が沈むとは夢にも思ってなかったことでしょうし、ましてや航空攻撃の前に戦艦は的でしかないと示すことになるなんて。それもよりによって後進国の大日本帝国に。いや、冷静にモノを見、考える頭があればそんなこと予見はできたはずだったのです。そしてレパルスは、身をもって帝国海軍の強さを思い知らされたのです。
今回、久々の戦艦級制作ってことで、結局30時間くらいかかりました。
よくあるタミヤの洋上モデルではなく、ピットロードのフルハルモデルであることも、難易度を高めていました。
大体1/700戦艦大和と同じくらいですね。
艦首側から
艦体色はロイヤルライトグレイです。
よくある1941年時の迷彩ではなく、1938年時のロイヤルネイビー標準色を選択しました。近代化改修を受けた姉のレナウンと違い、前時代的な外観です。
艦尾側から
金剛型戦艦にも通じる、いかにも大英帝国巡洋戦艦と言った後ろ姿です。
右舷側から
そこまで航空戦の有用性が実証されていなかったころにも関わらず非常に濃密な対空兵装です。明らかに当時の帝国海軍艦、例えば
長門と比べても防空能力は高いと言え、マレー沖海戦時でもかなりの弾幕を張っていたと思われます。一式陸攻をバカにする人間が後を絶ちませんが、すさまじい対空弾幕を張っていたのにその一式陸攻とさらに旧式の九六式陸攻の攻撃により沈んでいます。
改めて思うこと、日本の偏向歴史教育、偏向歴史報道はもはや狂ってると言っていい次元です。弱い、時代遅れだったとか、バカ過ぎたとか、逆にその弱い帝国海軍にボコボコにされたロイヤルネイビーに失礼と思えないほど日本の教育機関も報道機関も盆暗で頭が悪いんだろう、流石は一億総白痴の元凶だなとは思わずにはいられません。
ちなみに、これも理由があって、日本の教育機関、報道機関は、日本はザコ、日本は害悪、日本はバカと吹聴しまわっていたら、GHQから賄賂をもらえたという実情があったそうです。まぁそういうことなら、辻褄が合うのであながち事実じゃないとは言えないですね。現に現代日本国民の大多数が、金権亡者で拝金主義ですから。馬鹿から教育を受けて、まともに育つはずもなく、戦後頭の悪い左翼が猛威を奮い、未だにわが国を蝕んでいるのも頷けます。
帝国海軍は弱かったなんて評したら、沈められたレパルスやウェールズがかわいそうすぎます。
止めましょう、そういうの!
大日本帝国は当時でもアジア最強にしてヨーロッパ諸国相手でも対等以上に渡り合えた、それ以上にアメリカが強すぎた。それだけで十分です。
Posted at 2022/08/21 18:11:39 | |
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