長文になります。炎上上等です。しかし題名から不快な内容だと予測できる場合は、不毛な論争はお互い時間の無駄ですのでブラウザバックをおススメします。
フランスの国旗は、青、白、赤の3色で構成されていますが、その意味をご存じでしょうか?
私は中学の時に習いました。青が自由、白が平等、赤が博愛だと。実はもっと深い意味が込められているのですが、それはフランスの歴史についてよく研究する必要があります。
日本の国旗は言わずもがな通称日の丸、正式名称は日章旗。しかし本来の国旗は旭日旗です。
俗説ですが、日章旗の赤い日の丸が天皇陛下、周りの白が国民(臣民)を表し、日本は天皇陛下中心の帝国主義国説があり、左翼の中には「日の丸反対」とわめく頭が残念な人がいます。
正直、意味的にはそれでいいと思うんです。現代でも日本は厳密には民主制ではなく、英国と同じ「立憲君主制」なのです。それは、中学でも学ぶ「議院内閣制」を詳しく掘り下げて勉強すればわかります。みんカラやってる人ってみんな義務教育くらい卒業しているはずだからそれくらいわかって当たり前だろという見識でいつも述べています。
これを見方を変えると、我が国においては天皇陛下はあくまで国の象徴であり、一般国民と違いますが、逆に皇族以外はすべて平等であり、特権階級は存在しないのです。日本国憲法でも「貴族制の廃止」を謳ってますしね(後述)。
頭の悪いマスメディアが宣う「上級国民」もマスメディアが勝手にそう呼んでるだけで、一流企業の社長さんも会社を出れば加齢臭がきついオッサンBBAでしかないのです。「社会的地位」(笑)も所詮肩書きでしかありません。
文句あるなら、日本国憲法第14条に言え!!
日本国憲法14条
1.すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
3 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。
ところが、日本の常識、特に男女の平等論については悉く憲法14条1項に反してます。
男女雇用機会均等法が生まれて20年以上になり、その間声高に「男女平等」を叫ばれてきましたが、私の見方は一部の頭の良い人が気付いている「男女平等という名の女尊男卑」です。その割には未だに我が国が男性社会なのは、欧米の男女間とは根本的に違うからで、「欧米では~」という屁理屈は通用しません。
なぜ女性内閣総理大臣が現れないのか、真剣に考えたことがあります?
なぜ女性天皇が歴代3人しかいないのか、真剣に考えたことがありますか?
アドルフ・ヒトラーの名言の中に、
女性にやさしい女性優遇国家は成長しないどころか衰退する
とあります。
確かに、言いたいことはわかりますよ、間違いなく女性差別発言です。
だけどね、大事なのはそこじゃないんですよ、現実をよーく見てください。今の日本は女性の社会進出、女性保護をやたらと強調した結果として、少子高齢化、万年不景気がまさにこの名言通りです。
それを的確に指摘したのが
こちら
実は戦前でも見方を変えると女尊男卑だったのです。
男性は仕事、女性は家事育児と明確な差があったのが一般的ですが、戦前ですら働いている女性はいました。更に言うなれば、大卒(当時大学に行けるのはおおむね富裕層)こそ30くらいまでは仕事をしない男性は数多くいました。
逆に大多数の一般国民の間では、男性は一生仕事に釘付けで、女性はある意味若く結婚して家庭に入れば仕事をしなくても家事育児をしていれば喰いっぱぐれないご身分、すなわちこの時代でも男性は女性のATM扱いだったのです。
とは言え、農村漁村だと女性でもせっせと野良作業をしていましたし、戦時中の兵器工場でも女性が多く働いており、実は今と大差がなかったのです。
男性は、妊娠、出産がないから年がら年中、ずっとこき使えるのです。
女性総理大臣がもし、妊娠や出産したらその代わりは誰が務めるのか。
代わりがいないとすれば任期の間はその権利を奪われるのか、ってことです。
逆に英国に目を向けてみましょう。
その昔、テューダー朝最後の君主が
エリザベス一世陛下でした。
戦艦
HMSクイーン・エリザベス、豪華客船
RMSクイーン・エリザベスの名前の由来です。
善政を布き、戦争となれば女王陛下自らが戦場に赴き、将兵を鼓舞したことで知られます。
そのセリフが戦艦クイーン・エリザベス制作の記事でも書いたコチラ
ウィキペディアより抜粋。
「我が愛する民よ、私は私の身を案じる者たちから忠告を受けて来た。謀反の恐れがあるから武器を持った群衆の前に出るのは気をつけよと。しかし、私は貴方たちに自信を持って言う。私は我が忠実かつ愛すべき人々を疑って生きたくはない。(中略)私はか弱く脆い肉体の女性だ。だが、私は国王の心臓と胃を持っている。それはイングランド王のものだ。そして、パルマ公、スペイン王またはいかなるヨーロッパの諸侯が我が王国の境界を侵そうと望むなら、汚れた軽蔑の念を持って迎えよう。」
自身が女性であることの身の程を弁えつつも、自身の意志と責任をしっかりと持ち、行動していたということがよくわかります。
小池百合子女史は、1000万人余りの都民の上に立つ存在ですが、本気でエリザベス陛下に並ぶほどの意志と覚悟を持って政をやっているのでしょうかね?私の目には、日本の一般女性が愚民にワッショイされてそのまま権力を持っただけにしか思えませんが。
少なくとも私は、自身の知っている中で女王陛下ほどの女性が現代日本に存在するのであればこの記事は書いていません。
女王陛下は幾度と縁談はあったものの、陛下の代わりになる者はなく、結局生涯独身であり「グロリアーナ」(栄光ある女人)と共に「ヴァージン・クイーン」「ヴァージニア」(処女王)というあだ名がつけられました。
そして、世継ぎも女王陛下の代わりもいないまま逝去し、その後の英国は大きく衰退しました。
その前例があってからか、英国もどちらかと言えば男性優位社会(あくまで行政面で)であることの方が長いのです。とは言え、男性でもチャーチルや日本蔑視中国優遇の現首相みたいなのも輩出してますが、まぁそこは英国面ですよ。
そして先日、私は女性と一緒に仕事をするにあたり、憲法14条に則って、私が指示、女性が力仕事するという状態になりました。その女性は渋面をするも私は冷めた目でこう言いました。
「男女平等ですから、こういうこともあってしかるべきですよね?」
女性は反論できず、渋々力仕事をこなしてました。
どうせこう言うんでしょ?
男性の方が体力も腕力もあるのだからキツイ仕事を押し付けられて当然。
そのキツイ仕事を女性にやらせるのは男としてどうなの?
それのどこが平等ですか?何度も言いますが、私は交通事故の後遺症で右の腕力は女子並みです。
あるところでは男性優遇、他方では女性優遇、足し引きするとイコール、これが本当の男女平等です。
逆に男女不平等を逆手に取ったこともあります。あまりにも社会が、常識が、女性優先、女性保護を訴えてくるなら相応の対応をするまでです。
ある初めてやる仕事で、やはり男女混じってのグループで、一人ずつ順番にやることになり、
私がある女性に
「先にどうぞ」
と勧められたところ、にっこり笑って
「いいえ先にどうぞ。レディーファーストですから」
と。女性は、
「すみません、では先にやらせてもらいます」
と、喜んで引き受けました。
だって面倒な作業でしたから、先にやってる人のを見ればどうすれば成功してどうすれば失敗するかわかるでしょ(笑)なんでわざわざ私が進んで地雷を踏まねばならないんですか。
これが本来のレディーファーストの意味です。プププ...
まぁ、本当の意味でレディ(淑女)と呼んでいい人は果たして現代日本に何人いるんですかね。
それはともかくとして、結局その女性は見事撃沈し、私はその失敗を見て別のやり方をして成功、しっかり結果を出しましたとさ。
見方を変えると女尊男卑も男尊女卑になります。
ここまで優遇されないといけないほど、日本の一般的な女性は無能でわがままで自己中で性格ブスの愚物なのかよ、完全に
社会の腫物じゃないかってことです。
更に、それを黙って許容し常識化できる日本の一般男性は優秀ですね。
だって、些末なことで女性蔑視だと叫んでも社会はそれを認めるけど、どう考えたって男性蔑視なのにそれを指摘すれば「男のくせにこまけぇんだよ!」で切り捨てられるでしょ。それを常識だからと諦められるなんて鋼鉄のメンタルですよ。
いやいや、許容しがたいからこそ、結婚したがらない男性が増えてるんです。
森・元首相の「産む機械」発言は、表面上は差別発言ですが、その言葉が出る背景を掘り下げると、男にとって結婚とは女に子供を産んでもらう以外何のメリットがあるの?という皮肉であるんじゃないかと私は苦笑いしながらも捉えました。森・元首相も結婚で失敗したのかな?
それを聞いてなぜ差別だとわめいたか、その言葉の額面でしか捉えられないほど狭量で偏ったものの見方しかできないからでしょうね。
本当に優秀な人間だったらもっと(他人にではなく自分に対して)謙虚で、優遇されて当然とは思わないからです。優遇されたなら、相応の責任を果たさねばならないと考えます。
本来の
優遇とは、良くも悪くも至れり尽くせり
ってことです。おいしい部分だけもらって苦い部分は要らないってのは、ただのわがまま、自己中です。そして、それこそそんなの社会で通用しません。
求人でも「経験者優遇」ってありますが、経験者は給料や待遇面で有利になる代わりに、未経験者だと許されるミスでも許してもらえませんし、早い段階で責任作業をやらされることになります。
大体何でもかんでも気候も地形も文化も違うのに常識を欧米基準にするのが間違いです。なんで日本基準を世界基準にしようと思わないのか不思議です。
日本独自で良い部分と悪い部分の区別がつかず、日本基準はすべて悪いとでも思ってるんでしょうかね。
見方を変えると、何でもかんでも自分たち基準にしようとする欧米って自己中、何でもかんでも他人に合わせようとする日本は人が良い、人間的に優れてるのは日本人って事にもなります。主体性がないとも取れますが、結局ものの見方次第です。
結局人間って必ず色眼鏡をかけて何でも判断してるってことです。透明の眼鏡でモノを見るって相当難しいんですよ。それでも一定の角度から見るのといろんな角度から見るのとでは大きな差異が生まれます。
そして、現代人のほとんどの人間が、1つのものを決まった視点でしか見ていないのが事実です。
大事なのは、それに気づいて素直になれるかです。
かく言う私も、女叩きしているように見えて本当は女性優遇なんですよ。ただし良くも悪くもです。何だかんだで愛車も女性として可愛がってますしね。単純にフネとクルマが女性名詞だからに他ならないからですが。
ちなみにですが、「兄弟車」と呼んでるのは日本だけです。日本人男性はゲイばかりなのか(違)
それこそ英語で「兄弟車」は”sister car”で、代名詞の主語は、she。だから私は「姉妹車」という呼び方で統一してますし、「彼女」と呼んでます。
ぶっちゃけ、クルマって本来取り扱いが面倒くさいですからね。
本当に女が嫌いだったら、なんで艦これや戦艦少女やってるんでしょうね、あれ自分以外女の子だけのゲームじゃん。そういうことです。ただつらつらと事実を述べ、間違ってることを間違ってるぞって言ってるだけです。
結局平等論というのは、何でもかんでも同じにするのではなく、優れている部分と劣っている部分、優遇すべき部分と不遇すべき部分がそれぞれあり、足し引きすれば結局ゼロという相対的平等、すなわち
公平でなければならないという概念があってこそなのです。