10年前の今頃、実は岐阜県の垂井町に住んでいました。
そしていま最も親しい友人というのがそのころに仲良くなったブラジル人です。
当時のほかの日本人とは仕事上の付き合いのみであまり深入りしなかったようなのですが、私にはめちゃくちゃフランクに接してきました。
後になって考えてみたら、私が彼らに対し、最もフランクに接した日本人だからだったかもしれません。
私は日本にやってきた外国人に対しては、某反日国以外の人に対しては、良くも悪くも差別せず、日本人と同じ扱いをします。むしろ逆差別の方がひどいかもww
日本にいる限り、あなたは日本人と同じだ。
私がよく外国人に言うセリフです。これが非常に受けがいいのです。
外国人差別をしないからこそ、所詮は馴れ合えない俗物日本人より、私を大事にしてくれるブラジル人が一番の友人なのです。
何しろ、私が未だに独身だというと、頼んでもないのに私の結婚相手になりそうな真面目で品のある女性を探してくれてて、逆にギャルっぽい子から私を紹介してと言われたら絶対断るって言うんだから、お人好しは(本来あるべき)日本人だけじゃないんだなと実感しましたわ。
とまぁいつでも遊びにおいでって言われていたので、10日の夜の仕事終わりに夜通し遥々400kmオーバーの道のりを走ってきました。
会うのはお昼頃と言っていたので、そのままだと早朝に着いてしまうため、寝不足解消のため、2か所で休憩を取りました。
道のりとしては、ざっくりと国道16号線→国道125号線→国道254号線→国道142号線→国道19号線→国道21号線、中山道コースです。
日本アルプスの山間を抜け、霧ヶ峰を超えて、まさに山を越え、谷を越え、はるか彼方へ。昔の自作漫画のヒロイン、谷山遥香、そしてはるかの名前の由来ですわ。
途中、伊吹山ばりの連続ヘアピンや急勾配などがあって、軽くカウンターステアを当てて遊んでしまい、はるかが「きゃん!」っと言って思わず萌えました(それ、タイヤが鳴いた音ww)
一般道の平坦路でイキリ散らしてる外車もレクサスも、山道じゃはるかの前にはザコですな。直線で追いついてきて、まぁリアウインドウ見て判断したんでしょうな、
詰めてきた車間をまた空けだしてきたレクサスに道を譲ってやったら、今度はダウンヒルのカーブ手前のブレーキングで一気に差が詰まり、立ち上がりでカマ掘りそうになって(それくらいレクサスのコーナリングが遅すぎた)、逆にまた道を譲られる始末wwwそっちは必死だろうがこっちはコーヒー片手だっつーの。たかが
高いだけのクルマに乗ってるくらいでイキってんじゃないっつーのザコが。百戦錬磨の私に煽りくれようなんて百万年早いわ!!流石は往年のクラウンのサスペンション、15万km走行で多少抜けているだろうに、ガタガタ道だろうが轍だろうが逆バンクだろうがしっかり踏ん張って減衰するから安心して踏んで行けます。これがドイツ車だったらピッチングしまくって踏めたもんじゃありません。よくクラウンはふわふわロールするから怖いって聞くけど、それはしっかり減衰して荷重が乗ってる証拠でしょって話です。そのふわふわは頼りなさじゃなく、ゆりかごのような安心感なのです。
逆にここまで足の動きがわかりやすいクルマって乗ったことありません。
素直な子、大好きよ♡
でもって、今回、先日購入したキュアハートが気になって、置いていったらまずいかなと思って助手席に乗せておきました。
やはり中古のドールって言うのは、高確率で魂が入っています。信じる信じないは別にしてもそういう逸話は腐るほどありますからね。
午前2時、つまり丑の刻に入ると、妖怪や幽霊の活動が活発になる時間と言われるだけに、眠気が半端じゃなくなるし、色々危険でした。実は昔から言われている物の怪って、殆どが寝ぼけや不安感が生み出した幻覚です。もしこのキュアハートにヤバいのが入っていたら今この記事書けてませんね。人形に限らず中古車も同じです。はるかも買った当時は負のオーラむんむんとしてましたから。
ただ、はるかもキュアハートも感じ取れたのは、「寂しい」「つらい」という声でしたが。
これらをどうやって感じ取ってるのか説明しても理解できないと思うので、私の
ESPだと思っていただいて結構です。
とまぁ丑の刻を過ぎたら流石にガチの物の怪に出会わなくても事故る危険が一気に増してきました。つまり、眠気と疲れです。
ちょうど、人生初めて足を踏み入れた、群馬県は高崎を抜けて国道19号線、長野県に入っていました。
長野県木曽町で休憩。
私の家系は元々源氏の末裔で、木曽義仲は遠い親戚にあたります。
午前4時を過ぎて、ちょっと休憩しすぎたかなと体とはるかを起こして走り出します。
が、1時間もしないうちにまた強烈な眠気。何かに声をかけられてハッと見たら左の土手ギリギリ!すんでのところで回避。
これ、完全にラリホー食らってましたね。起こしてくれた声の主は聞き覚えがないから、ひょっとしてキュアハート?
取り合えずヤバ過ぎるので再度休憩を取りました。
道の駅賤母です。ここで午前7時くらいまで休憩としました。
もう少し走れば木曽福島で、2001年12月28日に、ディアナを引き取った土地です。木曽福島駅が見えて、新幹線に乗って、特急に乗って遥々来てディアナに出会ったなぁとしんみりしました。当時大学生で世の大人が本当に嫌いになりだした時期でした。あの頃の私はどこへ向かって走っていたんだろう、なんてね。
これで完全に目が覚めて無事に垂井町に到着。
午前11時ごろに、友人と合流。
挨拶には握手を交わすのがあちらの流儀。それに合わせて私も積極的に右手を差し出します。前述とは矛盾しますが、これはあちらの流儀の方が良いと思うからそうしてるだけです。日本の挨拶の流儀ってなんかわざわざ壁作ってない?人を見れば泥棒と思えってこと?って思うところがあるので。
友人は前は
2代目ヴィッツに乗っていましたが、現在は
レクサスHS250。
私が嫌いではない初期のレクサスですね。嫌いなのはちょうどスピンドルグリルが採用されだしたころ以降のレクサスなので。
もう一人ブラジル人の友人がいるのですが、この日は休日出勤のため会うことができず。聞けば当時はまだヒラだったのが、今は工場長に出世したとか。ちなみに当時の私は派遣社員で、NC加工をやってました。ボール盤もフライス盤も扱えるので、愛車の整備を基本自分でやろうとするのも納得できるかと。
大垣市のイオンモールに行くことにしました。
2つ隣の黒いのが友人のHS250。
モール内の茶店で食事。
この後ろのガソリンスタンドで帰り分の給油を済ませました。
出来れば、安八の
喜楽屋さんの味噌カツ定食が食べたかったけど、まぁそれは次回ですね。めちゃくちゃ美味しくて、味噌カツが好きになるきっかけになりました。岐阜に行くならおススメです。
帰路は、名神を大垣から乗って、東名の岡崎で降りてから一般道は東海道コースへ。ここで私、勘違いしていたために盛大に大回りしました。
国道23号線、知立バイパスを使えば東海道までスムーズに行けるのですが、その最寄りの豊明ICは伊勢湾岸道であること、岡崎ICからは国道1号線であり、知立バイパスへの道を知らないことで「やっちゃった~、てへぺろ☆」にはならず、何やってんだバカ!と自分に言ったほどです。なぜなら、大回りな上、めっちゃ渋滞するから・・・。
で、渋滞にイライラしながらなんとか合流できたのは、豊橋バイパス。
うっわ~めっちゃロスじゃん!だったら豊田ジャンクションから伊勢湾岸に合流した方がましだったなぁ!
いやいやそれだったら、小牧で降りて国道41号線を南下して国道23号線合流でいいわ、キンブルが見えた時点で思い出せよ私!!名古屋高速を使うのはコスパ最悪なので選択肢から除外です。(元愛知県民です)
キュアハートも横に乗ってるんだから醜態は良くない、落ちつけ私。
豊橋バイパスに乗ってやっと落ち着きました。でもって、いつもの道の駅とよはしはめちゃくちゃ混んでいたのでパス。その先、浜名湖の手前の道の駅もパス。
ずーーーーっと先は静岡県富士市まで我慢、我慢で、道の駅富士に到着したのが午後6時頃。
ディアナで初めて訪れたのが2007年でしたが、それから東海道コースでは必ずと言っていいほど使ってます。
生憎の雨でした。
富士では今まではトイレ休憩ばかりでしたが、今回は中に入って食事をとることに。
ここで味噌カツ定食をいただきました。
880円也。味も喜楽屋さんには一歩譲るけど十分美味しかったです。
その先、246号の御殿場を過ぎてから大井松田までの鬼渋滞に泣かされました。そのまた先も千葉県に入るまで鬼渋滞確定だったので、仮眠をとることにしました。
結局帰り着いたのが翌明け方の午前4時wwww
お盆渋滞は、この殺人的な暑さが後押しして、命がけですよ。
なるべく夜に走るか、お盆渋滞と反対方向になるように日程や行き先を調整した方が良いと思います。体調も頭も暑さと渋滞のイライラでやられちゃいますからね。
今回の走行距離、903km
そろそろオイル交換しなきゃ。