久しぶりに読み直した

先日ヤフオクで落札したロータスエランSr.3ですが、このロータスエランを見ると必ずと言って良いくらい思い出すのが西風著のGTromanです。久しぶりに全巻読み直しました。

GTromanは基本的に一話完結で面白い話がたくさん書かれてて特に気に入っているのが、ロールスロイスの話。これはお金持ちの運転手をしていた親子とその主人の娘の話で。お互い大人になって再開するきっかけを与えたのが子供の頃に父親が運転手をしていた時にハンドルを握っていたロールスロイスです。爽やかで甘酸っぱい話で、今読んでもキュンとします。

他にはロータスヨーロッパ乗りで女の子を助手席に乗せない蓮見の話。蓮見の助手席を狙っている蓮見が卒業した大学の後輩の女の子との話。男なら誰しも格好つけて一度は言ってみたいセリフを言ったばかりに、誤解を与え続けていたんだけど、今では恥ずかしくて言えない、その格好つけたセリフを一度は言ってみたかったな。



そして僕が必ず思い出すのがこのシーン。当時はまだ大学生だったので「ピルケースってなに？」って思ったのを覚えています。


GTromanは今読んでも面白く読めるし、車が本当に車らしかった時代を描いてて久しぶりに読んで楽しかった。

エランを落札したこのタイミングで読めたのは本当によかったな。