2020年03月28日
アイサイトと世間に対する愚痴
日ごろ高速道路では8割方、一般道でも5割方アイサイトによるACCを多用している。もちろん細かく速度設定を変えたり、常にブレーキを踏めるようにしているつもりである。停止車両に近づきブレーキングするときは40~50km/h以上の時は自分でブレーキを踏むようにしているが、前車の後を追従しているときのACCのブレーキングのフィーリングは秀逸である。燃費にも圧倒的に寄与している。
不満は、カメラのみのシステムをレーダー等複合的なシステムより劣ると思わせるような評論をしていた評論家。「逆光や霧では役に立たない」など結構書かれてきた。勿論そのような状況では役に立たない。が、そんな時徐行せず走る方がおかしいでしょ。特にスバル以外のメーカーが自動ブレーキをラインナップ出来なかったころはこうした論評が多かった。
アイサイトの車間距離の設定を最短にセットした時のACCの車間距離は自分で運転するときの車間よりも近いぐらいの設定である。これはスバルのシステムに対する自信と見た。かなり人間の感覚に近づけたシステムである。過信は禁物だが、良く練り上げられている。停止車両に対するブレーキングはたぶん国土交通省のご指導で、少し急ブレーキになるように設定されていると思うが、これもスバルに任せればもっといいフィーリングにできるはずである。残念。赤信号も認識しているが、それで自動ブレーキは作動しない。これも国土交通省のご指導。残念。
保険の料率も、トヨ○などの大企業が自動ブレーキをラインナップできるまで下げてもらえず、スバルの事故率の低減率から考えれば、もっと安くしてもらいたいものである。
いまだに、車種、グレードによって、こうしたシステムがつかなかったり、オプションで付けなくてはいけなかったりするメーカーが大多数である。メーカーの安全に対する考えがあまりにもおかしい。そんなことだからペダル踏み間違いなどによる事故が絶えない。そういう意味でもスバルの企業理念には敬服する。
さらに、メーカーによって、バージョンによってシステムの能力のばらつきが大きい。自分の乗っているWRX S4より3年も後(2019)に発売された新型の軽自動車にも乗っているが、ACCも一度止まれば設定解除されてしまうし、実用的ではなさすぎる。
他社のシステムの能力も上がってきて、スバルより高い能力であると論評される車種もあるが、自動運転なんかより先に、もっと高いレベルの緊急ブレーキ、ACCの全車種全グレード搭載を全メーカー急いでほしい。
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Posted at
2020/03/28 18:16:28
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