昼休みを挟み、午後の観戦ポイントへと移動します
午後、狙っているポイントはコチラ

2コーナーを立ち上がってS字区間1つ目の辺り
ここからだと1コーナー立ち上がりからS字2つ目までの区間を通して観られるのです(´ω`)b

1~2コーナースタンドに設置されてる大型ビジョンもチェック出来たりしますし(ヲ
さて、移動が終わってちょっと時間があったんでお昼寝しておりましたら・・・・・
うん、何か手脚が痒い・・・・
ん??

うげ・・・・(;´д`)10月下旬なのに蚊に刺されたよ・・・・
北海道はもうこの次期は蚊は殆どいないんで油断してました(汗
この他に数か所、見事にヤられてました・・・・
気温も25℃くらいありまして、道民からしたら真夏状態汗だくでヒィヒィ言ってましたよ
さて、時間も12時を回り、午後のイベントスタートです
先ずは
・ST1000クラス決勝
予選でも紹介しましたが1000ccスポーツモデルの限り無くノーマルに近い状態のクラスです
タイヤもダンロップのワンメイク(銘柄指定)なので、ほぼほぼイコールコンディションでのレース
熱い接戦が期待出来るレースです
スタート進行は12:05から、決勝スタートは12:20
予定通りに進行、12周の決勝スタートになりました
2周目・・・終盤まではほぼこの4~5台が中心に
中盤、#10の國井くんが揺さぶりを掛けるのですが・・・

#47の羽田くん、#3の國峰くんがソレを許さない状態
ここで無理してタイヤを使い切っても・・・・ってコトで、#10國井くんが様子見に入ります

その間も、羽田くん、国峰くんもガッチガチにやりあってますw
Apriliaの和田くんも頑張ってます
そこから数周、いよいよレース終盤に入った辺りで國井くんが動き始めます

※観戦場所から広角で2コーナーを見たらこんな感じです
この直後、國井くんは一気にスパートを掛けて2位以下を引き離しに掛かります
そして、最終的には後続を1.5秒引き離し優勝
2位には#47の羽田くんが入りました
・・・・#3の國峰くんは残念ながら転倒リタイヤ
まぁ、コレもレースです(´ω`;
国峰くんの所属チーム、TOHO Racingさんは今季限りで(色々ありまして)全日本を撤退
今回の全日本が最後のレース
残念ながら有終の美を飾ることが出来すでした
優勝した國峰くんと、祝福するホンダのスカラシップ同期の井出くん(現在はヤマハ系のチーム所属)
2位の羽田くんは2コーナー内側にバイクを停め、ファンサービスでツナギの膝のパッドをお客さん側に投げ入れてます(^^)
※人によっちゃグローブだったりブーツだったりを投げ入れる人も・・・・(笑

次のレースもここで観戦です(´ω`)
・JSB1000 Race2
ポイントランキング、同点で最終レースに流れ込んだJSB1000
しかも同門対決(ヤマハワークス)
サーキット中が妙な緊張感で包まれておりました
グリッドに並ぶ前のサイティングラップでも#2の岡本くんは緊張が見て分かる程
#32の野左根くんはヤマハからの移籍1年目でホンダ系チームトップの位置を走っていて、最終戦では何としても結果(表彰台)を残したい
#3の水野くんはRace1の勢いそのままに連勝したい
他のライダー達も来季の色々が掛かっていたりで少しでも好成績でシーズンを終えたい
それぞれの思いが錯綜しまくっている最終戦
泣いても笑ってもコレが今シーズン最後
13:35決勝スタートです

#2岡本くんが勢いよく飛び出し、それを#1中須賀、#32野左根くん、#3水野くんが追う展開

5位以下はこの時点でちょっと離され気味でしたね
スタート直後、1コーナーの時点でスローダウンしている車両が・・・・
#28芳賀 瑛大くん

エンジントラブルだったようで、大事を取ってのリタイヤ
芳賀家の2024シーズンは終了となりました・・・残念
それから数周はこの4台でのバトルが続きました
珍しく序盤でトップに立って逃げようとする中須賀

逃さない岡本くん

ちょっと劣るスペックの車両で何とか食らいつこうとする野左根くん

後ろからじっくり様子を見ている水野くん

もうね、4人全員が腹の底を探り合っている状態

そんな中、ちょっと離れて5位の位置には高橋匠くんが虎視眈々と、何かあったら即上を狙って行くぞ・・・と圧をかけています
中段でもそれぞれが意地を賭けて走っています
中年バトル(50代)の2台
ヨシムラの渥美くんも気合で上位を走っております
中盤に入る辺り、3~4番手を走る元チームメイト
※野左根くんは元#1の中須賀のチームメイトで2020年に中須賀を破って全日本JSB1000チャンピオンになっております
レースも終盤に入る手前、S字2つ目(逆バンク手前)で#14児玉くんが転倒
その直後、逆バンクで3台が絡む多重クラッシュが発生
その処理の為、セーフティカーが入る事に

セーフティーカーを入れるコトでペースを抑制、レースを中断せずにその間に危険(転倒者や転倒車両)の処理を済ませるのです
重篤な負傷者が出たり、炎上、オイル飛散等のトラブルの際は赤旗でレースが中断されます
※全体の75%以上が消化されていればレースは成立、終了となります
今回のセーフティーカーは3周に渡って介入
その間に無事に危険は排除され、ラスト3周でレースが再開となったのでした
コレは走ってる側に取ってはチャンスタイム到来だったりするワケです
今回の場合4位までの集団からちょっと離れた位置にいる5位以下の集団の眼の前にトップ集団が現れるワケですよ
そして、周回数は残り少ない
トップグループもタイヤをそれなりに消耗している
そして、そのトップグループ内でも微妙に差が付き始めて中須賀、野左根くんはちょっと離され始めていた状況だったんですね
・・・・ワンチャン、勝負出来るんじゃね?
と、当に馬人参状態になるワケですよ
ソレを上手く利用出来る状況になったのが5位を走っていた#33高橋匠くんでした
※まぁ、匠くんのタイヤの状況次第ですが・・・・それ以下のポジションの面々はマシンスペック的にもトップについて行くのは難しいのです
14周回目に入る所でセーフティカー解除、レース再開になりました
再開直後
事件は起こりました
タイトル争い当事者の#1中須賀、再開直後の1コーナーで転倒

何とかして前に出ようと焦ったのでしょう&セーフティカーでペースが落ちてタイヤが冷えている事も重なってフロントが滑って一気に転倒してしまいました
それだけ中須賀も精神的には相当に焦っていた・・・・ってコトですね
コレで、後は岡本くんも転倒せずポイント圏内でゴールすればタイトル確定な状況になりました
が・・・・そこはやっぱりライダーとしての意地があります
ここから一気にトップ3台による大バトルのスタートです(´ω`)

何とか優勝で終えたい#2岡本くん、連勝したい#3水野くん、最高の結果を持ち帰りたい#32野左根くんの意地の張り合い
ラスト2周で1コーナーに帰ってきた時は#3水野、#32野左根、#3岡本のオーダー

#3水野くんがここで一気に逃げようとスパートを掛け始めました

#2岡本くんはちょっと反応が遅れて野左根くんから離されましたね
タイヤ的にも辛い状況と思われ・・・・

#32野左根くんもキットパーツ車両で性能が劣るんですが、眼の前に優勝がぶら下がってる状態で俄然気合が入ります
しかも、#3の水野くんは幼少期から一緒にレースをやってる大のお友達
手の内を知りまくっている2人のバトル
問題はマシンスペックの差だけです(;´д`)
そのスペックの差が残酷なワケですが・・・・・(ヲ
5位を走る渥美くん、久々の全日本で気を吐いております
そしてラストラップ・・・・次に帰ってきた時は決着が付いています
#3水野くんはスパートに成功して逃げに成功した様子
#32野左根くんも元自分が所属していたチームには負けたくないって意地があります
もう、兎に角全開で逃げ切ろうと頑張ってます

しかしながら、ちょっとのミスで簡単に逆転してしまう僅差の3台のバトル

さて、どんな結果になりますやら・・・・・
チェッカーを受けて最初に帰ってきたのは#3水野くんでした
2位は#32野左根くん

お互いを称え合う仲良し2人
無事タイトルを確定させた岡本くんに水野くんが祝福

ヤマハのスタッフからチャンピオンフラッグ&記念Tシャツを渡され、再スタートする岡本くん
観客席からも大きな声援が(´ω`)~♪

優勝した水野くんも全身で喜びを表現、ファンからの声援に応えてました
個人的にはイチオシの野左根くんが全日本復帰2度目の表彰台ってコトで、脚の状態も気にせずに急いで表彰台が見られる場所まで移動、撮影しまくっておりました(´ω`)

水野くん、野左根くん、岡本くん、表彰台おめでとうヽ(´ー`)ノ
来シーズンも色々と期待してます