ホンダ大好きどぅりんりです(^^)/
今回は珍しく特定の車種を取り上げてご紹介、それは11代目シビックです!
月間販売台数の約3倍が初動で受注され、歴代シビックシリーズでは20年ぶりに再注目されていますが、かくゆうどぅりんりは北海道在住。FFモデルであるシビックは雪国ではなかなか見かける機会も多くなくほんとに売れてるの?と首をかしげてしまう今日この頃。
それでもカー雑誌や情報メディアで見かける試乗記やレビューに全くの嘘ではないのだろうということで、その魅力を独自に紐解きたいと思います。
あえてエクステリアには触れず話を進めていきます。
まず、最初にインテリアに注目。先進的なデザインを求めがちなホンダの気質は感じられませんでした。水平基調のシンプルでノイズレスなデザイン。内部の構造を隠した“アウトレットメッシュ”空調ルーバーが印象的です。スッキリとした造形は、見た目だけでなくストレスフリーな運転環境に大きく貢献していると言えます。スイッチの触感/操作感、加飾のバランスなども吟味され、質感は高い領域です。
歴史的観点を付け加えるならただレトロに振ったわけでもなく、モダンインテリア然としたわけではないシビックらしさを感じられる感性に訴える空間づくりがなされているのです。
次にお話しするのはパフォーマンスです。実は今回これが一番苦労した点で、そもそも試乗車がなく片道150km先のホンダ販売店まで移動しました。(;'∀')
プラットフォームは旧型の改良版です。とは言っても潜在能力を100%活かすために、素性を良くし(ホイールベース+35mm、リアトレッド+12mm)、体幹強化のために各部は改良されています。
フットワークは軽快でスポーティ、先代よりも良い意味でどっしり感が薄く扱いやすい印象を与えます。操作に対して素直に反応し、コーナリング時の動きの連続性は抜群。動かすところは動かし、抑えるところは抑えるボディコントロールは上手に煮詰められていると言っていいでしょう。リアの接地性の高さも印象的です。11代目は圧倒的に“走りの質”が高まったのです。
走りの質は、アコードに匹敵する直進安定性とドッシリした安定感、やや硬めだが、フラットな乗り味と快適性にも表れています。
それでも先進運転支援システムは最先端で次世代型ホンダセンシングを搭載。世界初の自動運転レベル3を実現したホンダセンシングエリートの技術を水平展開した高機能タイプである点も、見逃せません。先代のような機能に大幅な制約が付いたものとは大きな差があり、中でも車線維持支援システム(LKAS)の精度は秀逸でした。
性能を言葉で言い表すよりも感性で作りこまれた11代目シビック。機能を追加することよりも走る喜びを、絶対性能より官能性能を重視した車づくりが具現化されているのです。効率的なだけではシビックは創れない、そういう意味で“シビックらしいシビック”でした。
Posted at 2021/11/15 21:52:06 | |
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