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最近のプロ野球を見て。

面白いか？

確かに、息詰まる投手戦は面白い。

あの緊張感は玄人にはたまらない。

しかし、昨年と一昨年の投手成績、打者の成績を見比べると、極端に違いすぎる。

一昨年までの高反発球による、長打の量産は確かにわかる。

あれは飛びすぎ。

なんでもない当たりがホームランになってしまっていた。

結果、投手の防御率は惨憺たるものであった。

昨年は真逆。

防御率1点台、2点台の投手がわんさか。

そりゃそうだろう。

打っても飛ばないんだもの。

確かにきちんとバットで捉えればそれなりに飛ぶ。

圧倒的なパワーヒッターなら力ずくでも持って行ける。

そういう意味では、本当のホームランバッターだけが淘汰されて残った結果だろう。
  

しかし、問題は、
 
これはプロ野球なのだ。
 

ファン相手のショービジネスだ。

ファンが納得しないと、ファンは離れていく。

コアな玄人なファンは簡単には離れないだろう。

しかし、ファンはなにも玄人ばかりではない。

面白くなければ、ショーとしてなりたたない。

派手な打ち合いが好きなファンのほうが多いのは事実だ。

だからと言って、以前の高反発球に戻すのはやりすぎだろう。

ここはプロ野球機構には、慎重になって考えて欲しい。

野球を愛するファンを、選手を置き去りにしないで欲しい。


このままでは野球の火が消えてしまうような気がしてならない。


一野球ファンの愚痴でした。