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程よいサイズとぶさ可愛いデザインが好きだった1シリーズがモデルチェンジ。
インテリアや走りはブラッシュアップされたようですがどうもデザインが好みではありません。
マイナーチェンジして現行型が残るクーペもいつまで続くか判らないのでちょっと様子を見ておこうかとBMWディーラーで、120iとZ4の23iに試乗してきました。

まずはZ4。
以前35iに乗ったことがありましたが、現実的な23iはどれだけ違うのか興味がありました。
ドイツ車の常としてグレードと内装は比例しないので、革内装の試乗車のインテリアに見劣りする点はありません。
オープンカーに試乗する時は、開けているとそれだけで七難隠してしまうので、閉めて乗ることにしていますが、クローズにした室内の囲まれ感も高く、まさにコックピットという空間。後方に無駄なスペースがない2シーターはやはり憧れます。
低く手足を投げ出すドライビングポジションはまさに理想的。それでいてTTほど乗り降りがしづらくないのも高評価です。

前回はそれほど余裕も時間もなかったのですが、今回は勝手に乗ってきていいよ試乗。よく走る道や自動車道など割りとじっくりと乗ってみると、まるで違う乗り物に乗っているような独特の持ち味が判ってきたような気が..。

それはまるでボートを漕いでいるような感じ。

かなり後方に乗り、長い鼻先が自分を中心にスルスルと回ってゆくのをコントロールするのは、まさにそんな感じでとても楽しいのです。
悠々と漕ぎ出すのにスピードなんて必要ないからでしょうか、車重の関係か速くはないのも、不思議とまったくに気にならない。

TTは軽さもあり俊敏な加速で思い通りに走ることが出来るのが一番の魅力です。
それはとても楽しいのですが、公道上ではストレスやリスクという副作用があるのも確か。
そして私はいい歳をしたオジサンです。
速さとは違った価値観があるクルマこそが次に求めるものなのかもしれません。

この雰囲気を残しつつよりお買い得になった2.0等が出たらかなり次期主力候補に近いかもしれません。

1シリーズは乗った順番が悪かった。
Z4よりは軽快感はありましたが、強烈な印象の後では普通のクルマというイメージになってしまいました。
日を改めて純粋な気持ちで乗り直したいなと思います。

速さと違う価値観もいいな、
次の目標ができたなどと思いながらもTTに戻ると..。
なんだこれは！という目の覚めるような加速感。
この誘惑にはすぐ打ち負けてしまいます。
やっぱりこれは止められない？

台風に祟られまくったコーティングのメンテナンスからようやくTTを引き取ってきました。
先に代車を返却し台風が完全に抜けるまで引取りを延期してもらったのに、ディーラーの最寄り駅についた途端降りだす雨！
なんとかファミレスで時間をつぶして濡れるのを避けることが出来ましたが、今にも降り出しそうな天候で映り込みのキレイな逗子マリーナでピカピカの状態のTTを撮影に行く目論見は中止。
近場で軽く撮るだけで早々に引き上げてきました。

今回はコーティングと共に、ディーラーの用品20％オフキャンペーンがあったのちょっとしたプチ・モディファイをしました。

写真でお分かりになるでしょうか？

相方にも元からこうだった、と言い切られてしまうほどなので相当なTT通の方でも判らないでしょう。

正解はグリルの横に走る4本のモール。

インテリアのクオリティの高いアウディですが、エクステリアは驚くほど雑な仕上げの部分も多く、このグリルのモールもなければないでいいのでしょうが、後付けできるように凹みが入っているのが近くで見ると結構寂しい状況。
この仕上げ、ウチの素のTTだけでなくR8などでもこのような状態なのが驚きです。
まぁそれでもつけて目立てばいいのですが、グロスブラックの塗装仕上げならともかく、うちの非塗装グリルでは殆どよく判りませんでした（笑）。

昨年に引き続き赤レンガで開催されたル・ボランのイベントに行ってきました。
TTを引き取りに行かせてくれないノロノロ台風はここでも意地の悪さを発揮。気まぐれな天候に左右され高級オープン達は開けたり閉めたりと大変そうでした。

今年は昨年出来なかったボルボの自動ブレーキシステムの体感試乗に。
リアシートからだったので本当に自動なのかはよく判りませんでしたが、なかなか使うことのない結構な急ブレーキを体験できました。
乗ったボルボはキャメルと黒のツートンの革シートがお洒落でなかなか質感もよく、売れているのも納得できます。

しかし今回の秘かなメインはこそっとやっていたチャリティー・バザー。
メーカー協賛の震災チャリティーということで結構なお宝が出品されていました。

ミニチャンプス製の1/43のミニカーとプジョーの金属製ミニスピーカーとで千円ずつチャリティーさせていただきましたが、逃した大物はプジョーの革製トラベルバックがなんと5千円。こんなものをやっているのを知らなかったので現金を降ろしていなかったのですが、帰ってから調べてみると..。

来年もあったら現金持って行きます。