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２１年ぶり不良債務解消
１３度決算八戸市営バス経費削減で(2014/8/22金)

収益滅、安定経営に課題も

[写真]
(上)八戸市交通部　より
(下)八戸市営バス事業の不良債務の推移

　八戸市営バスの不良債務が２０１３年度決算で２１年ぶりに解消された。経費削減など０９年度から取り組む経営健全化の成果が出た格好で、目標を１年前倒しして達成した。ただ、公共交通を取り巻く環境は人口減少や燃料費高騰などで厳しさを増すばかり。消費税増税への対応などの課題もあり、安定経営に向けた模索は今後も続きそうだ。
　不良債務は経営悪化に伴い１９９３年度に発生。２００２年度には１６億２９８万円まで膨れ上がった。
　市は０９年度から５年間の健全化計画を策定。路線や施設機能、人件費の見直しにより、経営の効率化を図ってきた。さらに１３年度から２ヶ年の資金不足等解消計画をつくり、不良債務削減に努めていた。
　１３年度決算では金融機関などからの借入金を約２億円抑制し、２億５２３万円あった不良債務を一気に解消した。
　経営状況は改善しているものの、取り巻く環境は厳しさを増す。１１年１０月に導入した３０ ０円の上限運賃で減少傾向だった乗客数が増え始めた一方、事業収益の落ち込みには歯止めがかからない。
　事業収益は前年度比２・１％減の１５億７６４７万円。対照的に事業費は燃料高などで１・４％増の１５億２２５万円に膨らんだ。
　年間乗客者数は８・４％増の７８９万人。伸びを支えるのは割引率が高い定期の利用者が中心だ。１３年９月末に上限運賃の実証実験が終了したことで、市が補填する減収分の穴埋め措置がなくなり、事業収益の伸び悩みにつながった。
　純利益は７４２２万円で９年連続の黒字を確保したが、４１・８％の大幅減。７４・８％減の２４９５万円に圧縮した累積赤字も、１４年度は会計制度の変更で退職金を損失計上するため、大幅に増加する見通しだ。
　８％にアップした消費税の上昇分は運賃に転嫁していない。政府はさらなる税率引き上げを検討している。再増税となった場合、市が運賃の見直しを含めた対応を迫られるのは必至だ。

（金澤一能・デーリー東北）


≪くだめぎ？≫
　消費税８％にアップ前に達成できたことが"お役所仕事"に見えなくもないが。「リセット」出来たことは、いずれにしても喜ばしい。

2014年09月02日
TOYOTA、ピクシス トラックをフルモデルチェンジ

　TOYOTAは、軽商用車ピクシス トラックをフルモデルチェンジし、全国のトヨタカローラ店、ネッツ店および、軽自動車比率の高い地域で取扱希望のあった一部のトヨタ店、トヨペット店を通じて、９月２日に発売した。
　２代目となる新型ピクシス トラックは高い積載能力と使い勝手の良さ、そして優れた環境性能を兼ね備えた、軽商用車である。
具体的には、荷台フロア長を2,030mmとし、高い積載能力を確保するとともに、プラットフォームを一新することで広い室内空間などを実現した。また、防錆性能を高めるとともに、錆保証期間を延長。
　さらに、実用性と経済性に優れた660ccエンジンを改良し、19.6km/L＊1の低燃費を達成した。

[写真] ピクシス トラック　スタンダード“農用スペシャル”(ホワイト)

【主な特長】
１．優れた使い勝手と走行性能
▽1,945mmのガードフレーム荷台長や、荷台への張り出しをなくした薄型の角形ガードフレームはそのままに、荷台フロア長を2,030mmに拡大。商用車の基本である積載性を向上し、実用性に配慮
▽フロントガラスを前方に出し、室内空間を拡大。ステアリング角度の見直しなどを実施することで、ドライバーが運転しやすいように配慮。また、インストルメントパネルを中心に使い勝手の良い豊富な収納スペースを確保
▽めっき加飾などを施し、質感を高める『スタイリッシュパック』など、業種や志向に合わせ選択可能なパックオプションを新設定することで、幅広いニーズに対応
▽フロントサスペンションアームの構造とリヤサスペンションのショックアブソーバー特性を最適化することで、空荷時、積載時に関わらず、快適な乗り心地を確保
▽最小回転半径を3.6m＊2とし、狭いあぜ道や街中でも切り返しが少ない優れた取り回しを実現

２．錆の発生を抑え込む、高い防錆性能
▽３層におよぶ入念な塗装や、アッパーボディの表面積100％に採用した防錆鋼板により、一層高い防錆性能を実現。ボディ表面錆保証を３年＊3、ボディ外板穴あき錆保証を５年＊3に延長。さらに、フレームにも防錆鋼板を使用するなど下回りの防錆も実施
▽樹脂製の前面パネルを採用することで、塗装がはがれた場合でも錆びず、車体の軽量化にも貢献

３．実用性と経済性を追求したガソリンエンジン
▽実用性と経済性を追求した660cc KFエンジンを改良し、圧縮比を向上させるとともに、駆動損失を低減。５速マニュアル車で19.6km/L＊1、４速オートマチック車で18.4km/L＊4の低燃費を実現
▽オートマチック車は電子制御式４速オートマチックトランスミッションを新採用し、低燃費で静かな走りを実現

＊１　JC08モード走行燃費。国土交通省審査値。スタンダード“エアコン･パワステレス”（2WD・5MT車）の場合
＊２　13インチタイヤ（4WD･MT車にオプション設定）装着時は3.7m
＊３　使用状況によっては保証の対象とならない場合あり
＊４　JC08モード走行燃費。国土交通省審査値。2WD車の場合

【販売概要】
販売店 ：トヨタ販売店　208社・全国のトヨタカローラ店74社、ネッツ店105社および、
軽自動車比率の高い地域で取扱希望のあったトヨタ店14社、トヨペット店15社

【生産工場】
ダイハツ九州(株)　大分（中津）工場
　　　
【メーカー希望小売価格】 （北海道のみ価格が異なる。単位 ： 円）
グレード　定員　エンジン　トランスミッション　駆動　価格＊（消費税込み）
・スタンダード　２名　KF(660cc)　5MT　2WD(FR)　804,600
・スタンダード　２名　KF(660cc)　5MT　4WD　955,800
・スタンダード　２名　KF(660cc)　4AT　2WD(FR)　901,800
・スタンダード　２名　KF(660cc)　4AT　4WD　1,053,000
・スタンダード“エアコン・パワステレス”　２名　KF(660cc)　5MT　2WD(FR)　653,400
・スタンダード“エアコン・パワステレス”　２名　KF(660cc)　5MT　4WD　804,600
・スタンダード“エアコン・パワステレス”　２名　KF(660cc)　4AT　2WD(FR)　750,600
・スタンダード“エアコン・パワステレス”　２名　KF(660cc)　4AT　4WD　901,800
・スタンダード“農用スペシャル”　２名　KF(660cc)　5MT　4WD　982,800　◎
・エクストラ　２名　KF(660cc)　5MT　2WD(FR)　950,400
・エクストラ　２名　KF(660cc)　5MT　4WD　1,101,600
・エクストラ　２名　KF(660cc)　4AT　2WD(FR)　1,047,600
・エクストラ　２名　KF(660cc)　4AT　4WD　1,198,800
＊価格にはリサイクル料金は含まれない ◎ ： 掲載写真

車両情報はこちら ： http://toyota.jp/pixistruck/

以上


≪くだめぎ？≫
　超小型車パブリカトラックのポジションを完全にとった状態だ。"パワステレス"車あり、“農用スペシャル”も「4WD」車であり、鉄壁の布陣。

2014年09月02日（火） 17時45分
【ダイハツ ハイゼット トラック 新型発表】首相夫人も太鼓判、女性も喜べる“カラフル可愛い”軽トラ

《撮影 阿部哲也》安倍昭恵首相夫人

ダイハツ工業は9月2日、新型『ハイゼット トラック』の販売を開始した。同日行なわれた発表会には、安倍昭恵首相夫人も応援に駆けつけ、女性視点からのハイゼット トラックの魅力を語った。

ダイハツ工業は、農林水産省が進める「農業女子プロジェクト」に自動車メーカーとして唯一参画している。今回のハイゼット トラックには、実際に農業に携わる女性からの意見も反映し、全8色のカラー設定、UVカットガラスなどが採用された。

「農業の発展のためにも女子の力は欠かせません。新型ハイゼット トラックは女性でも喜べる軽トラックに仕上がったなと思います」と昭恵夫人。続けて「下関の軽トラ市に参加したくて、（軽トラが）欲しかったんです。機会があれば、是非乗ってみたいですね」とコメントした。

農業女子プロジェクトは、アベノミクス成長戦略の柱のひとつ。「農業の6次産業化」に向けた農水省主導の国家プロジェクトである。

昭恵夫人は、“働く女子”の代表として「農業というと汚いイメージがつきまといますが、ハイゼット トラックのようにカラフルで可愛いクルマに乗った女性農業者が増えれば、イメージも変わると思います。ゆくゆくは就職のひとつの選択肢として“農業もいいな”って思ってもらえるような世の中にしたいですね」と述べた。

《レスポンス・阿部哲也》


≪くだめぎ？≫
　今朝のラジオ番組「ネットワーク探偵団」(ニッポン放送制作)で「攻めの農業」の中の一つとして「農業女子プロジェクト」と伝えていた。"ハイゼットトラック"も紹介されていた。
　「１５年ぶりのプルモデルチェンジ」ハイゼットトラックと「日本全国８時です」(TBSラジオ制作)や「今朝の三枚おろし」(文化放送制作)などの全国ネット番組にどんどんCMを流している。更に"農業女子プロジェクト"で首相夫人も登場となった。さすがに、天皇皇后ご夫妻はねー・・・。

[写真] 東北新幹線・七戸十和田駅　七戸町より


　私がいう"七戸市"は

「中部上北広域事務組合」　＝　七戸町(しちのへまち)　＋　東北町(とうほくまち)

七戸町１万５千人・東北町１万８千人、幻の"おいらせ市"と同等である。

昭和の大合併時代でも、旧七戸町と旧天間林村は、そのまま。
・旧甲地村　→　旧東北町
・旧浦野舘村　→　旧上北町

明治町村制の施行時に
・天間舘村、中岫村、花松村、野崎村、附田村、榎林村、二ツ森村
→　旧天間林村。
・大浦村、上野村、新舘村
→　旧浦野舘村

「東北」「上北」は町制施行や合併で"仮"に付けられたようなモノ。昭和の大合併時代に旧４町村で合併が成立したら、「七戸市」は現実のものになったはず。

　かつては七戸城・七戸藩があり、旧三本木町(現十和田市)よりは格上であった。旧沼崎駅(ぬまさき・現上北町かみきたちょう)は三沢駅より先に開業していたのはその表れ。かつての南部縦貫鉄道は上北町と結ぶのが、現実的だったと言われている所以だ。

　現在は人口減少時代、「七戸十和田」"市"になろうとしている感じだ。

下田駅・・・青い森鉄道　路線図・地域情報　より


　おいらせ町(ちょう)は旧百石町(ももいしまち)と旧下田町(しもだまち)が合併、約２万５千人である。

　平成の大合併では六戸町(ろくのへまち)約１万人とで
"おいらせ市"を目指し、出来るはずだった。

　六戸町が十和田広域事務組合、おいらせ町が八戸広域事務組合などというのもある。最大の物別れは「六戸」を入れなかったためとウワサされている。全国的にも"六戸"ブランドが地域興しのキーワードであるから。

　おいらせ町も六戸も北部は三沢市のベットタウン。「六戸おいらせ"市"」は八戸市や三沢市のベットタウンというイメージを覆させる力にもなる。「六戸」「おいらせ」ブランドが更に輝きを増す絶好の機会だが。