私が乗った人生最速のクルマ

今から８年前、ランエボXで日々峠を走っていた頃のこと。大手レンタカー会社の企画で３５GTRレンタルキャンペーンというのがあった。レンタルできる条件は、普通免許を持っていること、運転経験５年以上、それに３５歳以上というものである。最後の条件がギリではあったもののｗ、ネットから応募してみた。すると見事当選。当選と言っても１２時間のレンタル料金35,000円を支払う必要はあるものの、このクルマを12時間自由に操れるチャンスなどないだろう。そう思い、高校時代のクラスメートとレンタル料金を折半にし、レンタルすることにした。

レンタルが決まったのが概ねレンタル当日の3週間ほど前だったように思う。正直、富士にあるサーキットを走ってやろうと思っていた。規約で禁止事項である。
ですが、このクルマ、サーキット場内に入るとGPSにより速度リミッターが自動で解除されるようになっている。つまり、その記録がECUに残ってしまう。うーん、悪いことはできないよね。

レンタル場所は東京駅八重洲近くだったと記憶している。近隣の首都高ランプから首都高。そして東名に流入。御殿場ICで降り、箱根や富士周辺を楽しんだ。
クラスメートと半分ずつ運転する予定であったものの、スターレットターボに乗っていた彼には車体が大きくちょっと怖いと言う。そんなわけで、１２時間のうち１０時間は私が運転していたように思う。
このクルマのスペック、パフォーマンスについては、私が今ここでどうこう言うレベルではない。なので割愛させて頂きますが、当時のゴーンさんの日産再生への想いから開発されたというこのクルマ、価格は７７７万円であった。もちろん、私が気軽に買える金額ではない。けど、このコスパの高さは、凄かったと思う。


当時、３５ギリだった私も来年はカンレキ。計算が合わないだろ。、そこはスル―でお願いします（笑）
財力に加え保管場所にも神経を使う３５GTR。私が現在借りている立体駐車場には車幅の関係で入庫はできない。パフォーマンスもそうですが、サイズもビッグな３５GTR。街で見かけることはほとんどありませんが、ワインディング等で見るとつい追いかけたくなる一台であることに間違いはないようです。