『マツダ・ロードスターと細く赤い糸で結ばれたイタリア車|O.S.C.A.1600GTSベルリネッタ・ザガート』
2019.02.20
この真っ赤なベルリネッタには興味深いヒストリーが秘められている。そのオドメーターは、たった5000kmほどなのである。
ニューヨーク国際オートショーの会場で行われた、2016年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー(WCOTY)発表の場で、今年の大賞にマツダ・ロードスターが選ばれたことが発表された。
その吉報から間もなく、1台の赤いイタリア車がニューヨークで待つ新しいオーナーの元に旅立っていった。その名はO.S.C.A.1600GTSベルリネッタ・ザガートといい、1960年代初頭にイタリアのボローニャで生を受けた、まさに逸品だ。これとマツダ・ロードスターとO.S.C.A.(以下、本稿ではOSCA、またはオスカと表記)の間には直接的な関連性は皆無だ。だが、実は限りなく細い赤い糸で結ばれていたのではないかと、私はそんなロマンチックな想いに浸いながら、この稿を書き始めた。
(続きはwebで)
<Octane Japan/NEW>
Posted at 2019/03/01 19:00:12 | |
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