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2012年01月12日 イイね!

EVさんせーい(駄文)

反対意見の事書いたので、全く逆の賛成を書いてみるのも面白いかなと思って(笑)
日本語遊びですわ。
前回のブログも同時に見ていただけると幸い。


電気自動車って最高。
何よりも内燃機関車より高効率。
まずEVの効率を計算してみよう。
発電所(40%)、送配電効率(70%)、充電(85%)、EV(70%)とする。
てきとーにネットで調べたり、現実的に製品として出た場合の装置として考えるとこのぐらい。
0.4*0.7*0.85*0.7=0.167=16.7%
低く見積もってもこのくらい。
対してガソリン車はどうだろう。エンジン効率はとても良いエンジンだとしても25%程度。
しかしこれはエンジン単体を理想的に使った場合であって、実際のところは15%もあれば良い方だろう。
この程度であれば確かに大差がないように見えるかもしれない。
だが実走環境で考えて欲しい。
アイドリングにおけるエンジンの効率は「移動」に対しての効率は0%なのだ。
つまり、アイドリングストップなどが無い場合、ガソリン車は信号待ち等における状況では効率は0%になる。対してEVはもちろんエネルギー消費が無いので100%だ(走る事以外には多少消費しているが)
実際に使用上に置いて、信号待ち等の時間はどのくらいあるだろうか?
平均速度30km/hと仮定して15kmの距離を走るとする。(ナビが大体一般道は平均30km/hで計算しているため、30km/hとした)
かかる時間は30分である。
単純にするために、信号待ち等を停止している分を抜いた時の平均時速は45km/hとして考える。
そうすると45km/hで15kmの距離を走るには20分で事足りる。つまり30分の間、10分間は停止しているのだ。
全体の1/3である。つまり効率は移動工程に置いてガソリン車は更に33%に低下するのだ。
最終的な効率は15%*33%=約5%にまで低下するのである!
EVは移動工程において効率はもちろん100%である。むしろ減速時には回生によってエネルギーを回収する事が可能なので、100%を超えていると考えても良いのだ。

つまり、この簡単な計算でもEVはガソリン車よりも少なくとも3倍以上の効率を発揮出来るのである。
ガソリン車を使う意味などないのだ。


走行料金に関してはどうだろう。
ガソリン対電気代である。
簡単に計算してみると、例えばリーフが24kwのバッテリーで、充電効率が85%とするなら、電力量は約28kwh。
電気代が23円/kwhであるなら、約644円。
満充電644円である。実際電気代が23円/kwh超えるような気もするけど、放置。
で、航続距離が公称200kmらしいけれど、まぁ恐らく8割ぐらいの160km。
644円/160kmで大雑把に4円/km。
つまり1km走るのに4円である。
対してガソリン車は15l/kmの車でレギュラーガソリンを140円/lと仮定して140円/15kmで9.3円ぐらい。
倍近い金額である。
さらに、ガソリン車にはランニングコストとしてオイル代が存在する。
3000kmでオイルを1度交換すると仮定し、1回のオイル交換代が3000円だったとする。1kmあたり1円のコスト増だ。
つまりガソリン車は10.3円/kmとなるのだ。更に差は開くばかりだ。
そしてEV側の電気代は23円/kwhで計算したが、各種割引制度を理想すれば1/3程度まで落とす事が出来る!
つまりEV車はうまく使う事で1.3円/km程度まで下げる事ができるのだ。
実に約1/8のコストですむのである。

こうなってくるとガソリン車は音が無いだの雰囲気がないだのノスタルジックな感傷でしかEVを批判出来ないのである。
もうすでに過ぎ去った技術である内燃機関自動車は捨て、EVに早急に乗り換えて行くべきなのだ。



とかなんとか。ちょっと適当だから胡散臭いけど。

まぁ恣意的に情報を扱えばどっちにでも書けるという話(笑)
都合の良い事ばかり言って、都合の悪い事は隠してしまえば良いのだ。
具体的であればあるほど知識がない人は信じやすい。
自分の良いなと思っている方向に書いてある記事を信じやすい。

もちろん頭の良い人や知識のある人は反論も議論も出来るんだけど。
具体的に数字は出しているけど、その数字の裏付けが提示されていなかったり、その数字を良いと言ったり悪いと言ったりする根拠があまりなかったり。
知識があれば比較要素が足りないのもバレバレ。
もちろん全要素を比較するわけにもいかないけども。


閑話休題。
個人的には前回同様、メイン車としてのEVは反対。
街乗り移動車としてのEVは賛成。
長距離走ったり、荷物や人をたくさん運びたいのなら内燃機関自動車。
通勤買い物等近距離ストップアンドゴーが多いのなら、軽サイズ以下の小型高効率車両でEV。もう原付みたいな扱いで。
これを2台同時所持するような世の中が良いかな。都会だとEVだけで良いし、田舎だとガソリン車だけで良い。中途半端な都市部(金沢とかw)だと両方所持みたいな事になる。

関係ないけどミニバンなんてそうそう要らないんだよ。
どーせみんな普段は一人か二人で乗ってて空気運んでるだけなんだからさ(笑)
燃費悪いし取り回しも悪いし邪魔。だからと言って楽しいわけでもなんでもないし、良い事なんてなーんもない。
でも必要なこさ必要だから、小型のEV普及させてそれで普段乗りすれば良いのに、と思う次第。
Posted at 2012/01/12 11:26:40 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2012年01月05日 イイね!

EVはんたーい(駄文)

年末年始の挨拶、まとめ、抱負等も特に無く通常運行しております(笑)

さて、突発的に電気自動車(EV)はんたーい、と言ってみる。
大体の人の反対理由は多分
「音がしょぼーい」
「違和感つよーい」
「乗り味が…」
とかなんとかそんな所なんじゃないかなーと思うわけなんだけど、個人的には別にそんなもん慣れであってどっちゃでも良い。

さて、デメリットはあまり言われないがそれは後述するとして、とりあえずEVのメリットについて考えてみる。
よく言われるのが
「CO2を出さない」
「出力特性、アイドリング等の無駄がない」
「走行料(電気代)が安い」
とかこんなもんだろうか?

「CO2を出さない」
言うまでもなくもちろん大ウソである。
確かに「走行する段階」においてはCO2は発生しないと見做せるが、バッテリーを充電するための発電施設では絶えずCO2を垂れ流してるのは言うまでもない。
現状あるいわゆる「自然エネルギー」では日本の電力を賄う事は無理だし、だとするとCO2を出したくなければみんなの大嫌いな原発を推進せざる得ない。
というわけで、CO2嫌いの人は原発を推進していただきたい(笑)
100万円のモノを買う時に1000円ぐらい増えても気にならない、と同じ理屈で、火力発電所でバンバンCO2出してるところに、バッテリー充電分の電力を作るために発生したCO2が混ざって大した事ないさ、ってな感覚が現状。
ところが、実際問題これからEVが大量に普及したとき、その電力量は無視出来ない大きさになるハズだ。
つまり火力発電所が更にもくもくするわけで、原発を作りまくらない限りCO2が劇的に減る事はないのだ。

エネルギー効率の点から考えてみよう。
つまりガソリンエンジンなりディーゼルエンジンなりで直接動力として使う場合の効率と、発電所で発電して、送電して、充電して、モーターで動力にする場合の効率を比較すれば良い。
ガソリンエンジン車の効率がてきとーに見積もって、15%ぐらいとしよう。資料がよく見つからないので不明。エンジン単体の効率は恐らく25%もあれば素晴らしいエンジンかと。
次、EVの場合、発電所(40%)、送配電効率(70%)、充電(85%)、EV(70%)とする。
てきとーにネットで調べたり、現実的に製品として出た場合の装置として考えるとこのぐらい。
0.4*0.7*0.85*0.7=0.167=16.7%
である。
というわけで、単純な計算では劇的に優れているといえるほどでもないのだ。
EV自体の効率は十分に高くてもインフラ側(送電、充電器)の効率がよろしく無いので全体としてはさほどではないのだ。


「出力特性、アイドリング等無駄がない」
これは確か。
特に市街地走行でのストップアンドゴーを繰り返したところでエネルギーを回生出来るので内燃機関に対して圧倒的に有利。
しかし田舎に多い長距離移動においては利点は薄くなる。


「走行料が安い」
さくさくっと計算してみよう。
リーフが24kwのバッテリーで、充電効率が85%とするなら、電力量は約28kwh。
電気代が23円/kwhであるなら、約644円。
満充電644円である。実際電気代が23円/kwh超えるような気もするけど、放置。
で、航続距離が公称200kmらしいけれど、まぁ恐らく8割ぐらいの160km。
644円/160kmで大雑把に4円/km。
1kmあたり4円で走れるらしい。
ガソリン車。
まぁ現代的にはリーフサイズの車で15km/lぐらいは当たり前なのでそのぐらいで計算。
レギュラーガソリンを140円/lと仮定して
140円/15kmで9.3円ぐらい。
おお、確かに2倍ぐらいだ。
しかし待て。
ガソリンのうち53.8円が税金である。もしこいつを撤廃するか、もしくは同程度の割合でEVに加算したらどうなるだろう?
電気代に加算して計算するのは面倒なのでガソリン税を抜いてみる。
86.2円/15kmで、大体5.8円/kmになる。
まだ確かに多い。
しかしSKYACTIVEなデミオやらミライースに代表される第三勢力、そしてハイブリッド等の車であれば20km/lを超えて走るのは特別な事ではない。
もし20km/lで計算するなら4.3円/kmまで下がる。
となれば、大きな差をもってEVが安くなるというわけでもないのだ。
これでも少なめに見積もって計算しているわけで、リーフ同様8割で計算するなら30*0.8の24km/lあたりで計算すべきだし、その計算だとガソリン税込みでも5.8円、抜けば3.6円まで下がる。

もし大幅にEVが普及する事になれば、ガソリン税による税収が減る事は明白だ。だとするなら、その減った分を違うところから取ろうとするのも自明だろう。
税金が減ろうとも道路の整備はしないといけないわけだし、税収はある程度確保しないといけない。
ガソリン税を増やす事も考えられるが、充電インフラに課税をしかけてくると考えた方が自然。
とりあえず、現状の電気代で言えば安くなるのは大体正しい。

深夜電力料金?
利用したいなら原発推進してください(笑)


デメリットについて。
走行する事へのデメリットっていうのは確かにガソリン車等に比べると明らかに少ない。
だがしかし、走行外のデメリットっていうのはどうだろう。
例えば充電。
言うまでもなく、時間がかかり面倒。
その他細かい問題はあるだろうが、実は大きな問題は他にある。
それが、「暖房」
ガソリン車の場合は暖房はエンジン排熱を使ってやっているので、暖房をガンガンかけたところで水温下がってサーモが閉じてラジエターが使われないぐらいで特にデメリットは無い。
が、EVの場合はエネルギー源であるバッテリーをバンバン使ってヒーターで暖房をかける。
つまり、寒い日に寒いからとヒーターをガンガン付けるとバッテリーもガンガン減るのだ。
ここで電気ストーブを思い出してほしい。あんなもんじゃ寒くて冬過ごすのは辛いだろう(笑)
でもあんなストーブでも1kwほどの消費電力がある。車内を暖めるにはせめてその倍はいるだろうし、ガソリン車バリに温めるにはもっともっと必要だろう。仮に2kwのヒーターだとしてそれはリーフの24kwhのバッテリーを12時間で使い果たす能力がある。
例えば平均時速30km/hで120km走ると4時間。4時間の間ヒーターをMAXにしていればそれだけで8kwh、つまりバッテリー(24kwh)の1/3を消費してしまうのだ。
つまり普段なら仮に満充電で180km走れたとしても、冬だと120kmしか走れないのだ。しかも寒い。
長距離移動が多い&寒い北海道には完全に不向きである(笑)
そのほかにも車が走る上では電力を消費する場所がいくつもある。
例えばライト類。
ヘッドライト、テールランプetcを総合すれば、恐らく0.1kw程度。ハロゲンライトなんかだともっと多いが、さすがに使わないだろう。
大した量ではないが、夜間は確実にバッテリーを消耗させることになる。


というわけで、現実的に考えるとEVは局所的には良いが、メインの移動車両として使うのはとても現実的ではない。
温かい地方、充電インフラが潤沢、短距離移動が多い、本当の都市部のような場所でしか実用性は低い。
充電インフラの代わりに、個人で所有せずに共有車両ステーションのようなところで車両を自由に使えるようなシステム
(借りる場所も戻す場所も自由、置いてある間に充電。
つまり家の近所のステーションから借りて乗って、会社の近くのステーションに置いて出勤。
長時間使用などで電池がきれそうになったらステーションに行き充電済み車両に乗り換え等々な使い方が可能なシステム)
にしないとまともに実用可能とは思えない。

要するに、田舎に住む俺には何のメリットもない。
というわけで、EVはんたーい(笑)


年明け早々、とても長文で駄文失礼いたしました(笑)
Posted at 2012/01/05 16:20:32 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記

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「大日の予約ちょっと待ってって言われてるからびみな雲行き」
何シテル?   07/31 11:33
現在、競技車としてインテグラR(DC2R96)でジムカーナ、通勤車としてビートに乗ってました(09年5月で後輩へ。その後10年4月で友人へ。次ぐらいに帰ってくる...
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