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先月、エンジンがバラバラに分解されました。



中は、かなりひどい汚れた状態でした。



ヘッドですが、前オーナーからは段つき修正と聞いてましたがあまり意味がない
ような加工がされてました。
カムの逃げ加工とポートを少し削ったような部分はありました。

加工に出してから問題が判明しました。
どうやらこのヘッド、○○○○○で加工したようです。
シリンダーとヘッドのパイ数が一気筒だけ大きい事が分かりました。
◯◯加工するとこうなる様です。
ポートも少し加工したところがありました。
致命的な事があり、もうこのヘッドは使うのを止める事にしました。

あとは、◯◯◯対策もされてませんでした。

燃焼室は、各気筒毎に湿り具合がバラバラでした。

ヘッドは使えなくなったのでR33の時のヘッドを使う事にします。
今後は、ヘッドもいろいろと手を入れて進めたいと思います。









ピストンですが、スカート部がHKSは長いのでシリンダーに擦れた跡がついて
ました。
これは、しょうがないです・・・。







腰下は、HKSの28キットが組まれてました。

前オーナーがサーキットをよく走っていたのでブロックは、再利用はせずに
ブロックは新品を使います。



メタルの辺りが一ヶ所メタルの肌が見えてました。











写真がありませんが、オイルパンを捲るとオイルの状態が酷かったです。
これは、オイルキャッチタンクからオイルパンにホースが刺さってました。
オイルを戻していたのが原因のようです。

オイルパンは、製廃になってるのでホースが刺さっていた穴は、アルゴンで
埋めてもらうしかないです。










もう、このエンジンは10年以上前に組まれたものです。
HKS 2.8キットのSTEP2と聞いていましたが、ショップも加工屋さんも
これは、STEP1と言われました。

クランクが違うので次のエンジン仕様では組まないことにしました。





いろいろとHKSも数年に一度、改良して商品が進化しているようです。





ところどころ良いものを使ってますが、矛盾したところがあって不思議に思って
しまいます。


ただ馬力やタイムが出れば良いものでは、ありません。
不安要素を取り除き対策して車をしっかりと仕上げたいですね。





もうヘッドもブロックも加工に出して進めてもらってます。
しかし、ピストンとクランクをなにを選択するかは考え中です。