私のVABは3年落ち2万キロ走行の中古車です。
購入時には、4部山の純正タイヤが付いていましたが、TC1000を約50周走行してさらに溝がなくなったのでそろそろ次のタイヤ探しを始めたいと思います。
ロードスターに乗っていた独身時代は、何も考えずにネオバ一択でしたが、タイヤの値段も上がり、VABは18インチでもあるため、国産のハイグリップタイヤは高すぎて買えません。
そこで、下記の条件(◎は必須、○は可能な限り)でタイヤ選びを始めました。
条件
◎安い
◎スポーツ走行が楽しめる
○国産
○グリップが良い
○ライフが長い
○関東ジムカーナレギュレーションに合ったTW280以上
○タイヤパターンがかっこいい
○いわゆるストリートラジアルタイヤであること
価格は2万円未満/本を基準としました。
グリップ、ライフの基準としてトレッドウェア(TW)の値を参考にしました。
グリップの良し悪しとライフの良し悪しは相反する条件ですが、目安としてTW300以下のものから選択して判断しました。
(TWだけでは判断できませんがほかの判断材料は主観が入りあいまいなので…)
ひとまず、独断と偏見で目ぼしいタイヤをリストアップした一覧を作成しました。(内容に誤りがあるかもしれません。)
いわゆる格安タイヤを中心に、ハイグリップタイヤ~セカンドグレードのタイヤが入り乱れています。
一部2万円を超えるタイヤが含まれていますが、純正タイヤや条件に当てはまるタイヤのハイグリップ版として参考に入れてあります。
黄色はハイグリップタイヤorSタイヤで、水色はセカンドグレードタイヤです。
やはりアジアンタイヤが中心となりますが、日本で開発し製造は海外(FIVEXTIRE、VALINO、Zeknova、ZESTINO)というブランドがあったり、純国産では唯一NITTOがあります。
次に、コスト(1万円以下/本)にこだわった場合の一覧です。
セカンドグレードが中心ですが、ハイグリップタイヤのアクセレラが唯一含まれました。
アクセレラ651 SPORTは安いですが18インチVABの純正サイズがないのが惜しいところです。
この中だと、
ATR RADIAL ATR SPORT2
Pinso Tyres PS-91
が評判よさそうです。
次に、昨今の関東ジムカーナで話題になっている?(ブランク15年なのでそのあたりの情報に疎いです)TW280規制に合致したタイヤ一覧です。
ただし、ジムカーナのレギュレーションではさらに細かく規制が決まっているので、この一覧に乗っているタイヤでも使用できないものはあると思います。
あくまでも、TW280相当のタイヤ一覧ということになります。
やはりここでもセカンドグレードが中心となりますが、
FIVEXTIRE GERUN 051A
VALINO PERGEA 08C
VITOUR TEMPESTA ENZO V-03R
ZESTINO ZTS-5000
は、モータースポーツ(主にドリフト)で鍛えられたハイグリップタイヤのロングライフ版という立ち位置のタイヤになります。
一部はジムカーナレギュレーションのTW280を意識して開発されてあるようです。
FIVEXTIRE GERUN 051A
VALINO PERGEA 08C
VITOUR TEMPESTA ENZO V-03R
に関してはVAB18インチ純正サイズがありません。
また、
ZESTINO ZTS-5000
に関してはUTQG情報がないのでメーカーに問い合わせたところ、
「Z-REXの商品は国内専売の為UTQGの刻印がない。ZTS-5000はTW280以下の設計で作製されている。」
と回答をいただきました。
ジムカーナの公式戦に出ることを視野に入れたら、実績のある
ATR RADIAL ATR SPORT2
NITTO NT555 G2
プラス、コストパフォーマンスがよさそうな
Pinso Tyres PS-91
が選択肢になりそうです。
最後に、純正タイヤSPORT MAXX RTのTW240相当のタイヤ一覧です。
純正タイヤと同等グリップ、同等ライフと考えてもいいのではないかと思います。
一気に選択肢が増えました。
個人的にはジムカーナのレギュレーションにこだわらないのであれば、この辺りがグリップとライフのバランスが良くて、モータースポーツを安く楽しめるタイヤではないかなと思います。
この中で気になるタイヤは
Zeknova RS606 R4
Zeknova SUPERSPORT RS
ZESTINO ZTS-5000
です。
さらに価格とライフを視野に入れて絞ると
Zeknova SUPERSPORT RS
ZESTINO ZTS-5000
が選択肢になりそうです。
Zeknovaはサイトに「セミスリックタイヤ」の文字があり気になったのでメーカーに問い合わせたところ、
「スポーツラジアルです」
と回答をいただきました。
個人的には、国内開発、海外製造のこれらのメーカーを応援したいところです。
FIVEXTIRE
VALINO
Zeknova
ZESTINO
さて、理系脳としては何でも数値化したがるところがあるので、ポイント制にして一覧化してみました(笑)
ポイントの加算内容(下記数値の範囲は未満です)
価格:~1万円(5p)、~1.6万円(3p)、~2万円(1p)、2万円~(0p)
グリップ:~TW100(5p)、~TW280(3p)、TW280~(1p)
ライフ:TW280~(5p)、~TW280(3p)、~TW100(1p)
国:国産(5p)、日本開発・海外製造(3p)、外国産(1p)
補正:純正タイヤサイズ外(-3p)、Sタイヤ(-3p)、剥離情報(-3p)
溝~6mm(-1p)、溝~7mm(0p)、溝~7.5mm(1p)、高溝設計(1p)、溝~8mm(2p)、溝8mm~(3p)
1位 15ポイント
NANKANG NS-2
Pinso Tyres PS-91
Zeknova SUPERSPORT RS
2位 14ポイント
NITTO NT555 G2
VALINO PERGEA 08R
3位 13ポイント
KENDA KAISER KR20
ZESTINO zts-5000
いろいろ考えた結果、
・安価であること(1万円前後以下)
・ジムカーナは再開したいけど公式戦を追うほどは参加しないので、レギュレーションに縛られる選択肢はなし。
・グリップは純正相当(TW240程度が目安)
・ライフは純正相当(TW240程度+溝が深ければなお良し)
・タイヤパターンはかっこよい方が良い(笑)
・国内メーカーを応援したい。
等を考慮して、
結論として
Zeknova SUPERSPORT RS
ZESTINO ZTS-5000
このどちらかにしようと思います。